x>0のとき、γ(x)が最小値となるxの値は何か?

このQ&Aのポイント
  • x>0の場合、ガンマ関数Γ(x)はx=1.461633近辺で最小値をとります。
  • Γ(x) = ∫t^(x-1) e^(-t) dt で表され、Γ'(x) = ∫t^(x-1) e^(-t) (log t) dt となります。
  • 複素解析の知識が必要になる場合もありますが、具体的な値と算出方法についてはわかっていません。
回答を見る
  • ベストアンサー

x.>0ときγ(x)が最小値となるxの値は何か?

 xは実数でx.>0とすると、ガンマ関数Γ(x)はx=1.461633近辺で最小値をとるようですが、その具体的な値と算出方法がわかりません。  最初は単純にΓ'(x)=0を考え、Γ(x) = ∫t^(x-1) e^(-t) dt (∫は t = 0 から ∞)を微分すると ∫t^(x-1) e^(-t) (log t) dt となりましたが、ここから先に進めませんでした。  次にディガンマ関数ψ(x)=Γ'(x)/Γ(x)、Γ'(x)=Γ(x)*ψ(x)であり、x>0の場合Γ(x)>0なので、Γ'(x)=0の場合はψ(x)=0になるだろうと思い、ψ(x)=-γ-1/x+Σ[n=1,∞](1/n-1/(n+x))=0を考えてみようとしましたが、これもここから先がよくわかりません。  ひょっとしてこれは複素解析の知識が必要なのでしょうか?。どなたか具体的な値と算出方法をご教示願います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.1

地道に x を小刻みに動かして、Γ(x) の最小値を求めるのが、却って簡単かもしれません。ベルヌーイ数を使って、かなり速く log(Γ(x)) を計算する方法があります(高木貞治「解析概論」)。  x を小数点以下 50 桁ほどまで計算すると、次のようになりました。   x = 1.461632144968362341262659542325721328468196204006446… Γ(x) の最小値は、次のようになりました。   最小値 = 0.8856031944108887002788159005825887332079515336699034488712001658751362274173963466647982802142035947675…

pascal1991
質問者

お礼

回答ありがとうございます。おっしゃるとおり地道な求め方しかないかもしれません。英語版wikiのDigamma functionの項にも The only one on the positive real axis is the unique minimum of the real-valued gamma function on R+ at x0=1.461632144968... とだけ書いてありました。最近このことが気になっていたので、すっきりしました。 

関連するQ&A

  • 各実数xに対してlim_[T→∞] 1/(2T)

    各実数xに対してlim_[T→∞] 1/(2T) ∫_[-T]^[T] e^(itx) dtを求めよ。 この問題の解き方がわかりません。どなたか教えて下さいませんか。

  • 明日までに予習しなければならないのですが、何をしたらよいのかまったくわ

    明日までに予習しなければならないのですが、何をしたらよいのかまったくわかりません。それぞれの書き出し、ヒントをください。 微分可能な関数 f(x) は、等式 ∫[0,x]f(t)dt=e^x-1+∫[0,x](x-t)f(t)dt を満たすとする。 (1)f(x)=e^x g(x)とおいたとき、g(x)を求めよ。 (2)実数aに対して、方程式f(x)=aを満たす実数解の個数を求めよ。 よろしくお願いします。

  • 微分方程式の解き方

    {d^2x/dt^2}-x=2(t^2)e^(-t) の微分方程式を解く問題で、解答を見ると、 d/dt=Dと置いて (D^2-1)x=2(t^2)e^(-t) ・・・<1> e^t(D^2-1)x=2t^2 ・・・<2> {(D-1)^2-1}(e^t・x)=2t^2 ・・・<3> (D^2-2D)(e^t・x)=2t^2 ・・・<4> (D-2)D(e^t・x)=2t^2 (1-D/2)(D(e^t・x))=-t^2 ・・・ とあるのですが、<2>から<3>のように変形できるのが良く分かりません。 <4>以降は理解できましたので、<2>から<3>のようにできる理由を教えてください。 微分方程式特有の計算のような気がしてならないのですが、 Dが普通の実数ならさすがにできませんよね。

  • もし,確率変数Xの積率母関数が(1/3+2e^t/3)^5ならばP(X=2 or 3)の値

    度々スイマセン。 [問]もし,確率変数Xの積率母関数が(1/3+2e^t/3)^5ならばP(X=2 or 3)の値を求めよ。 という問題が分かりせん。どのようにして解けばいいのでしょうか? 積率母関数とは ある正の数t_0が存在して全てのt∈(-t_0,t_0)に対し,e^(tX)の期待値が存在するならばXの積率母関数をM_X(t):=E(e^tX) で定義する というものだと思います。

  • cosx/xの積分の値について

    ∫(-∞→∞)cosx/x dx の値を求めようとしています。 複素関数論と偶関数の性質を使って ∫(-∞→∞)sinx/x dx = π/2×2 = π というのは分かるのですが、sinをcosに変えると同じような方法がうまくいかずに困ってしまいます。 アドバイスをお願いします。

  • f(x)=0はxで微分可能か

    松坂さんの『線形代数入門』という本で p84例3.17に 全ての実数tに対して定義された無限回微分可能な実数関数全体の集合をVとすれば、VはR上のベクトル空間である。というものがあります。 そこで、全ての実数tに対して定義された無限回微分可能な実数関数の例として sintやcost、e^tなどがあがりますが、その全体の集合VがRベクトル空間であるならば、それは0を要素としてもたなければいけません。だとすると、全ての実数tに対して定義された無限回微分可能な関数としてf(t)=0も入るとしなければおかしい気がします。 また微分の定義から、f'(t)=lim(h→0){f(t+h)-f(t)}/hで 0を微分したら0という結果が得られます。 また0が無限回微分可能であるとすると、全ての実数係数の多項式は無限回微分可能ということになります。 このように考えたら0は微分可能であると考えられるのですが、正しいのでしょうか?

  • xf(x)=3x^2+4xの両辺をxで割る

    次の等式を満たす関数f(x)および定数aの値を求めよ。 ∫(下端1、上端x)tf(t)dt=x^3+2x^2+a という問題で、両辺をxで微分して、xf(x)=3x^2+4xとなるところまではいいのですが、その後どうして両辺をxで割ってしまっていいのでしょうか? x=0のときを考えなくてもいいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 複素正方行列の対数

    複素正方行列の指数関数は、実数域でのマクローリン展開を単純に拡張して xが実数のとき、   exp(x) = 1 + x + x^2/2 + x^3/6 + x^4/24 + ... より、Aが複素正方行列のとき (Eは単位行列)   exp(A) = E + A + A^2/2 + A^3/6 + A^4/24 + ... と、できることがわかりました。 一方、対数関数に関しても同様に、 xが実数のとき、   log(1+x) = x - x^2/2 + x^3/3 - x^4/4 + x^5/5 - x^6/6 + ... より、Aが複素正方行列のとき (Eは単位行列)   log(E+A) = E - A^2/2 + A^3/3 - A^4/4 + A^5/5 - A^6/6 + ... で、単純に可能かと思ったのですが違いました。 例えば、具体的に、実数正方行列  { 2, 3 }  { 4, 5 } の対数は、  { -0.304+2.195i, 1.302-1.248i }  { 1.736-1.664i, 0.997+0.947i } となりますが、前記のように単純にマクローリン展開を拡張した方法では、 実数係数の行列から複素係数が出てくることはありえないことからも、 簡単に間違っていることがわかります。 ということで、複素正方行列のマクローリン展開の方法または、 具体的な計算方法(アルゴリズム)をご存知の方がおられましたら ご教示ください。

  • cos(x/2)*cos(x/2^2)*・・・・・cos(x/2^n)

    実数x及び自然数nに対して a_n=cos(x/2)*cos(x/2^2)*・・・・・cos(x/2^n) とする。 (1)2^n*a_n*sin(x/2^n)の値はnと無関係に一定であることを証明せよ。 (2)log|a_n|をxで微分することにより、 Σ(n=2~∞)1/2^n *tan(π/2^n)=1/π であることを証明せよ この問題に取り組んでいます。 (1)で2^n*a_n*sin(x/2^n)の計算を行っていて、いろいろな三角関数の公式を利用してみたのですが全然うまくいきません。「nと無関係」ということはnが消えればいいということだと思うのですが・・・。 (2)はloga_nを微分したところ -1/2 tan(x/2) - 1/2^2 tan(x/2^2) -・・・となったのですがここから証明すべき式に変形するにはどうしたらいいのでしょうか? 回答いただければありがたいです。よろしくお願いします

  • 【問題】∫[0~3/4](√(x^2+1))dx ただしx=(e^t-

    【問題】∫[0~3/4](√(x^2+1))dx ただしx=(e^t-e^(-t)とおいて解け。) dx=1/2*(e^t+e^(-t))dtとして… そこから普通に代入してみたのですが、できません^^; どなたかよろしくお願いしますw