岩波書店の採用条件について

このQ&Aのポイント
  • 岩波書店の採用条件に「コネのある人」という要件があることについて、世間で賛否両論が巻き起こっています。
  • 岩波書店は平等主義を標榜する左派系の出版社であり、コネを必要条件にすることに対して疑問視する声も多くあります。
  • 一方で、岩波書店から良い本・イマイチな本の両方が出版されており、個人的な興味に基づいて本を選ぶ人にとっては関係ないという意見もあります。
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岩波書店の採用について

岩波書店が採用条件に「コネのある人」としたことに対し、世間では侃々諤々の議論がなされているそうです。 まあどこの企業でもコネ採用はしている可能性があるし、逆に堂々と明示するのも大したものかなと思いましたが、一方、平等主義を標榜する左派系の岩波書店がコネを必要条件にするなよとも思い、また、ネット上にも似たような意見が多くて少し嬉しくなりました。 私は陳腐な左翼批判をするつもりはなく、岩波書店からは(また他の出版社からも)私の個人的主観で良い本・イマイチな本のどちらも出版されているので、岩波から興味を引く良い本があればこれからも買うつもりです。 ただ、コネを採用条件に明示したのが岩波ではなく右派系の扶桑社や文藝春秋・新潮社だったら世間はどんな反応をしていたのか少し気になります。 皆様の意見をお聞かせ願います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • bossnass
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回答No.4

左派系といえば、社会・共産主義国家は基本「コネ」社会だったと思います。 「共産党員でなければ人にあらず」。 (でも、中国やロシアってそれ以前からコネ社会だったですが。) 岩波書店の「コネのある人採用宣言」ってどこまで正確な話かはわかりませんが「王道行ってるなぁ」という印象ですね。 日本は、明治維新の「四民平等」政策から、基本「出自に関係なく広く人材を求める」という思想の元、東大を頂点とした鉄壁の学歴社会を確立しました。 富国強兵や戦後高度成長期にはそれがプラスに働きましたが、日露戦争後やバブル後の衰退期には「兵隊・下級将校ばかりで司令官不在」という状態を生み出し、無謀な戦争と現在の混乱を招きました。 息の詰まる学歴社会は、ある意味「理想的な平等主義」でしたが、もはや時代に即していない面があると思います。岩波書店の動きは「正しい」というよりは「自然な」流れなのでしょう。 ただ、コネ社会は派閥を増長し、社会の横のつながりを寸断し、強力な組織・グループに平伏し、強固な格差社会を生み出します。貧困層に生まれた人間はその子どもや孫まで上に上がれない社会があたりまえになります。 東大の「秋入学」は、「誰もが一斉にスタート」ではなくなり「コネや有利な人間」が自由に動ける社会になる可能性を考えると、日本が(去年の震災も含め)昭和初期の日本と非常に良く似た状況に成り始めており、非常に暗澹たる気持ちになります。

megukit
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ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • yokii22
  • ベストアンサー率39% (129/327)
回答No.7

出版業界の老舗企業で、一般にもよく知られている企業ですが、大企業ではありません。 資本金9000万円、従業員200名くらいの非上場企業。 待遇は、かっては高い給与体系でしたが、現在は出版不況のなか、中堅出版企業並だそうです。 知人によると、従来から、マスコミ、作家関係の縁故入社が多く、今回はその実態を、入社応募基準としただけのようです。 縁故で応募した多数の中から採用する訳ですから、人材の確保に大きな問題もないでしょうし、営業政策的にはプラスの側面があるのかも知れません。 この採用方法に問題が出てくれば、方針を変えればよいわけですから、現実的な選択だと思います。 「ミレーの種まく人」をデザイン化した岩波のマークには、思い出のある人も多いと思います。 活字文化存続のためにも、良き選択であることを期待しています。

megukit
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ご回答ありがとうございました。

noname#150017
noname#150017
回答No.6

岩波のやり方は建前でなく本音を言っているのです。コネ入社はやらないと言いながら裏でコネ就職をやっている企業が多いのですから、岩波は偉いと評価できます。

megukit
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.5

左側は、建前は平等ですが、現実はコネ社会ですよ。 旧ソ連も、中国も、コネ社会でした。 ああいうところは、法治主義を執らず、人治主義を 執りますので、どうしてもコネがモノを言うのです。 権力が集中しますから、コネが重要になります。 マスコミは外側から見ているから、建前の平等主義に 違反するとして騒ぎますが、そのマスコミだって コネがまかり通っていますからね。 私の先輩は、コネでTV局に入りましたし、 NHKのコネは有名です。

megukit
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • aran62
  • ベストアンサー率16% (486/2913)
回答No.3

一つの見識だと思う。 岩波というブランド目当てのハイエナもどきの学生がわんさと押しかける現状を考えると『コネ』とは何かを考えて求める努力をする発想を出版社として求めている。 出版界に必要な発想の柔軟性を『コネ』で表現したとすれば『コネ』の可能性は無限である。 その柔軟な発想は新しい分野の売れる本の発掘にもつながる融通性に可能性が有る試みである。 志望動機を聞いても、お題目の話しか出ないのであれば、『コネ』と言う受験の題材を提起してどう対応するかが志望動機の明確性に繋がる一石二鳥のアイデアだと思う。 ざっと考えても色々なコネが浮かんでくる。 仮に全くコネが浮かばない人間がいたとしたらそいつの人生ってなんだったのかと思う。 それ程面白いj受験の条件である。

megukit
質問者

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ご回答ありがとうございました。

  • zxzzxz
  • ベストアンサー率24% (39/161)
回答No.2

左派とかそういうのを抜きにして考えれば、コネ提示は大賛成です。 採用は企業の自由であり、門戸が広いように見せかけて 無闇に面接させて落とすことは就職活動者に不利益が大きいからです。 男女雇用機会均等法がいい例だと思います。 「男しか取らない」と決めていても、 「男女募集」と記載しなければいけないですよね。 この場合、女性は「落ちることが確定している」のに面接に行くことになる。 どう考えても時間とお金の無駄です。 就職活動などまともにしたことのないボンボン政治家らは 「出来るだけ多くの人を面接させるように」などと馬鹿なことを言ってますが、 採用そのものに制限が無い以上、採用条件を明示するのは当たり前のことです。

megukit
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • nekonynan
  • ベストアンサー率31% (1565/4897)
回答No.1

 コネを採用と言っているのは単なるマスコミがつけた名前です。別に紹介者が居なくても直接履歴書を持ち込んで直談判して優秀であれば採用担当者が紹介する形になります。要は事前に紹介者による事前選考を行い振るいを掛けるだけの話です。  本当に採用を望んでる人ならば、出筆者など探して直談判して紹介状を勝ち取る能力が無い人は採用してもしかないってことです。 その能力があれば一次審査突破って話です。 知り合いが居なくても幾らでも方法はあります。それが1次試験なのです。

megukit
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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