何で北朝鮮はアメリカと韓国が嫌いなの？

質問

無知ですいません

最近北朝鮮が韓国とアメリカを挑発していますが、何で北朝鮮はそんなにアメリカを目のかたきにするでしょうか？
National Geographic でNorth Korea のドキュメンタリーを見ましたが、内容はアメリカ大嫌い、抹殺こそ将軍様と人民の幸せみたいな感じでした。

正直、アメリカ的には「あっそ」って感じっぽいような（まず国のレベルが違う）するんですが、

なんで北朝鮮ってそんなにアメリカが憎いんでしょうか？

回答No.9

nogul2n · ベストアンサー

他の方も書いていらっしゃいますが、金王様とその周辺の人たちが今の豊かな暮らしを続けるために、極悪人のアメリカが攻めて来そうだということにして危機をあおって、人民の不平をそらしているものです。国内引き締め用にアメリカを悪役にしたてているのです。
　人民の三分の一が電気の無い生活をし、飢えてる人がたくさんいる国で最高指導者だけは「毎日たらふく食ってる」体です。誰が見たって、子供の目にも何かがおかしいとわかります。
　不平不満を持つ人々も、「今は戦時非常体制！」と言われると不平を口にしにくい。ましてや反政府行動には移しにくい。
　戦時非常体制状態は長く続けることでしょう。
　「今は戦時下。」「ほしがりません、勝つまでは。」・・・・　これは人民の不満を押さえ込む良い方便を選択しましたね。ずっと戦時非常体制と言って抑え付けておけば良い。
　限られたわずかな情報しか得られないほとんどの人民にとって、「米国がすぐにでも攻めて来そうで、もし負けたら南朝鮮人民のように米帝の奴隷となってひどい生活をさせられる。今よりもひどい生活になる。」と言われると心底恐ろしくなって、お上の言うことに協力してしまいます。
　特に今は去年秋に収穫した米を食べつくして次に麦が収穫出来るまで食べる物が無い「春窮（しゅんきゅう）」と呼ばれる時期で、一般人民は飢えている人が特に多い時期です。

　テレビに出て来る専門家コメンテーター氏らが、アメリカを交渉の場に出させるためにやっているとよく言っていますが全く違います。
　それではまるで米国が北朝鮮との話し合いを拒否しているかのようではありませんか。米国は「話し合いの場はいつでも開かれている」とずっと何年も前から繰り返し言っています。
　北朝鮮が米国と話をしたければ、北朝鮮が米国国務省に電話して「話し合いしましょう。」といえば済むことです。米国は、北朝鮮のように「話すことはない。ガチャン」と電話を切ったりしません。
　北朝鮮の外務省は日本の外務省が電話しても、ガチャンと切ってばかりでしたが。

　または、いつもの朝鮮中央テレビの女性アナが「（北朝鮮は）本日より米国と話し合いをすることを通告する！」と大声で怒鳴れば済むことです。

　でも真実味を持たせるためあまりに危機を演出したので、ちょっとは現実のことが起こらないと国内外にしめしがつきません。極地的な攻撃はやるでしょう。どこの地かはわかりませんが、韓国か日本のどこかでしょう。

　また、韓国についてですが北朝鮮は韓国国民のことは嫌ってません。極悪人の米国帝国主義が立てた傀儡（かいらい）政権のもとで南朝鮮人民は奴隷のように搾取され苦しみにあえいでいるかわいそうな同胞なので、早く南に行って南の人民を解放してあげなければならない、ということにしています。
　南朝鮮人民はこんなにもひどい生活を強いられている！　というドキュメンタリーを作って時々放送するそうです。確かに出て来る写真や映像は実際の韓国のもので、日本でいう山谷みたいな日雇い労働者が集まる町の映像とか、ソウル駅で寝てるホームレスとか、・・・・ウソの映像ではありません。しかし、脱北者で韓国で借金いっぱい作ってまた北朝鮮に逃げた人に「証言」させて、「そうです。南朝鮮では人民みんながこんな人間以下のひどい生活を送っているんです。我々北朝鮮は偉大な指導者様のお陰で人間として暮らせるから幸せですねぇ。」などと言わせています。「証言」があるとぐっと本当っぽくなります。（ナチスドイツがたくさん作ったドキュメンタリー映画も非常に説得力があったらしいです。今の韓国のテレビ局が作っている歴史ドキュメンタリーなんかも一緒です。結論ありきで、都合のいい資料だけをちょこちょこ切り貼りして持って来てドキュメンタリーを作って放送している。）
　韓国で悪いのは、人民ではなく、極悪人の米帝が立てた南朝鮮傀儡政権だ、ということにしてます。

　忘れてならないのは北朝鮮の核兵器開発はこうしている今日もまた１日、１日と進歩しているということです。
　ずっと「アメリカが攻めてくる緊急事態！」と言い続け、国際社会があたふたしているスキにちゃっかり核兵器開発は進めています。他国並みの小型爆弾の完成は時間の問題です。