• ベストアンサー

ガ行鼻音について教えて下さい

先日古本屋で明解日本語アクセント辞典(第2版)を購入しました。 この辞典の解説の中で、語中語尾のガ行音というのが理解できなかったので質問します。 鼻にかかるカ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜とあるのですが、今までそのようなことを意識したことがなかったので、私の頭の中は混乱しています。 以下に辞典中の解説に書かれてるものを引用します。 1.語頭のガ行音は鼻音化しない。但し、助詞「が」「ぐらい」、助動詞「ごとし」などは鼻音化する。  ガイコク(外国) ギンコー(銀行) ゲタ(下駄) 2.語中・語尾のガ行音は鼻音化するのを原則とする。  ハルカ゜スミ(春霞) ヤナキ゜(柳) ウク゜イス(鶯) ツケ゜ル(告げる) ヒルコ゜ロ(昼頃) 正直「えっ!?それって全部同じ発音(ガ行)じゃないの!?」という気持ちです。 巻末にある語中のガ行子音の分布図を見ると、私が生まれた県も、現在暮らしている県も(ガギグゲゴ)と発声する場所なので周囲に確かめようがありません。NHKのアナウンサーの発音を聞いても違いが分かりませんでした。 そこで質問ですが、標準語を用いて生活している人は、ガ行を区別して発音したり、聞き分けられたりできるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • telescope
  • ベストアンサー率54% (1069/1958)
回答No.3

が行鼻音は関東の一部から東北にかけて使われる特有の発音です。 標準語の発音ではありません。 江戸っ子(神田あたり)のヒとシを混同するのと同断です。 国語学者に関東出身者が多かったためか標準語の発音と誤認されていただけです。 代々東京に住んでいる人でもが行鼻音を使わない人は多く居ます。 東京方言は標準語ではありません。 東京方言はあくまで一方言です。 美智子皇后が婚約記者会見で、『が』と発音して一部言語学者が批判したことがあり、後の記者会見では、完璧なガ行鼻濁音を使い、言語学者をあっと言わせたことがありました。 無知からとはいえ、ずいぶん不敬なことをしたものです。 最新の「新明解日本語アクセント辞典」もガ行鼻音を「カ」に「゜(半濁音記号)」を付けてつかっているようですし(参考URL)、まだ使っているアナウンサーもいることは残念です。 知識として、そういう発音もあるということを知っていても構わないと思いますが、聞き分けたり、発音したりする必要は全くないと思います。 あんな気持ちの悪い音が標準の発音とされることには我慢がなりません。 適当なサイトが見つかりませんでしたが、方言の分布について記した書物をあたれば納得されると思います。

参考URL:
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/jap_acc.html
gastric_stinker
質問者

お礼

実はさっきまで「鼻濁音」で検索かけて色々なサイトを見て回りました。 中には「古来から伝わる美しい日本語(=鼻濁音を指すらしい)」が使われなくなったことを嘆くような文章も見かけましたが、別のサイトによると、中国地方では数百年前から既に使われていない発音だと書かれていました。 私の周囲では全く使用されていない発音ですし、私の耳も聞き分けられないようですので、もう気にしないこととします。

その他の回答 (5)

noname#13376
noname#13376
回答No.6

#5です。 一部訂正。文章の意味が意図と違って取れるので。 フランス語の音は好きですし。 いちいち鼻にかけて音を抜けさせる、フランス語のような鼻濁音は気持ち悪いですしね。 ↓ いちいち鼻にかけて音を抜けさせるような、日本語の中にフランス語のような鼻濁音をまぜるのは、気持ち悪いですしね。

noname#13376
noname#13376
回答No.5

人間は普段自分の話さない音について、聞かない音については、(訓練をしなければ)発声することも、聞き取ることもできないといいます。 ちょうど日本人がはじめて英語を母語とする人たちの「英語」を聞いたときに、聞き取れない音がいくつも出てしまうのと同じです。 しかし、質問者さんも、実は鼻濁音を発声していらっしゃいます。多分。 次の言葉を、声にだして、普通の速度、普通の声の大きさで言ってみてください。 おんがく(音楽) さんがく(山岳) いかがでしたか? [ng]という音がありましたね。 ではつぎに がくだん(楽団) がっこう(学校) です。先ほどとの違いを確認されましたか? もし、お分かりになれなければ、録音した音を交互にきいていただければ、発声を違えてしゃべっていらっしゃることが分かるでしょう。 あと、ひとがしゃべっているのを聞き分けられるか、ですが、気に留めているときに鼻音ではなく発声されると、「が」が強く聞こえますが、普段は気にしていません。 ただし、どうしても気になるのは、カラオケなどで「が」音が入ってくる場合、先頭の「が」であっても、鼻濁音で歌って欲しいな、とおもうのですよねぇ。できなければ、「が」の音を強く響かないようにして歌って欲しい。 ちなみに、回答者さんは、ご希望ではないので、余計なお世話ですが、鼻濁音を発声できるようになるには、先ほどのような「ん」の次にくる「が」の言葉で、感覚をつかむと、あとはだんだんと自分が話す場合は違いが分かり、他の言葉でも発声できるようになるでしょう。 ---- いま、書き込もうとして、ふと前の方の回答をみると「あんな気持ちの悪い音」という文字列が見えましたが、鼻濁音は無理して発声する音ではありません。 いちいち鼻にかけて音を抜けさせる、フランス語のような鼻濁音は気持ち悪いですしね。 でも、鼻濁音の方がきれいに聞こえるとき(聞こえる言葉)があることも、また事実ではないでしょうか? あと、「標準語」なんていう(言葉はあっても)日本語は、日本には存在しませんし、だれも「標準語を作ろう」などとも言っていません。詳しくは参考URLの#4をお読みください。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=793276
gastric_stinker
質問者

お礼

なるほど、なんとなく分かるような気がします。けれども助詞の「が」を「んが」と発音したり聞き分けたりするのはできません。一々意識して話せないですし。 今後鼻濁音を使用する地方に住むことはなさそうなので、マスターしようとも思いません。(というか諦めました…笑)

  • ozasho
  • ベストアンサー率23% (41/176)
回答No.4

はい。標準語ではない(甲州弁)ですが発音&聞き取りしてますよ。私も子供の頃から学校等で注意されて育ったので子供たちにも幼稚園の頃から注意しています。 しかし最近はこだわらない人が多くなってきたと思っていました。 歌を聴いていても区別してない人の方が多くって(わざと?)いまいち入り込めない時もあります。 また、テレビで偉そうなこと言っている人が鼻濁音ができてないだけでちょっと見下したりして...。 まさか全国共通じゃ無いなんて思ってもいませんでしたので...。gastric_stinkerさんごめんなさい。

gastric_stinker
質問者

お礼

へぇ(×20)学校で鼻濁音を教える地方が存在するとは、ビックリしました。大変ですねぇ。 ちなみに鼻濁音を使わない地域は辞典の分布図によると九州・中国・四国・近畿の一部・愛知・岐阜の一部・新潟・群馬・埼玉・栃木の一部・千葉の一部・北海道の数ヶ所となっていました。 今まで上記地域にしか(全部じゃないですよ)住んだことがなかったので、鼻濁音の存在に全く気付きませんでした。

  • chaff
  • ベストアンサー率30% (264/874)
回答No.2

私は標準語を使いませんが、発音/聞き取り共にできます。 「午後零時」は「ゴコ゜レイジ」 「加賀まり子」は「カカ゜マリコ」ですよね。 実は鼻濁音は私の名字にも使われていたりします。 関係ないですが、四国には WA,WI,WU,WE,WO (わ,ゐ,う,ゑ,を)を正確に発音できる人がいるとか.. 同様に鼻濁音も消え行く運命にあるのでしょうか?

gastric_stinker
質問者

お礼

う~ん、私にはゴゴレイジでカガマリコですねぇ。難しい、というかサッパリ違いが分かりません。 以前関西出身の人から、「せ(そ)やな」の「せ(そ)」は「せ」と「そ」の中間音やで、と教えられたことがありました。

  • fine_day
  • ベストアンサー率70% (6285/8867)
回答No.1

昔は「鼻濁音」(びだくおん)が普通の濁音と使い分けられていたけれど、現代では2つの音の差がなくなってきている…という話を大学の講義で聞いたことがあります。 『ガマガエルの2つの「ガ」は違う発音なのだ』 『特に若い世代では鼻濁音の発音が出来ない人が多い』 との話もありました。 専門家ではないので詳しくはわかりませんが、よろしければ「鼻濁音」で検索してみてください。関連した話題のページがたくさんヒットします。

参考URL:
http://www.nhk.or.jp/bunken/nl/n028-l.html
gastric_stinker
質問者

お礼

参考URLを見ました。読んでいて思い出したのですが、昔小学校で歌の練習をする際に、先生から「ここの『が』は『んが』と発声するんだよ」と教えられました。 先ほどからNHKの音声を聞いていますが、やっぱり私の耳では区別がつきませんでした…。

関連するQ&A

  • m,n の音について

    英語の鼻音 m ,n は鼻から息が抜ける音、よって耳にはとりわけ 日本人の耳には不明瞭な音で聴き取りづらい音と聞きます。 単語の語中や語尾にこの音がある場合はなんとか発音できると 思いますが、この音が語頭に来て次に母音が続くと、日本語の 「マミムメモ」「ナニヌネノ」となりがちと感じます。ただ それでは鼻から空気が抜ける鼻音になっていないと思います。 実際、ネイティブの音を聞いても鼻から空気を抜いて音を出し ているか否か判別できません。正しい発音を教えてください。

  • ハングル ある種の法則

    ※ 以前から表記と発音との違いが気になっていたのだが、その勉強の過程で   以下の法則を見つけたので-特に「そんな事はない」等々のご異見あらば   伺いましょう   法則-平音ㄱㄷㅂㅈは語頭とパッチムを除き「平音の清音」で発せられる事はない   つまり「語中/語尾」となったときには必ず「濁音化 / ㅎに関わった際の激音化 濃音化」のいずれかの現象が起き、とどのつまり「平音の清音」で発音される事はない。 (但し、接辞関係の接尾語の頭は語中ではなく「語頭」ですので念の為) だ、大発見 ジャジャ~ン!! - エッ? 今さら何を当たり前の事をですと~? これを覆す回答あらば 「いい勉強になる」 と期待しとります。

  • 【長文です】韓国語は語頭が濁らないってウソ?

    韓国人から韓国語を習っています。その先生はとても日本語が上手で、敬語、尊敬語、謙譲語等も 私達日本人より正しい言葉を使える方なのです。先日 発音の練習をしていたら指摘を受けました。 (1)「見る」「行く」「暑い」「甘い」等々の単語の 語頭の発音が「少し強いです」といわれました。 見る→b 行く→g 暑い→d 甘い→d ・・・上記のようにアルファベットで発音を書いて下さったのですが、全て濁音になっていますよね? 私の持っているテキスト全てには 「韓国語は語頭はにごらないという法則がある」とか「カ・タ・パ・チ」 の音が語中や語尾に来た場合は「濁音化」すると説明されているので それを鵜呑みにして今まできておりました。 先生にそれを話すと「そんなことはないですよ!ためしにdやgの音にして発音してください」と おっしゃるのでそのようにしてみると「それでokですよ!すごくいい発音です!」と言われました。 (2)「餅」→dd 「短い」→jjでとの指導も。 (3)「脱ぐ」「易しい」等のパッチムの音も「p」ではなく「b」で 発音が「上手です!」といわれました。 (4)会話のCDを聞いてみると、語頭が濁音化されているものはないのです。いろいろなテキストに 付録されているCDを全てをよく耳を澄まして聞いても 語頭からgdbjの音で発音されているようには どうしても聞こえないのです。。。 そして同じ「行く」の単語が語中や語尾に混じる文章でも gのときとkのときとがあって どう理解すれば良いのかますますわからなくなりました。 他に知り合いの韓国人にもきいてみましたがやはり「見る」→「p」ではなくて「b」だと言います。 (1)(2)(3)(4)を全て答えていただけなくても結構なので 詳しく分かりやすく すっきり説明してくださる方 待っております

  • 「ん」の発音は5種類[n],[m],[ng],[N]と鼻音化した[n]

    日本語「ん」の発音は5種類[n],[m],[ng],[N]と母音にはさまれて、鼻音化した [n] と聞きました。[N] とはどんな音か教えて下さい。いろいろ調べましたが、手持ちの本、インターネット検索では見付けられませんでした。

  • 韓国語の平音の発音について

    韓国語の平音の発音について 独学で韓国語を勉強しています。まだ始めたばかりなので、まずは発音からということで細かい文法の勉強はまだ行っていません。キクタン韓国語の入門編で基礎的な単語を覚え、発音の仕方を真似して覚えています。言葉を覚え始めの2歳児のようです。 韓国語には平音という区分の子音があります(アルファベットで表すとg,d,b,j)。 ほとんどの参考書で、平音は語頭では濁らず語中では濁ると書かれています。 疑問に思ったのですが、下記の1と2のどちらが正しいのでしょうか。 1、ネイティブの人は語頭語中の平音を全く同じに発音しているが、その発音を日本人が聞くと語頭だと濁らずに語中だと濁って聞こえる。 2、ネイティブの人は語頭語中の平音を全く同じに発音しているつもりだが、無意識のうちに語頭だと濁らせないで発音し、語中だと濁らせて発音している。 どちらでしょうか?またはこれ以外の見解がありましたら教えてください。 ある参考書で平音の発音の仕方として、濁音と清音の間の音(例えば「か」と「が」の中間の音)で発音するというように書いてありました。 このことから上記の1の方が正しい気もしますが、参考書のCDを注意深く聞いてもよく分からなかったし、人に聞いて確かめる手段もないのでここで質問させていただきます。 他にも発音に関して疑問点は多々ありますが、1度に質問すると繁雑になってしまうので今回はこの質問のみとさせていただきます。

  • (古語の「お」と「を」) 発音の違いの法則に関して

    手元の(安直な)古語辞典によると「尾」、「夫」、「男」、「女」、「小笠原流」、「惜し」、「折る」…、語頭は全て「を」で始まっています。 語頭が「お」の単語に50ページを割いているのはよいとして、「を」の単語にも13ページを費やしていて、これでは「基本は『お』、例外的に『を』」という怠け者向きの納得の仕方は通用しなそうです。 同じ語頭にありながら、嘗ての日本人が如何なる場合に「お」と発音し、如何なる場合に「を」と発音していたか、緩いにしても何か法則めいたものがなかったのですか。多分、識者の間では知られている事があるのだと推測します。素人が知っていても悪くない程度の知識が欲しいです。ここでの解説が困難であれば資料の紹介でも結構です。 よろしくお願いします。

  • [朝鮮語] 語幹末が○(イウン)パッチムの用言は存在する?

    朝鮮語を最近勉強しはじめた者です。先日「語幹末のパッチム(終声)が口音あるいは鼻音である用言は、後ろに続く語尾や接尾辞が平音で始まっている場合、その平音を濃音に変えて発音する」という発音ルールを学んだのですが、その例をノートに書いているとき、「語幹末が○(イウン)パッチムである用言は存在するのだろうか?」という疑問が浮かびました。持っている小型の辞書、単語集では見当たらなかったのですが、そのような用言(あるいは存在しないという証拠)を御存知の方がいらっしゃったら教えてください。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 日本語教育の関する問題、よろしくお願いいたします。

    日本語教育の関する問題、よろしくお願いいたします。 日本語で発音する時に、(1)破裂音・(2)鼻音を用いて発音する単語を一語ずつひらがなで示しなさい。 日本語で発音する時に、(1)両唇音・(2)摩擦音を用いて発音する単語を一語ずつひらがなで示しなさい。 答えは何ですか。このような問題について、どんな本を読んだら、いいですか。よろしくお願いいたします。

  • ロシア語の発音について

    ロシア語について、全く知識がない者です。たまに、ロシア語を耳にする時、発音が難しそうだな、絶対まねできそうもない音ばかりだなといつも思います。日本語と全然発音が違うからそのように感じるのでしょうが、いったい、ロシア語の母音や子音はどのような音なのでしょうか。子音がたいへん多いのでしょうか?鼻音が多いのでしょうか? 

  • 「いけない」のアクセントは?

    「ここに居てはいけない」などの「いけない」ですが、新明解日本語アクセント辞典で調べると、平板型で低高高高となっております。 ところが、当地(北海道で東京式アクセント)の人に発音してもらうと、中高型で低高高低と発音します。 当地の発音が間違っているのでしょうか?東京ではどう発音していますか? 宜しくお願いします。