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イラストの印象をお聞かせください。(6)

からあげ ミームン(@marc2bolanti)の回答

回答No.8

 スミマセン、大事な事忘れてました。 人の視覚の受容体、黄色中心なの御存知でした? 以前、網膜症で眼底写真撮った時、伺ったのは誰でも中心部は真っ黄色です。私事ですが、黄斑変性症で網膜水ぶくれレンズ状態の初期にその、黄斑部が反映して景色は黄色掛ります。 下宿の壁は漆喰白壁、その中心部はまさにこの絵の壁の色です(^<^)。まあ徹夜明けは太陽が黄色いとか、。  私のトンデモ学説ですが、閉眼瞑想でチベット密教ニルヴァーナ最終段階の空性の青、とはこの視神経の黄色の補色では? と思い当たってます。 ◇知覚(視)は「主体が環境から切り出した情報」ベルグソンの区分だそうです。 ◇感覚は「主体自身の内に生じる出来事」内的想像的複合?=創造) http://booklog.jp/users/paralogism/archives/1/4140019964 想像力で描くのもその「感覚」の部類に入る複合なのでしょう。 <心象を重視したい、>当然ですがその場合、マチスのような色彩感覚の科学的知見を利用すると、絵に凄く説得力が加わるのだと思います。主様の絵もその方向に成ってます。 「マチスの肖像」より~~カンヴァスに一つの色彩をおく、。次に私は二番目の色彩を加え、それが最初の色彩とうまくいっていない場合は、二番目の色彩を拭い去るかわりに、これら二つの色彩に調和をもたらすような三番目の色彩をおく。このようにして私はカンヴァスに完全な調和が生まれるまで、、」まあ試行錯誤繰り返しての事。 ANo.5で御紹介の赤い部屋・緑の部屋も、床まで同色なのでやはり、眩暈等の「感覚」を反映させた創造なのでしょう。 ベルグソンこそフレンチイデオロギーですし、hazar様仰ってたマルグリットのDureeと言う概念も当時流行ったベルグソニズムからです、影響大。 フランス無論、黄色壁紙も当たり前ですが、南仏ニース辺りだと、室内白壁が外光を反映した黄色も十分有り得ますね。 ( ^_^)/南仏まで旅させてもらいました。  尚、九谷の緑・黄・紫3色は、「青手」と言うヤツでした。

alterd1953
質問者

お礼

>人の視覚の受容体、黄色中心なの御存知でした? いや~。 全く知りませんでした。 ちょっと意外です。 私は本来、黄色はあまり好きな色ではないんです。 心理学では「欲求不満」を表わすと聞いたこともありますし。 どちらにしても強烈な色ですよね。 ただ、この場合は「歓喜」を表わしたかったのだろうと思います。 >私のトンデモ学説ですが、閉眼瞑想でチベット密教ニルヴァーナ最終段階の空性の青、とはこの視神経の黄色の補色では? と思い当たってます。 まぁ、無きにしもあらずでしょうね。 私も、網膜に蠢く光斑が夢のイメージの材料になると聞いたことがあります。 いずれにせよ、心と体は完全には分離出来ないのだと思います。 >◇知覚(視)は「主体が環境から切り出した情報」ベルグソンの区分だそうです。 これは、フッサールが言う「物自体は存在しない」に近いものを感じます。 >◇感覚は「主体自身の内に生じる出来事」内的想像的複合?=創造) こっちは、ヴィトゲンシュタインの「自我は世界に含まれない」辺りでしょうか。 >二番目の色彩を拭い去るかわりに、これら二つの色彩に調和をもたらすような三番目の色彩をおく。このようにして私はカンヴァスに完全な調和が生まれるまで、、」 これは「コード進行」に似てますね。 それはそうと、ベルグソンはちらっとウィキを読んだ限りでは 「心身二元論」を否定しているようですね。 現代ではほとんど自明なことかもしれませんが あの時代では革新的だったでしょうね。 ではまた(笑)

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