• ベストアンサー

PCRについて

今実験でPCRを使用した特定遺伝子の定量を行っています。使用した遺伝子はラット骨格筋タンパク質です。 先輩の引き継ぎで再現性を調べるものなのに同じような結果になりません。 グループ内の個体差も大きく、ばらつきもあります。 なにかPCRの手順で悪い所があるとすると 1)DNAの作成がうまくいかなかった。 2)96Wellプレートのピペッティングミス などでしょうか?うまく実験していくにはどのようなことに気をつけたらよろしいでしょうか?

noname#155892
noname#155892

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

とりあえず、何が問題なのかはっきりさせるために、あらゆる操作にポジティブ・ネガティブのコントロールを置くことをお勧めします。 同じ検体で同じ操作をしてもばらつきがあるなら、ピペッティングが下手な可能性もあります。 DNAを回収する時に元の検体量が少ないと誤差が大きくなり、元の検体量が多すぎるとカラムに目詰まりして収穫できなかったりします。 常温で長時間放置してDNAが壊れた、とかないですよね。 PCRの試薬が古いとか、先輩が使ったのと違うとか、サーマルサイクラーの設定が間違ってるとか、そんなベタなミスはないですよね?

noname#155892
質問者

お礼

DNAを作成する前にRNAを希釈し、トータルの量を同じにはしています。そこから目的遺伝子を採取しています。 DNAは氷中で解凍し、回収するときのみ取り出しをしていますので壊れる可能性は小さいかと…。 RNAサンプルからもう一度DNAを作成してみたら良いでしょうか… とするとバラツキの一番の問題はピペッティングかもしれないですね… ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.3

>先輩の引き継ぎで再現性を調べるものなのに同じような結果になりません。 まず、こういう実験をするときに確認する必要があることは、 各サンプル間で、「同じに発現量なるはずの遺伝子」が 同じになるように操作できるか、確認することです。 そのためには、ハウスキーピング遺伝子と呼ばれる、 ほとんどの組織や細胞で同じ量発現していると考えられる遺伝子 これをコントロールとして、今やっている作業が自分はきちんとできているか? を検定します。 それを再現できる「腕」を持って初めて、変化があるかもしれない実験を行なうのです。 でないと、何が起こっているのかなんて論じても意味が全くありません。 実験を組み立てる時、「自分の腕は確かなのか?」ということを確認する実験系も 考慮して実験しなければ、さらに先の「変化を検定すること」なんて出来ないのです。 頑張って下さい。

noname#155892
質問者

お礼

ありがとうございました。参考になりました。 自分の腕に自信ができるほどのスキル身につけようと思います。

  • warudori
  • ベストアンサー率42% (20/47)
回答No.2

貴方が正しいのかもしれません。先輩が間違っているのかもしれません。 先輩が正しいのかもしれません。貴方が間違っているのかもしれません。 特に生体を使っていますので、生育条件にも大きく左右される実験なのかもしれません。 PCRだけに特化して考えれば、 1.ポジティブコントロールとネガティブコントロールを用意する。 2.RNA→cDNAという流れだと思いますが、   無傷なRNAであることを確認する。   ゲノムの混入のない、cDNAであることを確認する。 ことが大切です。

noname#155892
質問者

お礼

生育条件は飼料とも環境とも同じです。ただ去年と臓器重量に差が出てたりというのもあるので、全く同じにはならないだろうと考えてはいました。 RNAの段階では吸光度計での結果、活性も良く、純度は高かったです。 問題があるとすればDNAになってからですね。 明日さらに実験を進めて対策を練ります。ありがとうございました!

関連するQ&A

  • Competitive (RT-) PCRについて

    Competitive(RT-)PCRの原理は何とか理解したのですが、実際に定量実験をするときに、Competitorに具体的に何を使用して良いか分かりません。Competitorは市販されていて購入できるものなのでしょうか? それとも自分で検討して、DNAなどを精製又は合成して加えるものなのでしょうか? 合成オリゴなどを使用するのでしたら Competitorの選択基準など教えてください。またPrimerなどもTargetに特異的なもの以外で使用するのでしたら是非教えてください。 今現在、細胞由来のmRNAの定量をしたいと考えているのですがノーザン法では余りうまくいきません。是非よろしくお願いします _(,~,)_

  • 逆転写後に残ったプライマーは、あとのPCRに影響する?

    逆転写でRNAをcDNAに変換する時、ランダムプライマーを使用する場合があると思います。この場合、その後の実験系(PCR、定量PCR)において、残っているこれらのプライマーによって非特異的なシグナルが増幅したり、ターゲットの遺伝子のシグナルに影響を与えたりすることがあるのでしょうか? やはり、エタノール沈殿など行なってから次のPCRなどに移行するのが普通でしょうか? どなたかご意見いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • ベクター作製のためのPCRについて

    生物学はほとんど学んだ事がない超初心者です。 先日、とある実験でベクター作製に携わることになってしまいました。 そのために勉強して来いといわれ、以下の様な事を調べなければいけなくなりました。 大腸菌で下の様なアミノ酸配列とDNA配列を持つ蛋白質を生産したいのです。 使用するベクターはpET3dというNovagen社のベクターだそうです。 そして、そのベクターに目的の遺伝子をNcoIサイトとXbaIサイトで挿入し、発現させたいのですが、どのようなプライマーを使ってPCRし、DNAを挿入すればよいのでしょうか。 目的蛋白質A: MCVTQYQKESQAYYDGRRSSSTVLFSSPPVILLISFLIFLIVG DNA配列: ATGTGCGTCA CCCAGTACCA GAAGGAGTCC CAGGCCTATT ACGACGGGAG AAGATCCAGC AGCACCGTGC TTTTCTCCTC CCCTCCTGTC ATCCTCCTCA TCTCCTTCCT CATCTTCCTG ATCGTGGGAT GA 私はDNA配列さえまともにわからない人間なので、質問の意味もちんぷんかんぷんで本当に困っています。 どなたか詳しい方、どうか助けてください。 よろしくお願い致します。

  • PCRについて質問です。

    教室ではApplied BiosystemのStep One Plusを用いてPCRを行っています。PCRは、上司から特にStandardを設定しなくても、問題ないと最初指示されていましたので、これまで特に気にせずPCRを行っていました。これまで、細胞実験を中心に行っていましたので、結果も安定しており、特に結果に疑問を持たずに実験をしていました。これが問題だったと反省していますが、最近臨床検体(組織生検検体)を用いて、実験を行うようになりました。すると、検体間のばらつきが激しく本当にこれでいいのか疑問を感じるようになってきました。GAPDHをコントロールにしていますが、GAPDHすらも、数サイクルのずれは各サンプル間でざらに生じています。targetとしている遺伝子も当然かなりの差があります。なかには、検体のquolityが悪く、PCRがかからないものもあります。サンプル不良がある程度存在することは、実験の性質上仕方がないと思っていますが、このまま実験をすすめて大丈夫なものでしょうか?結果だけみますと、予想していた、臨床的データと相関があり有用な結果になっているのですが。。。すでに、かなりのPCRをかけてしまい、やり直すにもかなりの時間が必要で悩んでいます。上司は、結果が良いからまあ良いのではというあいまいな返事です。使用しているprimerのPCR効率は比較Ct法に用いても問題ないものと判断しています。 Standard curveはやっぱり必要でしょうか?それとも、相対的評価だから、あまり大きな影響はないでしょうか?乱筆大変失礼しますが、教えていただければ幸いです。 

  • PCR法の結果のバンドで・・

    人間の毛根からDNA抽出しPCRを行いました。 マーカーの分子量の一番多い上のバンドは同様に太く出たのですが、分子量の一番軽い方が線状でなくもやっと霧状に広がっているのですが何故なんでしょうか。 実験目的は、どのくらいとれているかというのが問題だそうです。それってマーカーが太ければ沢山取れてることになるんですか?また、DNAのバンドから、これは何のDNAだ。とか何のタンパク質を作るDNAのバンドだとかって分かるんですか。 そもそもマーカーのDNAはもともと長いものなのに、なんでバンドが並んで1本でなく数本出るのですか。 質問が多くてすみません。いまいちよく理解できないで困っています。教えてください。

  • ゲノムDNAの定量について(PCRを使用せずに)

    組織の細胞数を数えるために、ゲノムDNAの定量をしようと思っています。 私の中では、real time PCRをして、そのGAPDHで定量をしたらよい、と思っていたのですが、えらい先生から、「それでも良いが、PCRせずにカウントしたらよいだろ?」と言われました。 当然のごとく簡単に言われたので、メジャーな測定方法なのだと思い、聞き返さなかったのですが、その後いろいろ調べてみるものの、その方法はどういったものがあるのかよくわかりません。吸光度を使用したことも以前あった気がしますが、かなりラフな測定だったと思います。 どなたかご存知の方おられないでしょうか?

  • RNA(DNA) competitorの作製に関して

     今回の実験でcompetitive PCRを使ってmRNAを定量したいと思っています。しかしこの実験で一番重要なcompetitor RNA(DNA)を作るときの注意点がいまいち分かりません。  お手数ですが、どうか教えてください。

  • プラスミドDNAのコピー数の算出方法が知りたいです

    定量PCR(相対定量)でmRNAの発現量を比較したいと思っております。 スタンダードとして、TOPO TAcloning、ボイルプレップにより目的遺伝子のプラスミドDNAを調製しました。 このプラスミドDNAの希釈系列をスタンダードとして使用したいのですが、 その場合、コピー数はどのような計算をすればよいでしょうか?

  • 遺伝的分析がしたいのですが・・・

    遺伝的分析がしたいのですが,大学院を修了して社会人になったので実行に移せなくて,困っています. 具体的には,通常の個体とはかなり表現型に変異のある個体群(魚類)を発見したので,環境要因によるものか,遺伝的要因によるものか明らかにしたいのです.そこで,通常の個体群,変異のある個体群,近縁種の個体群からサンプリングをして,酵素多型かRAPD法ででも検討したいと思います.できれば,遺伝距離の算出をして,もし遺伝的な変異が定量出来れば,どのような位置づけのものなのか明らかに出来ればと思っています.いずれにせよ,金と設備が必要になってきますが,発注すればDNA抽出からPCR,電気泳動までやってくれるような業者,機関はないものですかねぇ.現地調査はかなり行っているのですが・・・ もしご存じなら,または良いアイディアがあれば教えて下さい!

  • PCRの結果

    先日、大学の実験でPCR法によるDNA増幅を行いました。すると、使用した試薬、試料、操作方法は同じはずなのに9人中2人しか増幅が確認出来ませんでした。 全員失敗なら予め用意されていた試薬に不備があったということも考えられるのですが、成功した人も少しいるということでこのような結果になった理由が分からずに困っています。どのような理由が考えられるでしょうか?