凶悪犯罪者の更生は必要ですか。

質問

凶悪犯罪で無期懲役刑の受刑者は罪を悔いやむどころか、犯罪は被害者も悪かったからと考えている囚人が殆どだと何かの本で見ました。罪の償いや反省はないそうです。いつか仮釈放されて社会に戻れることが受刑者の生活の糧とのことです。犯罪の重罰化が現代の傾向ですが、終身刑のない日本で長期服役者の社会復帰は得策でしょうか。言い換えれば無期懲役囚の更生は可能でしょうか。凶悪犯罪者の社会環境が犯罪に至った原因の一つでしょうが、後悔先に立たず一度犯した犯罪は一生償えませんし被害者も一生許すことはない状況で極刑以外の服役で罪が消えるものなのでしょうか。言い換えれば凶悪犯罪者の更生と社会復帰は必要なもの尚でしょうか。お教え願います。

回答No.1

noname#205122 · ベストアンサー

難しい問題だと思いますね。「お教え願います。」とのことですが、このような問題は「教える」とか「教えられる」といった問題ではなく、それぞれ個人ごとの「考え方」の問題だと思います。だから、その考え方が「良い」とか「悪い」とか言う問題でもないような気がします。

　また、この問題は、例えば殺人という犯罪で、被害者の遺族の立場に立つか、加害者の家族の立場に立つかによっても変わってくると思います。例えば、私の息子が殺人を犯し、「無期懲役」の判決を受けたとしても、被害者の遺族にとっては、悔しくて「殺しても飽き足らない」という感情が湧くでしょうし、私にとっては、被害者の遺族の方には、本当に申し訳ないと思っても、やはり、息子には、獄中でも良い、元気で生きていて欲しいと思うものだと感じました。

　社会に復帰する以上は、ただ刑期を終えれば、（良い、悪いは別にして、刑期が終われば、罪は償ったというのが、建前ではないでしょうか？）良いということではなく、「更正」してもらわなければなりませんが、受刑者自身の性格とそもそも犯罪に至った経緯の問題、受け入れる社会の体制の問題など、課題は多いし、それらが複雑に絡み合っているような気がします。もちろん、あなたも書かれているように、終身刑や死刑制度など刑法上の問題や量刑の問題も多々あり、時々話題に上りますよね。

　私はこういった法律だとか、犯罪問題には全くの素人ですので、この程度しか考えられませんが、思いつくところを書いてみました。

お礼

十分です。有難う御座いました。