物体の落下における空気抵抗の影響と計算方法

このQ&Aのポイント
  • 空気抵抗を受ける物体の落下について、物体の速度と位置の関係式を導出しました。
  • 導出された関係式を用いて、物体の速度と位置を計算する手順を解説しました。
  • 式(2.23)で表される位置の計算式において、m/kという項が抜けてしまっていることに気付きました。この項が抜けてしまったことにより、計算結果に誤りが生じる可能性があるため、正しい計算手順を確認する必要があります。
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積分後m/k分合わない 空気抵抗を受ける物体の落下

本には v=dy/dt = -√(mg/k) * [1-e^{-2√(kg/m)t - C}] / [1+e^{-2√(kg/m)t - C}]     (2.22) ここで、t=0 のときに v=0 であるから C=0 と定まる。 さらに、式(2.22)をtで積分するとyが次のように求まる。 y = -√(mg/k)t - m/k log( 1+e^2√(kg/m)t ) + C'     (2.23) ・・・と書いてあります。 これを自力でやってみました。 「t=0 のときに v=0 であるから C=0 と定まる」とあるので、式(2.22)はCを消して実質 v=dy/dt = -√(mg/k) * [1-e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}]     (2.22)' になります。これをtで積分すると、 ∫(dy/dt) dt = -√(mg/k) ∫[ [1-e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ] dt ∫dy = -√(mg/k) ∫[ [1+e^{-2√(kg/m)t} -2e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ] dt y = -√(mg/k) ∫[ 1 - [2e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ]dt y = -√(mg/k) [∫dt - 2∫[ [e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ]dt ] y = -√(mg/k)t + 2√(mg/k)∫[ [e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ]dt ここで分母を微分すると、[1+e^{-2√(kg/m)t}]' = -2√(kg/m)・e^{-2√(kg/m)t} ということで、後ろの項は、分子が-2√(kg/m)・e^{-2√(kg/m)t}であれば、積分すると晴れて log | [1+e^{-2√(kg/m)t}] |にできます。 ちょうど積分記号∫の前に+ 2√(mg/k)がありますので取り入れて y = -√(mg/k)t -∫[ [2√(mg/k)・e^{-2√(kg/m)t}] / [1+e^{-2√(kg/m)t}] ]dt y = -√(mg/k)t - log | 1+e^{-2√(kg/m)t} | + C' ・・・あれ? 式(2.23)の m/k はどこから降ってきたのでしょうか? どこか計算を抜かしていますでしょうか? どうか教えてください。お願いします。

  • libre
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  • suko22
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回答No.1

>ということで、後ろの項は、分子が-2√(kg/m)・e^{-2√(kg/m)t}であれば、積分すると晴れて >log | [1+e^{-2√(kg/m)t}] |にできます。 >ちょうど積分記号∫の前に+ 2√(mg/k)がありますので取り入れて ここが違います。取り入れられません。逆数になってますよ。 それからlogの中は、この場合正が保証されている(1+e^{-2√(kg/m)t}>0)ので絶対値はいりません。 2√(kg/m)と+2√(mg/k)は違います。 ポイント部分だけを書くと、 2√(mg/k)*{1/-2√(kg/m)}=-m/k とでます。 確認してみてください。

libre
質問者

お礼

ありがとうございます。 実はこちらでも今それを見つけたところです。(恥 でも、絶対値も疑問だったんですよ。 > それからlogの中は、この場合正が保証されている(1+e^{-2√(kg/m)t}>0)ので絶対値はいりません。 ということだったんですね。 お陰様でスッキリしました。 ありがとうございました!

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