• ベストアンサー

天皇家は神道?仏教?

天皇家の信心は神道でしょうか?仏教でしょうか? 天照大神はよく神棚で見かけますし 仏教が伝わる前は神道を崇拝していたと思います しかし歴史的には 出家した法皇が居たりと仏教な面もあります 現在の皇室はどうなのでしょう?

  • 歴史
  • 回答数9
  • ありがとう数13

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.7

>天皇家の信心は神道でしょうか?仏教でしょうか? 明治維新前後で変わりますね。 ご存知の様に、明治政府は「天皇中心の国家」を目指して政策を進めましたよね。 (江戸幕府が、仏教中心の国家でしたから反動でしよう) そこで、神仏習合を廃止して「天皇=神の子孫(生きている神様)」としたのです。 ここから、天皇は「天照大神の子孫」との考えだけが優先します。 つまり、国家神道の誕生です。 明治維新以降は、天皇家は神道となります。 が、明治維新までは「神仏習合」です。 門跡寺は、天皇家一族から出家がある寺ですよね。(明治維新時に、廃止) 江戸時代まで、皇室の葬儀は「仏教」で行なっています。岩倉具視・三条実美に暗殺された?孝明天皇(明治天皇の父)が仏教式で葬儀が営まれた最後の天皇です。 ※三条実美など(都落ちの時)は、孝明天皇から「逆賊・追討例」が出ています。 江戸時代までの皇室の位牌は、京都の泉涌寺など皇室の菩提寺に祀られていました。 嘘か真か、明治維新寺に「皇居の祭殿に移した」様です。 >現在の皇室はどうなのでしょう? 完全に、神道です。 明治天皇・大正天皇・昭和天皇も、神道で葬儀を行なっています。 天皇即位の儀式も、神道形式で行ないます。

azuki-7
質問者

お礼

回答ありがとうございます

その他の回答 (8)

  • sanjakubo
  • ベストアンサー率44% (44/99)
回答No.9

日本人の宗教観を示す言葉に、次のような表現があります。 ― 「あれか、これか」ではなく、「あれも、これも」―   人によって評価は分かれるかもしれませんが、良い意味での「神仏混交」であると私は考えています。細かいデータ等は個別に検索して勉強していただくとして、大雑把に概説してみたいと思います。 質問者さんは、神道をかなり固定的なイメージで捉えておられるのではないでしょうか? 「仏教伝来」以前もしくは「十七条の憲法制定」以前は、皇室の信心はすべて「神道」であったと言えるでしょう。 但し、この当時の「神道」は、 1、 祖霊としての「氏神への崇敬」 2、 穀物神・水神等の自然神への崇敬 という内容のものだったと考えられます。明治以降の国家神道、現在の神社神道が形作られるのは、かなり後の事です。この点については、専門家の論考を詳しく読まれた方が宜しいと思います。 http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%A5%9E%E9%81%93/ 「即位の儀礼としての大嘗祭」や「収穫を祝う儀礼として新嘗祭」は、恐らく仏教伝来以前から行われていたと思われます。(儀礼の内容は時代と共に変遷していると思います。)そして、現在も続いています。当然、当時も神を祀る「宮 みや」「社 やしろ」「祠 ほこら」等に類する施設があり、何らかの祭祀・儀礼は行われていたでしょうが、今日の神社そして神道儀礼では無かったでしょう。「今日の神道は日本に仏教伝来してから形成されたものである」という点をよくご理解ください。  先に、「仏教伝来」以前もしくは「十七条の憲法制定」以前と私が書いたのは、それぞれのエポックが「当時の天皇家が原始神道から仏教に移行していく象徴的事例」だからです。 ◎仏教伝来   仏菩薩は異国の神として受入れられました。従来からの自然神への崇敬だけでは疫病・凶作・災害に対応できないと考えられたから、異国の神が導入されたと解されています。 ◎十七条の憲法   「十七条の憲法」が聖徳太子が定めたかどうかについては論争があります。仮に、聖徳太子に仮託して著されたとしても、飛鳥奈良平安時代にいわゆる「鎮護国家仏教」が形成されていく過程を示す史料であると言えるでしょう。いずれにしても、天皇家を中心として国家を治めていくためのイデオロギーとして天皇家は仏教を採用するようになったことを示す文献であると考えられます。 天智天皇、天武天皇、持統天皇、そして聖武天皇の治世の時代に、天皇家の宗教は仏教が大きく占めるようになりました。一番わかり易い事例としては、諸国に国分寺・国分尼寺を建立したことでしょう。鎮護国家という言葉に代表されるように、天皇家のため国家のため僧侶による祈祷がさかんに行われるようになりました。 (尚、蛇足ですが、御所内には、陰陽師寮も置かれておりましたから、卜占という神道でもない、仏教でもない信仰(?)も存在していました。) 持統天皇が亡くなった時に、仏教式に火葬が行われ埋葬されております。また、13世紀以降、多少の紆余曲折はあったと思いますが、天皇家の葬儀が泉涌寺 (せんにゅうじ)で執り行われるようになりました。 http://japanese.hix05.com/Folklore/Burial/burial14.emperor.html http://allabout.co.jp/gm/gc/67441/2/ 孝明天皇までは、歴代天皇の葬儀は仏教で執り行われましたが、明治天皇以降天皇家の祭祀から仏教は排除されたようです。徳川幕府が寺請制度等仏教を政治の中に組み込んで来たことに対するアンチテーゼとして、神道を政治の中心に据えました。そして、天皇家の祭祀はすべて神道になりました。 但し、明治憲法下に在っては、泉涌寺 (せんにゅうじ)の維持管理のために宮内庁からは費用が支出されていたようです。 > 大日本帝国憲法施行以来日本国憲法施行まで、営繕・修理費は全て宮内省が支出していた。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E6%B6%8C%E5%AF%BA > 仏教で葬儀されお寺の墓地内の陵(みささぎ)に埋葬された歴代天皇に対しても、追善の意が捧げられていました。 現在の憲法になっても、天皇家の祭祀は明治憲法下と同じように行われています。少なくても、昭和天皇の大葬、今上天皇の即位からはそう受け止められます。

azuki-7
質問者

お礼

知ってますよー

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.8

 こんばんは。結論から申しますと「イデオロギー」としては「神道」ですが、政治形態の上からは仏教との形になります。  「政治形態」といったのは、例の聖武の問題があるからです。聖武は玄昉による母親の治療などを通じて仏教に傾倒していきます。そして「法皇」とは世俗を離れ「超越した存在になる」ことを意味しますから、全てを支配するとの色彩を帯びることになります。こうした「二つの法」を中世史家の黒田俊雄は「王法仏法」などと称しています。  出家することは世俗の規範から離れることを意味し、それが王である場合は同時に世俗の規範を配下に治めるとの意味で超越的な存在を意味することとなります(俺に逆らった奴はトンデモナイ目に会うよ、との恫喝でもある)。  これに対し、仏教が神道と融合するのは8世紀中頃とされています。東大寺を創建するにあたり地鎮祭の様な形で魂鎮めを行ったとの由来ですから、両者がさほどの敵対関係にあったとはいえず、それを殊更にデフォルメして歪めたのが例の本居宣長やら賀茂真淵といったイカレた国学者です。  東大寺や醍醐寺は天皇家とも繋がりがあり、一方の伊勢神宮は形式的に参拝する程度でしょう。そういった意味では無宗教とも呼べるでしょうね。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとう

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.6

神道と仏教は全く矛盾することなく両立できます。どちらも排他性がなく、機能がかぶっていないからです。「神様 仏様 稲尾様」。日本人なら分かる話。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございます゜

  • izuhara
  • ベストアンサー率31% (97/310)
回答No.5

>しかし歴史的には 出家した法皇が居たりと仏教な面もあります 当時は神仏混淆ですから、当然のことです。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございました

  • vayasicof
  • ベストアンサー率39% (141/354)
回答No.4

今の今まで一切疑うことなく神道だと思ってました。 祖母が子供の頃 キリスト教の一番の偉いさんがローマ法王で 神道の一番の偉いさんが日本の天皇と 言われたとおりずっと思ってましたけど 確かに歴史で習った気がするのに何故今まで疑問に思わなかったのか… 回答としましては、現在も神道だと思います。 理由としましては、私は今まで言われた通り神道だと思っており今日始めて疑問に思いましたが その疑問を解決できなかった故に神道であると考えております。 あなたの質問にきちんと答えた回答でなくてすみません。 あまりにハッとしたのでつい…

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございます゜

  • E-FB-14
  • ベストアンサー率14% (402/2868)
回答No.3

天皇家は代々太陽を神とする。 太陽神です。 ですから天照大神は太陽の別の呼び名です。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございます

回答No.2

テキトーな回答しちゃったので、追加回答します。 天皇は、明治以前から、神社神道の最高神官だそうです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1349624533 ここに同じような質問と回答がありました。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとう

回答No.1

神道の総本山(?)ですよ。

azuki-7
質問者

お礼

あれがとう

関連するQ&A

  • 天皇家が神道になったのはいつから?

    仏教伝来以降仏教徒だった天皇家が神道になったのはいつ(具体的に何天皇)からでしょうか? 現代では天皇は神道の法皇です

  • 国家神道についてレジュメ化をしてみたので、間違っている個所があればご指

    国家神道についてレジュメ化をしてみたので、間違っている個所があればご指摘をお願い致します。 ○皇室神道 →祖先(天照大神、昭和天皇)崇拝 ○神社神道 →火、水、狐などを神と定義し祀る →日本に一番根付いていた宗教 ⇒皇室神道と神社神道が融合 =国家神道 →天皇崇拝及び自然を祀る宗教 ⇒大部分の国民の取り込みに成功→国家宗教化

  • 神道勢力と比べ仏教勢力は

    神道勢力と比べ仏教勢力は 何故近世初頭まで仏教勢力の一部は国家の中枢(まつりごと)に係わる事が出来て 神道勢力は係わる事が出来なかったのでしょうか? 皇室は広義の意味では神道と捉えられるかもしれませんが 何故その他の神社神道勢力は(まつりごと)に係わる事が出来なかったのでしょうか? 僧侶は出家さえすれば誰でもなる事が出来、宮司は主に世襲制だったからというのが 理由の一つにもなるのでしょうか。

  • 天皇陛下の「あの世」は?

    天皇陛下(または皇族)は崩御された後、どのような「あの世」へ行くことになっているのでしょうか?一般の日本人は仏教の影響(?)で、三途の川を渡って極楽浄土へ、といったイメージがありますが、皇室は神道なので当然違いますよね?また、天照大神に直接連なる以上、一般の神道信徒とも全く別格の道が用意されているかと推察します。皇室の祖霊になるのでしょうか?それは具体的にどのような過程をたどるのでしょうか?古事記に出てくるような黄泉平坂を越えたり、仏教の中有に相当するような宙ぶらりんの期間があったりするのでしょうか?お詳しい方がいらしたら、ご教示下さい。参考文献なども教えて頂けると大変勉強になります。どうぞよろしくお願い致しますm( _ _ )m

  • なんで天皇家は天照大神より強い天御中主神を崇拝して

    なんで天皇家は天照大神より強い天御中主神を崇拝していないのですか? 普通の考えなら天照大神より上の天御中主神がいるなら、天皇家は天御中主神を拝み崇拝すべきなのでは? なぜ中途半端な中間管理職の天照大神を伊勢神宮で大事に拝んでいるのでしょうか?

  • 神道(もしくは仏教や中国の古代思想)と方角について

    神道、もしくは仏教や中国の古代思想における方角の意味について知りたいと思っています。 特に「北」の方角について詳しく知りたいです。 今いろいろ調べてわかったことは、いくつかの考え方(思想)が混在してしまっているとは思いますが、 1.北は、北極星を天の中心にあると考える思想のように、最も大事な方位であるという考え方がある。その意味で、天照大神が北に位置する。 2.神道では、神が北方位に背を向けて、北からの寒風を遮り、信者は南の温かな陽の光を背に受けて礼拝する方位関係がある。 3.天子、皇帝は南面して天下を治める。つまり、北側に位置する。 4.神棚をまつるときは、南向きもしくは東向きになるようにする。つまり、神棚の位置は北、もしくは西になる。 というようなことがわかりました。これらから、日本の神道では神様は北側に存在することになるのかな?と思っているのですが、考え方は正しいのでしょうか? また、神道以外にも仏教や中国の古代思想などで北という方角に何か特別な意味があるのであれば、教えていただければと思っています。 よろしくお願いいたします。

  • 仏教・神道にでてくる仏・神について詳しい本

    仏教・神道関係に出てくる仏や神について詳しく書いてある本を教えてください。 お願いします。 あまりにもありすぎて、どれがいいのかわかりません。 ネット書店だとよく中身がわからない半面、近くの本屋はあまり品揃えがよくありません。 所望しているのは、如来や菩薩、閻魔などの仏教に出てくる仏関係、天照大神や猿田彦などの 八百万の神について詳しく書いてある本です。 情報不足で申し訳ありませんが、本屋で探したものがあまりにも情報不足で仏や神の歴史を ただ書いている、というものだけでした。 正直薄ぺらっかったです。 情報お待ちしております。

  • 神社の神様って?

    お寺(仏教)では、だれに手を合わせてますか?お釈迦様? 神社(神道)ではどうですか?天照大神?それって天皇家の祖先? はっきりしません。教えてください。

  • 天皇が神なら女性がなるはずでは?

    天皇ってずっと男で通してきましたよね。 何年か前に女性を天皇にしようとしてましたけど、結局はなくなりました。 昔は天皇は神として考えられていましたし、今も神道を信仰しています。 ふと疑問に思ったのですが、神道の最高神というか盟主的な神は天照大神で女神ですよね? この神道を元に考えるなら女性が天皇になるのが自然な流れだと思うんですけど、なぜ男性オンリーになったんでしょうか?

  • 神道でイザナギノミコトの扱いが高くないのは何故でしょうか?

    神道では天照大御神を最上の祖神の地位で敬う一方で、国と神を生んだイザナギの扱いが他の神と比べても高くないように思います。 古事記・日本書紀を見るに、最も初めに高天原に現れたのは天御中主神でした。 しかし、神道=天皇家支配の正当性の根拠とする為、天皇家とは直接血のつながりのない造化三神は自発的に退場したこととし、その何代か後で高天原を支配する天照が最も偉く、彼女の直系の子孫である天皇家こそ日本を支配するに相応しい、としていると認識しています。 しかし、造化三神ではなく天照をトップに置く根拠が天皇家の血統であれば、天照の親であるイザナギ・イザナミまで直系で遡れ、又、彼らは神生み国生みと日本の支配を正当化するに十分な功績があり、天照に高天原の支配を命じたのも彼らだったと記憶しております。 その背景の上で何故、神道においてイザナギの位置付けは高くないのでしょうか?