• ベストアンサー

わからない問題があるので解いてください

屈折率ルート2の液体の深さ1.0mの底面に点光源がある。 (1)真上近くから見ると、この点光源の深さはいくらに見えるか。 (2)光源の真上に円盤を浮かべて、空気中へ光がもれないようにするための円盤の最小半径を求めよ。 という問題なのですが、さっぱりわかりません。 わかる人いたら教えてください

noname#148980
noname#148980

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gtmrk
  • ベストアンサー率85% (40/47)
回答No.1

こんばんは。 ご自分でもしっかり解き直してみて下さいね。^^; ■■■ 1問目 ■■■ これは『真上近く』というのを、 『真上からちょいズレた位置』に読み換えると考えやすいです。 添付の絵を見て下さい。 光源の位置を S とします。その真上を A とします。 で、『真上からちょいズレた位置』を B とします。 光源から出た光は、液面で屈折してから目に入りますよね? しかし、目は光の屈折を認識できません。 すなわち、この光は直進してきたものと『見せかけ』られます。 線分 AS と、屈折光の延長との交点が、 この『見せかけの光源』の位置 S' です。 さて、AB = r, AS = d, AS' = d' とし、 光の入射角を θ, 屈折角を φ としましょう。 まずは △ASB に注目して下さい。∠ASB = θ ですから、  (1)  tan(θ) = AB / AS = r/d という関係が成り立ちます。 次に、 △AS'B に注目して下さい。∠AS'B = φ ですから、  (2)  tan(φ) = AB / AS' = r/d' となります。ここで、見ている位置が 『ちょい』ズレた位置であることを利用します。 すなわち、  (3)  θ << 1,  φ << 1 であると考えます。 角度はほぼ 0, ほとんど傾いてないよ、ということですね。 このような角度のもとでは、 以下のような近似が成り立ちます。  (4)  tan(θ) = sin(θ) = θ  (5)  tan(φ) = sin(φ) = φ この近似を用いて(1)(2)式を書き換えると、  (6)  sin(θ) = r/d  (7)  sin(φ) = r/d' となります。ところで、液体の(比)屈折率は √2 ですから、 以下の屈折の法則が成り立ちますよね?  (8)  (√2) * sin(θ) = 1 * sin(φ) ここに(6)(7)式を代入してみましょう。すると、  (9)  (√2) * r/d = r/d'       ⇔ d' = d / (√2)       ⇔ d' = 0.71 [m] となり、『見せかけの光源』の深さが求まりました。 (9)式からわかることは、本当の深さを屈折率で割ればよい、 ということです。 ■■■ 2問目 ■■■ これは『全反射』の問題です。 まずは全反射が起きる条件である臨界角 θ0 を求めましょう。 臨界角というのは、屈折角が 90° になる入射角 θ のことです。 こうなると、光はもはや外に出ていませんよね? 屈折の法則から、  (10)  (√2) * sin(θ0) = sin(90°)       ⇔ sin(θ0) = 1/(√2)       ⇔ θ0 = 45° です。ということは、下の絵で言えば、 θ = 45° となるような距離 r まで円盤でフタをしてしまえば、 光は空気中へもれない、ということです。 (1)式から、  (11)  tan(45°) = r/d       ⇔ r = d       ⇔ r = 1.0 [m] となり、空気中へ光がもれないようにするための 円盤の最小半径が求まりました。

noname#148980
質問者

お礼

超わかりやすい解説ありがとうございます

関連するQ&A

  • 光波の問題

    屈折角√2の液体の深さ1mの底面に点光源がある。 真上近くから見るとこの点光源の深さはいくらに見えるか?(A.0.707) という問題なのですが、解き方がわかりません。 どういうふうに式をたてればよいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • センター試験実践問題物理

    図3のように側面が不透明な十分広い水槽に深さがdになるように屈折率nの液体を満たし、液面に半径Rの円板を乗せる、この水槽を置いた部屋の光源は複数あり、液体の上部の全ての方向から液面に光が入射すると考えてよい、このとき、円板の真下に全く光が当たらない小さな円状の影が水槽の底にできた、この影の半径はrであった、ただし、空気の屈折率は1とする 図3に示した角度θ[0]は空気中から液体中へ光が屈折するときの屈折角の最大値である、θ[0]とnはどのような関係にあるか、正しいものを、次の(1)から(6)のうちから一つ選べ (1)cosθ[0]=1/n (2)sinθ[0]=1/n (3)tanθ[0]=1/n (4)cosθ[0]=n (5)sinθ[0]=n (6)tanθ[0]=n 解説 θ=θ[0]のときφ=90°であるから1×sin90°=nsinθ[0] よってsinθ[0]=1/n となっていたのですが、これって臨界角に関する問題だと思うのですが、入射角がある程度の角度になると屈折角が90°になるって話ではないのですか?この問題の場合屈折角がある程度の角度になると入射角が90°になってるみたいなのですが、光が空気中から液体に入射して中に影が見えるって事ですが、これはどういう事なのですか?

  • 光について

    高校3年生のものです。 物理の問題で、「容器の底に小さな光源を入れ、焦点距離が8cmの薄い凸レンズを光源の真上10cmのところに置いた。今、透明な液体を容器に4cmの深さまで入れたところ、実像が上方72cmのところでできた。液体の屈折率はいくらか?」 という問題がありました。 まず、レンズの公式の1/a+1/b=1/fを思いうかべ、レンズと光源の距離を求めようと思いました。光学的距離を考えて、屈折率をnとするとレンズとの距離は4n+6となるので公式のaに4n+6を入れて答えを出すとn=3/4となりました。 しかし答えを見るとレンズとの距離はn/4+6となっており、n=4/3となっていました。 どうしてこのようにするのでしょうか?

  • 物理の波動の問題を教えてください

    物理の波動の干渉の問題を解きましたが、自信がないので答えが合っているかどうかを教えてください。 屈折率n2の平板ガラスの表面に屈折率がn1で厚さがdの薄膜を均一にコーティングして図のように空気中の波長がλの単色光を膜面に垂直に入射した。 一度も反射することなく薄膜、ガラスを通過して下部の空気中に出る光aと薄膜とガラスの境界面および空気と薄膜の境界面で1回ずつ反射して通過する光bが干渉したとします。空気の屈折率を1として、n2>n1>1とする。 (1)光aと光bが干渉して強め合う条件は、 薄膜の波長をλ1とすると 2d=(2m-1)λ1/2 (m=1,2,3・・・) (2)強め合う場合のうち、厚さが最小のdはλ/4n1

  • 屈折率の問題

    問.屈折率1.5のガラス板の表面に屈折率1.4の反射防止用の薄膜をつけて、表面に垂直に入射した光が、薄膜の表面及び薄膜とガラス板の境界面で反射し、その反射光が互いに弱めあうようにしたい。薄膜の最小の厚さとして正しのものはどれか。ただし、空気中の光の波長を5.6*10^-7mとする。 解説.膜厚をdとする。屈折率nの物質中では光の波長はλ/nとなる。反射が弱まるから反射長ズレればよいので、2d=λ/n*1/2∴d=5.6*10^-7/1.4*2=5*10^-8m 上記解説の意味がよく分からないので、もう少し細かく説明してもらえないでしょうか?また、d=5.6*10^-7/1.4*2=5*10^-8mのところも解き方がよくわからりません。よろしくお願いします。

  • わからない問題があるので解いてくれませんか?

    屈折率1.4のガラスの表面に屈折率1.5の薄膜をつくり、波長6.0×10の-7乗mの単色光を膜に垂直に入射させて、その反射光の強度を測る。 (1)反射光の強度が極大になる場合の、最小の膜の厚さはいくらか。 (2)(1)で求めた厚さの薄膜を、屈折率1.6のガラスの表面につくると、反射光の強度はどうなるか。

  • ニュートンリングでどうやっても計算が合いません><

    屈折率を求める際に、2nd=λmだけを使って({r^2}/Rを使わず)、tanθ=tanθとして2つの直角三角形を使ってdを求めて2nd=λmにn以外の文字の数を代入して求める場合の途中式を含め教えて貰えると助かります。 ー問題ー λ=0.6μmのとき、中心の暗部を0番目として、5番目の暗い輪の半径がr=6mmであった。レンズの球面半径Rは何mか。 前問でレンズと板ガラスの間を液体で満たしたら、5番目の暗い輪はr=5mmとなった。液体の屈折率はいくらか。ただし、レンズやガラスの屈折里率より小さいとする。

  • 数学の微分の問題教えてください。

    問題 ・水平な平面上に半径aの円があります。その円の中心の真上に1点の光源をおいて真下を照らします。光源をどの高さにおけば、円周が最もよく照らされますか? ただし、平面上の点の照度は光の投射角θの余弦に比例し、光源からの距離の2乗に反比例するとします。 一応、ヒントがこれです。 求める高さをxと置きます。 ただし書きの箇所を式に直し、 xで微分して、微分学-28 の定理9.1(i)と(ii)とに従って 極値を判定し、照度が最も明るくなるxを求めて下さい

  • 薄膜干渉

    ・図のように、真空中で波長6.0×10^-7mの単色光を屈折率1.2の薄膜に垂直に入射させ、薄膜の真上で反射光の強度を観測したところ、薄膜の上面で反射する光と干渉するようすが確認できた。薄膜は屈折率1.1の物体上に貼られているものとする。 (1)薄膜の上面で反射する光について、反射 による光の位相の変化を答えよ。 (2)光の強め合いが起こる最小の膜の厚さを 求めよ。 (3)薄膜の下の物体を屈折率1.3のものに取り替えた。このとき(2)の膜の厚さの薄膜で同様の実験を行うと、光は強め合うか弱め合うか。 という問題なのですが、(3)だけがイマイチ分かりません🤔答えは、「弱め合う」となっているのですが、教科書や似たような問題を調べてみても、なぜ弱め合うのか分かりません...分かる方がいたらぜひ教えて下さい🙇

  • 物理の問題(薄膜による光の干渉について)です.

    大至急お願いしたいです. 屈折率が1.2の薄膜にナトリウムランプの光(波長5.9×10^-7[m])を垂直に入射させた.次のそれぞれの場合,反射光を弱めるには薄膜の厚さを最小いくらにすればよいか. (a)薄膜が空気中にある (b)薄膜を屈折率が1.5のガラスの表面につけている. という問題です. 薄膜による光の干渉の問題なので,薄膜の厚さdが次の式のとき (1)d=m(λ/2n)・・・反射光は暗くなる (2)d=(m+1/2)λ/2n・・・反射光は明るくなる を使えばよいと思ったのですが,(a),(b)それぞれのとき,(1),(2)どちらの式を使えばよいのかの判断方法が分かりません. (a)は(1)にて,(b)は固定端反射をするゆえに(2)にて解けるようですが,なぜそう分かるのでしょうか.そもそも反射光を弱めるには厚さdをどうすればよいかという問題なのに明るくなる場合の式(2)を使うのか疑問です.どうか解き方を教えてください. 分かる方,解答のほうよろしくお願いします.