農産物・漁業の中間業者の商売上の必要性は有る?

このQ&Aのポイント
  • 最近、農産物や魚を中間業者を介せずに直接仕入れるシステムがあたかも斬新で効率的な商売のシステムとして取り上げられている。
  • しかし、これは少し考えれば誰でも気付く当たり前のことであり、流通の過程で業者が絡むことで利益が高くなるのは当然のことだと感じる。
  • なぜ今まで中間業者を介した商売が続いてきたのか、生産者に直接アクセスして商談することが双方にメリットがあるのに、気付かなかったのか疑問である。
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農産物・漁業の中間業者の商売上の必要性は有る?

最近、農産物や魚を中間業者を介せずに直接仕入れるシステムが あたかも斬新で効率的な商売のシステムとして取り上げられているように思います。 曰く・・生産者と購買者の間の卸業者やら市場やらを取っ払えば 流通マージンが無くなって新鮮なものが安く買える・・とか。 でもこれって少し考えれば誰でも気付く当たり前のことではないでしょうか? 別に企業の戦略やらなんやらと言うほどの大それた事ではない気がします。 流通の過程で業者が絡めば絡むほどその分の利益が代金にプラスされて高くなるなんて 当たり前のことだと思うのですが・・いかがでしょうか。 また何故今までその様な単純なことに気付かず(?)買う方も売る方も、 業者や組織を間に何社もかませて商品を流通させるシステムを続けてきたのでしょうか? 最初から生産者に直にアクセスして商談し商売した方が双方にメリットが有るのは 明らかだと思うのですが・・。

  • 経済
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noname#212174
noname#212174
回答No.3

回答がかぶりますがそのまま投稿します。 >でもこれって少し考えれば誰でも気付く当たり前のことではないでしょうか? >何故今までその様な単純なことに気付かず(?)買う方も売る方も、業者や組織を間に何社もかませて商品を流通させるシステムを続けてきたのでしょうか? 気付かなかったのではなくて、中間業者がいないと全国的な流通ができなかったからです。 >最初から生産者に直にアクセスして商談し商売した方が双方にメリットが有るのは明らかだと思うのですが・・。 生産者、消費者双方がインターネットでいくらでも情報収集できるようになったのはつい最近のことです。 ネットが普及するまでは、生産者の豊富なデータを持っているのは流通業者でした。 ○○を生産しているのは△△ 品質がいいのは×× 生産量が多いのは○○ 今の時期だと△△ 小さなロットで販売しているのは×× 注文数で値引き交渉できるのは○○ 納品が早いのは△△    …    …etc. これをほしいものすべてについて個人でやろうとすれば大変な時間と労力が必要です。 それでも自分で探したとして、生産者がごく小さいロットで商品を売ってくれるとは限りません。 小分けして小売販売するというのはとても面倒なのです。 ある程度の顧客数が見込めなければなりませんし、顧客が増えたら増えたで人を増やさないとさばききれません。 宅配便が急速に便利になったのも最近のことです。 小分けの荷物は郵便小包が普通でした。 いちいち郵便局に持ち込まなくてはいけませんし、翌日配達なんてよっぽど近くでなければまず無理です。 とうぜん「クール便」なんてものもありません。 また、売り上げの回収も自分でやらなければいけません。 未納があれば回収の手間も生じます。 さらに納税の際も小売業としての申告処理もしなければなりません。 そう考えると、多少安かろうが一括で引き取ってくれてる専門業者のほうがずっと楽でありがたいのです。 中間業者は何も生産者を搾取しているわけではなくて、生産者のできないことを代行しているわけです。 中間業者とて商品あっての商売ですから、品不足になれば生産者の言い値で買わざるをえないこともあるので、交渉についてはお互い様です。 どうしても中間業者が儲けるのがいやなら、自分で行商するしかありません。 この構造は今でも変わりません。 ではそういう個人と生産者を仲介する業者はなぜ生まれなかったのか? それは上記のとおり、流通システムが細分化していない時代には情報だけがあっても実務ができる環境が無かったのです。 ----------------- しかし、今となってはネットを駆使すればまったくの門外漢でも一通りの情報は手に入ります。 生産者側もネット環境さえあればネット通販業者としてすぐ商売がはじめられます。 実際の物流を支える流通業界も細分化が進み、コストも利便性も革命的な変化が起こりました。 というわけで、誰もが思っていた中間マージンの削減が実現できるインフラがようやく整ってきたのです。 昔を良く知る人ほど「斬新」と思うはずです。 ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。

IKUYOSHI
質問者

お礼

細部まで詳細な解説ありがとうございます! 凄い良く分かりました!

その他の回答 (4)

回答No.5

工業製品と違って、自然品は個々の善し悪し、当たり外れが大きいです。 一般の人が直接、生産者に買いにいくとします。ご自身が生産者で、手元に価値が1~100の生産品が1個ずつあるとしますね。目の前に、初めて買いにきた人がいます。あなたは、どの価値の生産品をいくらで売りますか? なじみの人がきたら? 品物の善し悪しがよく分かる口うるさい人と、そうでないひとがいたら? 「おせん」という漫画が面白いと思いますよ。直接購入が可能になっているケースは、工業製品のようにほどほどの産品を大量に買う場合だけに成り立つ話ですね。ほどほどというのは、ほどほどに悪い、という意味ですが。 ネッツ直販が流行っているでしょう? 蟹とウニをいろいろな産地から直接、買ってみると、とてもよくわかりますよ。 あと、千疋屋の果物が、なぜ高く売れるか、岡山の桃がなぜ馬鹿みたいに高いものと安いものがあるかも、考えてみると面白いですよ。

IKUYOSHI
質問者

お礼

回答ありがとうございます! >蟹とウニをいろいろな産地から直接、買ってみると、とてもよくわかりますよ。 ↑旨い物もあればそうでない物もある・・ということでしょうか? >千疋屋の果物が、なぜ高く売れるか、岡山の桃がなぜ馬鹿みたいに高いものと安いものがあるか ↑宜しければお教え頂けませんでしょうか。

  • jx4076
  • ベストアンサー率15% (89/575)
回答No.4

農家生産者が厳しいと言うのは、解るところはあるのですが、中間に入っている業者さん方、種苗屋さん、農薬販売等の商社さん、機械販売の業者さん、この辺りを整理するなり、援助支援しないと生産者さん方は良くならないと思います。 何をとっても、高額だと思う事ばかりです。 それを農協等を通すのが殆どでしょうから差し引かれて最後に生産者さんに渡される金額は微々たるものだと思います。個人経営が多いので値引いた取引はしていただけないのは解りますが、農家も会社組織にすれば、税金などの優遇も受けられ社会保険等もかけられると思いますが、代々行ってきている稼業がほとんどでなかなか踏み切れないでしょうね。 高額な機械類は種類も多く使うし、農薬なども随分多く使用しますね(値引き率が少ないですね)。例えば建設機械(機械率、資材率は建設業とあまり変わらないと思います)と比較しても値引き率、支払い条件、金利等全然比ではないと思います。 個人経営と言うこともあって、経営管理の事からも銀行の扱いも違うはずです。 まして、天候と相場に左右されますから、ばくちみたいなところもある訳で、リスクが多くある中で生産者さん方は頑張っている訳ですが、相対的に改善される方法があれば良いですね。 これからの時期には、生産者さん方は、サイズが合わなくなったり販売しても安すぎたりして、キャベツ、大根などを畑に放置したり、トラクターで潰してしまう光景が至る所にありすね。 本当にもったいないですね。 お米も今までは、生産調整と言うことで、減反保障等ばかりを行っていましたが、国や県の様な大規模組織で詰めて行かないと難しいですね。 確かに、生産者と購買者の間の卸業者やら市場やらを取っ払えばと言う考えもありますが、それでは新鮮なものの提供は難しいでしょうね。裏を返せば、現在の様な流通システムがあって、生産者も随分助かっているはずです。生産者=販売は難しいでしょうね。 生産者さん方は困っている問題が山ほどありますが、この様な事、真剣に調べて研究して行ってはいかがでしょうか。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

では 問題です。 買う人はどこにいるか?というのをどうやって生産者は探せるのでしょうか? 「あたかも斬新で効率的な商売のシステムとして取り上げられているように思います。」 これは、生産者が購買者を探し当てた(中間流通業者の力で)結果、さらに購買者が安定的に生産者の生産物を購入することを約束できた時に初めて成立します。 たとえば、カゴメでは、トマトを購入することを前提に指定農家を育成したました。 ※ 日本にトマトが導入された頃に。 これなどは、直接仕入れですが、購買者が確実に購入することが前提となっています。 トマトを食べたい消費者がいる。 この消費者はどうやって、どこにトマトがあることを探せるのでしょうか? 「去年、買ったトマトの産地 長野県の農家に連絡してみよう」 で、連絡したら「今年は不作でありません」 さて、この段階で、消費者は他の産地を探せるでしょうか?あるいは、長野県の農家は「群馬県の農家が作っているよ」と、連絡先を教えてくれるでしょうか?普通考えたら教えませんよね。来年から、消費者は群馬県の農家にトマトを頼みますから、たとえ、長野県の農家が来年 大量にトマトを作っても。 産直の直接取引は、生産側の安定的な生産確保と、消費者側の安定した消費確保の両方が成立して初めて成立します。 この取引行為を市場を通じて通年的に、専門に行っているのが「中間業者」とされる流通業です。

IKUYOSHI
質問者

お礼

分かりやすい回答ありがとうございました。 生産者が常に安定した購買者とのパイプいくつもを持っているなんて 有り得ないですよね。 その役割を担っているのが流通業者なんですね。 ただ消費者に一番近い位置にいる流通業者だからこそ 彼らに弱味を握られてしまっている・・とも言えるかもしれませんね。

  • jx4076
  • ベストアンサー率15% (89/575)
回答No.1

これは、その通りだと思います。 例えば農家ですが、スーパーなどの商品販売先が、規格、価格等安く良いものを消費者に提供するために、安い仕入れ値段を設定をしてしまう。中間業者がそれを仕入れるわけですが、中間業者がマージンを落とさない。 おのずと、農家は商品の出荷時期の問題などもあり、中間業者に任せて馬鹿安くとも出荷せざるを得ない。 と言うことになりますが、その間にも機械経費、農薬経費など本当に費用が掛って、いざ出荷と言うときには二束三文のようなケースが多いです。機械、農薬等の商社も本当に値引きしないので、中間業者の為に生産をしている様なところもあります。生産者は気の毒なところがありますね。おっしゃる通り、本当に買う方も売る方もなんです。何かおかしいですよね。

IKUYOSHI
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 現在は消費者に最も近い位置にいるスーパーが 市場価格の決定権を持っていてそこから逆算して 農家が売る価格が決まってしまう・・とTVでやっていました。 中間業者なんか何も生み出さずに他人の生み出したものを 右から左に動かすだけで手数料を取る・・だけだと思っていました。 がNO.2の方の回答を見て勝者や中間・卸業者にもある一定の役割が 有るのだと理解できました。 でも最近は生産者も賢くなってネット等で消費者に直売したりする知恵を 付けて来たのは良い傾向だと思います。

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