旅行業の事務処理

質問

旅行業の経理・仕訳について詳しい方にお聞き致します。
何年も経理の仕事をしていますが、どうしても旅行業の経理がぴんと来なくて。

手配をしている会社です。
手配をしたら手数料を頂きます。それを売上として計上、しかし国内のチケットなど購入の場合仕入れで購入、顧客からお金を頂いたら売上、手数料も売上。
そのような処理をずっとして来ました。
今回の決算で、随分消費税がかかって来ました。
調べてみると、旅行業は売上は受け取り手数料になり、後は預かり金や立替などで処理とのこと。

それで計上をしてみましたが、今度は仕入れがまったく出てこないんです。
それに、旅行業には大切な取扱高もすぐにみれません。
弥生会計で、現金扱いだけを入力しています。
一般の旅行業ではどのような処理をしているのかどなたか教えて下さい。
宜しくお願い致します。

回答No.1

miles3912 · ベストアンサー

旅行業に限らず取引を正確に処理することが大事なのではないでしょうか。

まずこれまで行ってこられた処理が、根本的に間違っていると思われるのが次の点です。

顧客から旅行代金等（質問者さんの会社の受取手数料を含む）を現金で受領した際は、売上計上ではなく「預り金」とすべきではないでしょうか？

そして、チケット等を購入した際は「仕入」ではなく「預り金」の減少処理とすべきですよね…なぜかと云いますと、チケットは顧客が購入したものであって質問者さんの会社が仕入れて顧客に販売したものではないはずです。

時系列を仕訳で示しますと次のようなものになるはずです。

〇顧客から旅行代金等を一括で受領した際

(現金預金)×××(預り金)×××

〇チケット等を購入した際

（預り金）×××（現金預金）×××　※消費税込

〇質問者さんの会社の収入計上時

（預り金）×××（受取手数料）×××　※現金受領残額が総て手数料収入と仮定

非常に簡単な取引に集約していますが、以上の仕訳をご確認いただければおわかりになると思いますが、消費税が課税される取引は最後の収入計上時のみです。

つまり、チケットの購入等にかかる消費税は質問者さんの会社が負担するものではなく、顧客が負担する消費税なわけです。

また、取引高の件ですが、こちらも誤解されているご様子ですね…顧客からの受注状況は仕訳の上で管理すべきものではありません。

仕訳というのは元帳への転記のために使用するものであり、受注管理は別途の台帳管理が必要になるわけです。

つまり、まず「台帳」に取引状況が記録された後に「仕訳」により経理処理が元帳上に記録されるわけです。

以上のようなところかと思いますが如何でしょうか？

回答No.2

boseroad

せやな。手配業やと、差額分のみを売上計上いうんが本来やね。仕入は基本ゼロで構へん。大手とかできっちりしとるところは、そゆ決算書を出しとるよ。

取扱高は、部門やプロジェクトをうまく使うとか、期中はいままでどおりにして決算書つくるときに預り金相当分や立替金相当分につき売上と仕入を相殺するとか、してみるとええ。

お礼

ありがとうございます。
検討してみます。もやもやが少し晴れました。