• ベストアンサー

千と千尋の神隠し

千尋が銭婆にハンコを返しに 電車に乗って行きますよね あの電車や 黒い半透明の影の乗客は  何を現していると思われますか 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.1

単純に真っ先に考えられるのは、仕事やそれに伴う困難に疲れた社会人の象徴・・というところだと思います。 そもそも電車というモチーフが、「仕事や問題に負われている仕事中には出来ない、自分の気持ちを整理したり、今後の身の振り方を模索したり、心を休めたりするひととき」を表していると思います。特に日本の都会で働く人達にとって、このシーンを、電車で帰宅する自分とダブらせない人はあまりいないと思います。 そして、それはまさしく電車に乗り、物思いにふける今の千尋そのものです。千尋は湯屋での今までを思い返し、そして最大の困難になるであろう銭婆に会うという今、次にどう出ればいいのかを考えています。あるいは時には何も考えず心身を休ませています。 ビジネスマンを思わせる影の乗客達と、その時の千尋は結局同じなのだと思います。まぁこれは当然かもしれません。だって「あの電車に乗って、職場から遠ざかっている」というだけでもお互いの境遇はかなり似ているのですから。 この作品の根本的なテーマの1つは「社会」だと思います。監督は「(簡単に言うと)甘ったれの女の子の、成長物語」だと言っていましたが、「1人の子供が成長して大人になること」と「社会に出ること(つまり仕事をすること)」というのは遠からずです。 逆に、1人の女の子を大きく成長させるきっかけって、「社会」の他に「恋愛」くらいしか無いような気がします。この作品では決して大きく扱われてはないものの「恋愛(ハクとの)」の要素も、「社会」に含めて扱っていますね。

ririayu0704
質問者

お礼

なるほど勉強になりました ありがとうございました!

関連するQ&A

  • 千と千尋の神隠し

    千と千尋の神隠しで千尋が銭婆の家から油屋に ハクリュウに乗って帰っているシーンで流れている歌 知っている方はいませんか?

  • 千と千尋の神隠し

    千と千尋の神隠しに付いてですが、千尋達が銭婆の家に訪問した際銭婆がハツカネズミにされた坊とハエドリにされた湯バードに「アンタ達魔法はとっくに切れている。戻りたかったら戻ったらどうだ?」って訊ねた際坊と湯バードは拒否したのは何故なのですか?又、その後坊は湯婆婆の目の前でハツカネズミから元の姿に戻ったのに対し湯バードはハエドリから元の姿には戻らなかったのは何故なのですか?

  • 千と千尋の神隠しを見て思ったこと。

     私は面白いなあと思ったのですが、ラストだけちょっとがっかりでした。 周りで見た子とかもそういう感じなので、何かご意見があったら教えてください。  今回の映画で、初めて宮崎作品で涙を流したのですが、 どこで泣いたの?と言われてしまったりしたので、 泣いた方とかいらっしゃったらちょっとうれしいです。  いくつか映画の中に疑問点が残ったので、 自分なりのそれに対する答えがありましたら教えてください。お願いします。  1.なんでカオナシは、千尋にあんなにこだわるの?  2.あそこにいっぱいいた豚は、やっぱり他の迷い込んだ人間?  3.銭婆は、はんこさえ戻れば、ハクのことをどうこうしようとは思わないの?  4.ラストに言った、契約って何?    などなどです。  あまり、深く追求しない方が良い事かもしれませんが・・・。  回答でなくてもかまいません。 何か思ったことがあったら教えてください。 どうしてかわからないけど、どうしても気になってしまいました。 それでは。

  • 千と千尋の神隠しについて

    子供のころ、千と千尋の神隠しを見てただ単純に凄い!て感動してたんですが、「カオナシ」て何だったんだろうなて思って今更になってもう一回観たんです。 で、これは自分の解釈なんですが、「カオナシ」は人の煩悩+意志のなさを表してるのかなあ、て思ったんです。 人(千尋)はふとした事から、親がいなくなり労働をして自立しなければならない時がくる。「働かななくちゃいけない」てハクが言った事だし、湯婆婆のいう決まりであったりで、何となく働いて生きていく事は正しいてインプットされる。 そうした社会の中、「カオナシ」に食い殺されてしまう人がいる一方で、千尋は全ての誘惑や欲望を断ち、親を人間に戻したい、ハクを助けたいていう強い意志があって、自分の生き方を通してきた。そんな千尋にもううっとうしい程「煩悩や意志のない自分」が自分を食い殺そうと憑いてまわり、電車の中にまでついてくる。 銭婆の所に行ったものの、銭婆は「この社会の決まりで、私にはどうする事もできない。自分で何とかしなさい」と言う。カオナシと闘いながら、社会の決まりとやらに悩みながらも、純粋に生きた千尋は、最後はハクの名前に辿りつき、両親を見分ける事ができた。(湯婆婆が自分の子供が分からなかったのとは対照的に) 「真っ直ぐに生きて欲しい」  これが宮崎監督が子供に直感で感じて欲しい、と思った事なのでは?と思いました。自分は生きる事について考えていますが、勇気づけられた気がします。何か映画の解釈でも、皆さんの「生きる」という事についての意見でも何でもいいのでお伺いしたいです。  

  • 千と千尋の神隠しの銭婆

    千と千尋の神隠しの銭婆って妹の湯婆婆よりも恐ろしいのですか?釜爺が銭婆の事を「あの魔女は怖い」って言っていましたが、銭婆って湯婆婆よりも恐ろしいのでしょうか?見る限りでは湯婆婆よりは怖いとは思いませんでしたが…。

  • 千と千尋の神隠しについて

    銭婆は湯婆婆に仕返ししに来たんですか? 湯婆婆にハンコを盗まれた仕返しにハクを傷つけ、坊や湯バードの姿を変えたのですか? 2人の仲は険悪で争っているということですか?

  • 千と千尋の神隠しに出てきたヘアゴムについて

    劇中に出てきた銭婆が千尋のために作ったヘアゴムがあったと思います 実際造れるものならば是非造ってみたいと思っているのですが、 制作方法、材料等知ってる方教えていただけると大変助かります。 映画を観た方よろしくお願いします

  • 千と千尋~千尋は何で簡単に分かったの?

    賛否両論の『千と千尋の神隠し』ですが、 単純にストーリーを見ても、何となく腑に落ちない ところが多いような気もします。 質問するのも今更という気もしないでもないのですが、 何か気づいている方がいらっしゃったら、 と思いまして、投稿させていただきます。 で、質問の内容というのは... 千尋は最後、湯婆婆の質問(豚の中から親を探す)に 簡単に答えています。 でもどうして、そんなに簡単に答えられたのでしょうか? 銭婆婆さんに魔法でもかけてもらったのでしょうか? 何か気づいている方、いらっしゃったら、教えてください。

  • 千と千尋の神隠し

    久しぶりに千と千尋の神隠しを見たんですが、前半の街中に出てくる 黒い影のような化け物、後半に出てくる水に浸った街、駅、踏切、黒く透き通った人々っていったい何なんでしょう。 宮崎駿監督はこの場面で何を伝えたかったんでしょうか?

  • 千と千尋の神隠しの疑問点

    魔女の契約印を盗んだ人への魔法がどうなったのか わかりません。 まず、ハクが湯婆婆のお姉さんからハンコを盗んできて お姉さんが、盗んだ人は死ぬように魔法をかけたから その竜は死ぬよ、といいましたよね。 で、千尋が団子を食べさせたらハクが魔女の契約印とタタリ虫を吐いて千尋はそれを踏みつけました。 千尋は死ぬって魔法が解けてないと思ったから お姉さんのとこにハンコを返しにいったんですよね。 そしたらお姉さんが (1)お前、これをもってきてなんともなかったのかね。 (2)これがなんだか知っているのかい? (3)お前が踏んだのは湯婆がハクをあやつるために仕込んだやつだよ って言いました。 ってことは、あの踏んづけたタタリ虫は ハンコを盗んだ人は死ぬという魔法の仕掛け(タネ)では ないってことですよね? じゃなんでハクは死ななかったのでしょうか? あと(1)から、千尋も持ってきたから危なかったって ことですよね。 返したからいいってことですか? あと(2)も、魔女の契約印に何か意味があるってことなの でしょうか。 答えなんてなくて 個人の解釈にまかせているのかもしれないんですけど。 みなさんはどう解釈したのか聞かせてください。 お願いします。

専門家に質問してみよう