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教育学の歴史について
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専門ではありません。 体系をもった学問としての「教育学」の祖はやはりカントであるかと思います。 ルソーの『エミール』の影響を受け、人間を教育することがきわめて重要であると考えたカントは、『教育学講義』という本を著す一方で、大学で教育学の講義を受け持ちます。 そのカントの教え子で、師の思想を継承・発展させたのがヘルバルトです。 これとはまた別の系譜として、やはり『エミール』の影響を受けつつ、スイスで実践に携わりながら、教育理論を築いていったペスタロッチがいます。 教育学の発祥というと、こういった人々を調べていくことになる思います。 http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/exhibition/kindai-kyoiku-genryu/top.html このサイトではそうした教育学の源流が紹介してあります。図版が美しいサイトです。 http://home.hiroshima-u.ac.jp/pesfre/ ここでは上記のペスタロッチとペスタロッチの系譜を引くフレーベルの思想が紹介されています。 文献としては、『エミール』（岩波文庫）のほか、『西洋教育史』（長尾十三二 東京大学出版会）はどうでしょうか。 またそのほかに、フィリップ・アリエスの 『〈子ども〉の誕生 －アンシャン・レジーム期の子どもと家庭生活』（みすず書房） 、また日本の教育の歴史にもふれられている『子どもたちの近代―学校教育と家庭教育』（小山静子 吉川弘文館）なども参考になるかと思います。
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- kamin
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専門ではありませんが、佐藤学『教育方法学』は、概要、歴史、用語説明、実践などがまとめられており、入門書としては参考になるかと思います。
お礼
佐藤学氏の『教育方法学』は大学の図書館では見つかりませんでした（－－；）でも参考資料として、ぜひ探して見たいと思います。資料情報ありがとうございました。
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お礼
遅くなりました。資料を読んでも、なかなか「教育学」というのは奥が深く、広義的な意味を持っているので、個で考えるのが難しいですね。何らかの形で社会的にも政治的にも関わりを持っているので調べるのが大変です。資料情報ありがとうございました。