• ベストアンサー

経済理論に関する質問

MC=MB(-MSC)つまり、限界費用=限界便益(-限界社会費用)の式です。この意味は、限界費用と限界便益が一致するポイントが需要つまり生産量の最大値であることを意味しています。当然、生産することによる社会費用を考慮するのですが。。。 この式は教授から学んだのですが、言っている意味は正しいでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.2

概ね正しくなる事が多い。ということです。 消費者が代金を払うのは代金以上の便益を見出しているからです。 ですから、MB>代金の間購入・消費を続け、MB=代金となったところで購入をやめます。 生産者が商品を生産するのは代金以下の価格で生産し販売することが出来るからです。 ですから、代金>MCの間生産・販売を続け、代金=MCとなったところで生産をやめます。 したがって、最終的にはMB=代金=MCの均衡点で均衡するわけです。 当然これは完全市場モデルという仮定下のことですから、現実には多くの例外が存在します。 短期では作りすぎや一過性ブームにより、過剰生産・過剰消費がされることはあります。 また一個人一生産者が完全に精密な判定が出来るわけではありませんし、完全に損得だけで売買がなされるわけでもありません。 また市場は完全競争でもなければ、完全情報でもありませんから、独占や情報の不足により、取引が狂うこともあります。 しかし、それでも長期的全体的に見ればそういう傾向があるということです。 ちなみに取引は基本的に当事者間だけの問題で完結していますから、MSCは含まれません。これは長期的に見ても総合的に見ても解決されない問題です。 ですから、より最適化させるにはMSCを内包化させる必要があります。 環境問題がその代表例です。ですからMSCを内包化させる必要があります。(環境税や工場や自動車の排ガス規制など) 同様にこのままではMSB(限界社会便益)も内包化されていません。 ですから、より最適化させるにはMSBも内包化させる必要があります。(新技術の開発補助や大型インフラの整備補助など)

088748
質問者

お礼

ありがとうございます。 尚、もう少し教えてください。 MC-MB=MSC C:環境負荷抑制コスト MC:環境負荷抑制技術の投資コスト MB:限界社会的便益=経済波及効果 MSC:限界社会的費用=環境負荷抑制者の負担分と考えています。 求めたいのは、環境負荷抑制コストの最適化です。

088748
質問者

補足

済みません。もう少し質問させてください。 MC-MB=MSC MC:限界防止費用(環境負荷抑制技術の投資コスト) MB:限界社会的便益(新たな投資を行うことによる経済波及効果) MSC:環境負荷が社会に与える被害費用(課徴金、環境負荷抑制者の費用)です。 この式は、先生に教わったのですが、成り立ちますか?またどの様に解釈すべきですか? 環たh氏が求めたいのは、この式が成り立つのであれば、成り立つ場合のクロスポイントを求め、ある技術を投入した場合に、最大利潤が発生する環境負荷抑制技術の投資規模を求めることです。 ご指導お願いします。 拝

その他の回答 (1)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

> この意味は、限界費用と限界便益が一致するポイントが需要つまり生産量の最大値であることを意味しています。 「限界費用と限界便益が一致するポイント」が示すのは(社会的)利潤最大化点です。 生産量はそれ以上増やすこともできますし、生産量と需要が均衡以外で一致するという保証はどこにもありません。

088748
質問者

お礼

ありがとうございます。 また、別の質問をしました。 宜しくお願いします。

関連するQ&A

  • 外部不経済にいついて

    以下の記述について、もう少しわかりやすく御説明していただけないでしょうか 特に「社会全体にとっての限界費用と限界便益が等しくなる水準を上回る。」の部分 が理解出来ません。限界費用と限界便益の関係を例示して、わかりやすく御説明いただけましたら助かります。 外部不経済が発生している場合、市場需要曲線と私的限界費用によって決定される供給量は、社会全体にとっての限界費用と限界便益が等しくなる水準を上回る。つまり、自由競争の場合、過剰生産となってしまう。

  • マクロ経済について

    需要(q)、価格(P) P=125-2q 総費用TC=5q+250 とする。 限界収入(MR) 限界費用(MC) 固定費用(FC)を求めよ。 という問題を出されました。 MC=5 FC=250 かな? という感じにはなったのですが、MRの出し方がわかりません。 また、利潤が最大となる生産量とを求めよ。とも出題されているのですが、イマイチわかりません。 わかるかた、ご指導お願いします。

  • 公共財の特徴及び公共財の取引について

    下記について、日常的な事柄、具体的なケースに置き換えて、わかりやすく御教授 いただけないでしょうか 限界便益、限界費用の意味は経済学の本を読んで、意味は理解していますが、 その意味を下記の文章にあてはめても、ピンときません。イメージが出来ません。 宜しくお願い致します。 1、各需要者の公共財に対する限界便益は、公共財の需要量の増加にしたがい、 徐々に低下する。 2、公共財の最適供給量は、各需要者の限界便益の和と限界費用の一致によって 決定される。限界便益が限界費用を上回れば、公共財の供給量を増やすべきであり、 限界便益が限界費用を下回れば、公共財の供給量を減らすべきである。

  • ミクロ経済学で質問です。

    ミクロ経済学で質問です。 完全競争下の生産関数では、MC=MR(=価格)となる点での 生産量が最大利潤を実現する基準です。 そもそも、MC(限界費用)はずっと右上がりという前提ですけど、 固定費用は平均すると減っていくだろうし、 規模の経済で安く作れるんじゃないの?という安易な考えも浮かんで きます。 ●何故、MCは上がりつづけるのでしょうか? 具体的な事象が分かる方、教えていただけませんでしょうか。 宜しくお願いいたします。

  • 経済用語がわかりません・・

    こんなことここで質問して良いのかわかりませんが、経済用語で理解に苦しんでいます。 市場の失敗の要因に「外部性」があるんですが、文章の中に 「外部性が存在する場合、私的便益とそれに外部便益を加えた社会的便益との乖離、あるいは私的費用とそれに外部費用を加えた社会的費用との乖離が生じる。その結果、目的とする財の生産が社会的にみて過剰になったり、かしょうになったりする。」 と記述されていて、これがよくわからなくて困っています。 外部性とはある経済主体の行動が他の経済主体に与える有利不利な効果ですよね。 私的費用、社会的費用ていうのも理解できるんですが、乖離が生じて財の生産が過剰になるって・・よく理解できません・・ 便益って言うのもちょっと・・・ 誰か理解できるように教えていただけないでしょうか?

  • 【ミクロ経済学】供給曲線と需要曲線の定義

    今年から経済学の勉強を始めたのですが、 勉強すればするほど、「供給曲線」と「需要曲線」の意味が分からなくなってきました。 ◆質問1 供給曲線と需要曲線のそれぞれについて、意味の定義や式の定義はあるのでしょうか? 例えば、価格P=f(X)みたいな式で表すと決まっている、とか。 あるいは、縦軸には△△を、横軸には○○を使って表すと決まっている、とか。 ◆質問2 質問1とも関連しますが、完全競争市場の 「価格P=平均収入AR=限界収入MR=限界費用MC」 という式は、供給曲線と呼んでいいのですか? 「供給曲線とは、価格Pが式に入っていて、生産者の供給量を決める式」 だと私は勝手に思っているのですが、仮に上記の式からPを削除して、 「平均収入AR=限界収入MR=限界費用MC」 としたら、この式は供給曲線と呼んでいいのですか? どなたかご教授頂けると助かります。 よろしくお願いいたします。

  • 経済数学の問題がわからないのでといてください。

    経済数学の問題がわからないのでといてください。 よろしくお願いします。 企業の費用関数が,その生産量をx,限界費用曲線を表す式が MC(x) = x^2 - 4x + 5であり,また 平均費用曲線を表す式が AC(x)=3分の1x^2-2x+5+x分の72 ↑分数の表示法が分からないので○分の○にしました。^2は二乗を表しています。 (1) 平均費用曲線を表す式を利用して,費用曲線を表す式C(x)を求めなさい。 (2) 企業が生産する財の価格が 26 のとき,企業の利潤を最大にする生産量と,最大利潤を求めなさ い。 (3) 損益分岐点における x と,損益分岐価格を求めなさい。 (4) 生産中止価格を求めなさい。

  • ミクロ経済学の消費者余剰の具体的意味

     ミクロ経済学は売り手と買い手の経済行動をミクロな視点から積み上げていってマクロ経済を読み解くという視点かと理解しています。その理論の一つに消費者余剰、生産者余剰という概念があります。  生産者余剰は平たく言えば売上高から費用を引いた残りの利益のことを指していますね。この売上高も費用も日常的な感覚や会計の視点からも納得感があってすぐに理解できます。  ところが消費者余剰になると途端に分かったような分からないような、きつねにつままれたような感覚になります。定義としてはある財について最大限払ってもよいと考えていた金額から実際に買えた金額を引いた残りが消費者余剰ですよ、とされています。生産者余剰における売上高や費用に相当するミクロ経済学的な定義に比べて、消費者余剰における最大限払ってもよいと考える金額という定義はあいまいなものでいまひとつ納得感がありません。  生産者余剰を分析する際の供給曲線はその本質は別名、限界費用曲線と言われているように費用曲線ということですよね。総費用曲線を生産量で微分した曲線です。ある財を生産する費用は客観的に測定可能です。  消費者余剰を分析する際は総消費便益曲線を消費量で微分します。それが需要曲線です。需要曲線が右下がりになるのは、微分する前の総消費便益曲線が逓減しているからですね。  消費者つまり買う側にとっても利益があるよという考え方は経済学特有の思考方法と思います。普通に考えれば買う側には費用のみが発生するのであり、儲けがあるなんて想像もしません。このあたりをどう飲み込むのかがミクロ経済学を理解するポイントのひとつのように思われます。  買う側にとっての総便益というのは、売る側ににとっての総消費のように客観的に測定できるものなんですか?買う側にとっての総便益曲線が客観的に描ければ消費者余剰も理解できることになるような気がします。そもそもそこは定義の話でそいういうものとして飲み込んで、ミクロ経済学を理解すべき性質のものかもしれません。

  • ゲーム理論 大学 経済学

    経済学部生です。ゲーム理論の問題で分からないものがあったので教えてください。 市場に同質の材を生産する企業が2社あり、クールノー競争戦略をしている。企業1の生産量をq1、企業2の生産量をq2、総生産量をQ=q1+q2と表す。需要関数はP=120-Q=120-q1-q2で表される。企業1の生産関数はC1=40q1、企業2の費用関数はC2=20q2であるとする。企業1にとっての残余需要関数はP=(120-q2)-q1であり、企業1は(120-q2)を定数として自社の生産量q1を決定する。このとき、企業1にとっての限界収入曲線MR1は、MR1=(120-q2)-2q1で表される。 (1)企業1の反応関数をq2の関数として求めよ (2)企業2の反応関数をq1の関数として求めよ (3)2つの反応関数を図示せよ (4)クールノーナッシュ均衡の生産量(q1、q2)と均衡価格を計算せよ (5)均衡においては、限界費用が高い企業1と限界費用が低い企業2のどちらがより多く生産するか

  • ミクロ経済学の環境利用水準と経済的手法について

    横軸に環境利用水準を、縦軸に円/環境利用をそれぞれとり、これに環境利用に関する限界便益曲線と限界費用曲線を示した図があるのですが(例えば、 http://sakura.hpc.ese.yamanashi.ac.jp/~yosihiko/kankyoukachihyouka.pdf の6/12ページ)、この図では一般に「受益者は、規制がない限り、限界便益曲が0になるまで環境利用を進めようとする」とされます(例えば、上記ページの下から12行目に「受益者は、規制がない限り、A点まで環境利用を進めようとする」とあります)。 これに関して、次の(1)~(3)についてお教えいただけないでしょうか。 (1)「受益者」とは、(a)財の生産をする者でしょうか、(b)消費をするものでしょうか。(a)は環境負荷を生じつつ何らかの財を生産する者のことで、(b)は(a)のようにして生産された財を購入する者のことだとお考えください。 (2)A点と純便益が0となる点(例えば、上記ページの5/12ページの便益曲線と費用曲線が交差する点)との位置関係が分からないのですが、A点の環境利用水準と純便益が0となる点の環境利用水準とは、一般的には異なると考えてよいのでしょうか。 (3)上記(2)の御回答とも関連しますが、A点より手前(つまり、消費量が少ない側)に純便益が0となる点(例えば、上記ページの5/12ページの便益曲線と費用曲線が交差する点)があると思うのですが、そうであれば財の生産をする者は純便益が0となる点で生産を打ち切るので、環境利用はA点までは進まずA点より手前(それも、費用はかなり多額だと思うので、おそらく多分かなり手前)で終わると思うのですが、なぜA点まで進むと考えられるのでしょうか。