戦争で人を殺した人には罪はあるのか？

質問

先日「×ゲーム」というＤＶＤを借りて観ました。
簡単に内容を言うと、ある女の子を学校のみんながいじめており、
1人だけ彼女をいじめず、むしろ救おうとした男子がいたのですが、
その男子もいじめなければ自分がいじめられるので、その圧力に
屈して、その女の子のいじめに参加してしまいます。
そして、時は流れてみんな成人になり、そのいじめられていた女の子が
みんなに復讐するという話です。

僕がここでみなさんに問いたいのは、圧力に屈していじめに参加した
その男の子に、罪があるのか？と、いうことです。
仮に罪があるとするならば、戦争で人を殺した人も、国や上司の
命令とはいえ、何らかの圧力に屈してそうさせたのだと思います。
と、いうことは、自分の意思とは違うがいじめに参加した人も、戦争で
人を殺した人も、内容は違えど本質は同じではないか？

ちなみに、戦争をする事自体は合法で、人を殺す事は仕方がない。
というのは法律の問題であり、僕は倫理的なものを問うてます。
みなさんどー思いますか？

回答No.11

noname#194996

>圧力に屈していじめに参加した
その男の子に、罪があるのか？と、いうことです。
>自分の意思とは違うがいじめに参加した人も、戦争で
人を殺した人も、内容は違えど本質は同じではないか？

>僕は倫理的なものを問うてます。

一般的な答えはないと思います。倫理と言うものに一般解はありません。
貴方があなたの価値観で考えて答えなければなりません。

先の戦争でも、兵役拒否をして逃げ回っていたひとはいたようです。やる気があれば出来るのですね。

私の考えでは、どんな殺人も殺人は可能な限り回避するべきだと思います。自分の信念を貫くべきです。どんな戦争も戦争は反対します。

＞自分の意思とは違うがいじめに参加した人も、戦争で
人を殺した人も、内容は違えど本質は同じではないか？

私もそう思います。

回答No.10

noname#134588

あると思います。人を殺すという意味で罪です。いじめに参加した人も罪です。パワハラに屈した人も罪です。
空気を読んで人を殺めたりいじめたりするという事になんの猶予もありません。あえて罪でないなら殺されそうになって殺すもしくはいじめられそうになって抵抗するという行為ということになります。ここには正当性がありますから気分はスッキリするでしょう。ただ人殺しはインパクトが強いのでスッキリとはいかないと思います。人殺しは善と言う人がいますがそれは無いです。
ただその空気の圧力が尋常でないつまり自らの命を奪ってしまうかもしれないという次元の場合ですがこの場合のみは不可能パラドックスになり収集がつかなくなるのではないかと思うのですがどうでしょうか？つまり出来る限り抵抗はするのですが限界に至った場合（拳銃を誰かに突きつけられて「お前今から奴を殺せでないとこいつの命は無いぞ」という場合ですが）もしその場合の殺しはどうなのか？というは残りますが基本殺しやいじめは罪です。

回答No.9

Mokuzo100nenn

いじめは愉快犯。
戦争は領土や奴隷や市場の利権など実利の奪い合いだから、古いタイプの（狩猟時代の）男の仕事。

愉快犯に参加した奴と、戦争を戦った人間を同一視するんざぁ、戦争を戦った人に失礼でないかい？

補足

愉快犯というのは言い方で、とどのつまり、いじめも戦争も
何頭かの利益になるから、しているものと思いますよ。

回答No.8

mmky

戦争で人を殺した人には罪はあるのか？

○　この質問は例えば「あなたの財布と国の財布は同じか」という質問と同じなんです。国家財政と自分の財布とを同じに考える人がいますが、わかりやすいといえば判りやすいのですが、実際に国家財政を預かる責任者になってみれば、個人の財布とは違うものだと判るものです。これ、哲学的な言葉で言えば、平等知と差別知といいます。平等知とはみんな平等に考えることですね。国家の財布も個人の財布もおなじじゃないかとね。一方、差別知というのは国家の財布と個人の財布は明らかに違うという認識力のことですね。まあ、一人が破産しても一人のことだけど、国家が破綻すると全ての国民にしわ寄せが来るという違いですね。個人の喧嘩と国家の喧嘩も同じですね。個人同士の喧嘩、いじめ、殺人、盗みは個人や小さな社会の問題ですが、国家同士の喧嘩、いじめ、殺人、盗みもあるのですね。最近、日本の島も狙われていますね。盗賊国家もあるのですね。
つまり、国家の問題は国家の問題、個人の問題は個人の問題ということなのです。だから個人のいじめ,殺人、盗みははその責任が個人にあり、国家の戦争はその責任が国家にあるのです。そういうことで「戦争で人を殺した人には罪はあるのか？」については「ありません」が答えですね。それ故、軍隊が存在しているのです。天国にも軍神がたくさんいますよ。
では、国家とはといえば、内閣ということです。

回答No.7

JidousyaGaisya

たとえパワハラに屈して戦地へ赴かせされた気の毒な方々がいらっしゃいましても、戦地での争いはパワハラへの従属よりも寧ろ生存の為に行なわれ得るのでしょうから、安易にそれ等(いじめのグループ化と戦争)を結び付けて考えてはいけない、と私にも思われます。

回答No.6

cyototu

戦争で人を殺すのは、緊急避難に相当しますね。殺さなければ殺される。目の前の相手側の人が自分を直接殺そうとしなくても、敵国の人である限り、巡り巡ってこちらが殺される。だから、生き残るために相手を殺すしかない。これが戦争ですね。だから、戦争って地獄であり修羅であり、遣る瀬ないのですね。罪があるとかないとか言うレベルの問題じゃなくて、そんな場面の当事者になうことは不運だと言うことですね。

大分昔、『人間』と言う題名だったと思いますが、外国人の書いたそんな哲学書を読んだことがあります。著者名は忘れました。その本の各章の名前が考えさせられる物でした。曰く、「言語と論理」「芸術と学問」「社会」「宗教」「戦争」だったと思います。

と言うことは、この中の一つでも欠けると人間ではないと言うことです。でも、その中に「いじめ」はありませんでした。だから、いじめと戦争を同次元で語るのは筋違いではないでしょうか。

補足

いじめと戦争をまったく同じ次元で考えているわけではないのです。
ただ、本質的に似ているのではないかと。考えているのです。

回答No.5

born1960

いやいやいじめに参加した人でももちろん罪はありますが、その刑はたとえば主犯が死刑なら、無期懲役、主犯が無期懲役なら、懲役10年とか、もちろん量刑の差はあります。

　戦争の上での殺戮行為については日本はすでに日本国憲法において戦争放棄しているので、日本人が戦争における殺人を語ることはないと思います。過去の反省も言わば東京裁判で決着が着きました。
今なお戦争や紛争が起きている国、某大国のようにゲリラを殺しに行くような国の話だと思います。

回答No.4

hekiyu

１，倫理と法（刑法）を全く別次元のものととらえられて
　　いるようですが、まずそこが問題です。
　　最低限護られるべき倫理を刑罰をもって強制しようと
　　するのが刑法です。
　　刑法は倫理と密接不可分の関係にあります。

２，何らかの圧力に屈して殺人をした場合の倫理的評価。
　　殺人を例に取ります。

　　何故罪があるのか、何故非難されるのか、と問えば
　　殺人を侵す、侵さない選択肢があったのに、あえて
　　殺人を侵したから罪とされ、非難されるのです。

　　　逆に言えば、選択肢が無い場合には倫理的に非難
　　されるいわれはない、ということです。

　　更に、選択するのが困難な場合には倫理的非難が減少
　　する、ということです。
　　困難には、ほどんど選択肢が無かった～ほとんど自由に
　　近い、という具合に、無限の段階があります。
　　この段階に応じて倫理的非難の程度も決定されます。

３，戦争で命令に従わずに殺さなければ、自分が死刑になる
　　かもしれません。
　　これと、嫌々ながらいじめに参加した人と同列に論じられる
　　でしょうか。
　　戦争もいじめも一緒に論じる、というのははなはだ乱暴で
　　いわゆる有るか無いかのデジタル思考に汚染されていると
　　しかいいようがありません。

補足

あなたは、いじめを軽くみすぎ。
子供にとっては、いじめられるということは
場合より死刑に等しいかもしれないではないか？
と、僕は思いますよ。

回答No.3

cincinnati

戦争で殺人を犯すことも個人的な欲望で殺人を犯すのも、どちらも殺人で、どちらも重大な犯罪です。国家であればその国が勝てば軍隊での殺人は不問に付されますが、負けますと戦勝国の裁判に掛けられて場合により死刑になります。これは日本が経験してきたことでした。

国民一人一人の正義感が未熟な国家では、人権や個人の尊厳がないがしろにされてしまいます。おそらく今の北朝鮮のような国ではないかと思います。

自由とか人権というのは言葉や概念の世界ではなく、おそらく命がけで勝ち取らなければ、いずれまた失うようなことになるのではないかと恐れます。最近君が代を立って歌わなければ首だという法律が大阪で可決されましたが、歌を立って歌うか否かということが問題だというのは考えようによっては笑えます。しかし当事者にとっては自分の信念を通すために生活の糧を失いますので、大変なことだとおもいます。公的な機関が個人の感情や信条に踏み込んでくるのは戦前のある時代と同じと思います。

公的な機関がこのようなことに口を出し始めたら、あやしいと思う必要があるかもしれません。あなたの友人がこの歌を立って歌え、さもなけば殴るぞというと同じですが、赦されるようなことではありません。個人に赦されないことは団体にも赦されるべきではないと思います。集団の力を背景に弱いものをいじめたり、国家が非力な個人を有無も言わせず自由を奪うこととか、どれも同じような度合いで大きな罪と思います。

大多数と個人と言う場合大多数である国家は少しばかり控えめで、寛大で、抑制的でなければならないと思いますが、日本の現実は逆に向かっているように思います。

質問の主旨から外れてしまいましたが、国家ゆえに赦される罪と言うのはないと思います。国家が犯した罪はその国を構成する国民一人一人が公平に償うべきと思います。

回答No.2

noname#140269

かの喜劇王「チャールズ・チャップリン」は自らが監督・主演した映画「殺人狂時代」という映画で、連続殺人者を演じています。最終的に警察に捕まり、死刑になる直前、「同じ人殺しでも、戦争で人を殺せば英雄とされる」という様な事を自らの言葉で語っています。私も実際その通りだと思います。中国で日本人兵士は上司の命令の下、何人の中国人を殺したり、強姦したか競っていたといいます（小平事件犯人：小平義雄談）。小平は殺したり犯したりを繰り返している内にそれが快感となり、終戦後、連続強姦殺人魔として逮捕されたのです。しかし戦争での犯罪が裁かれる事は無く、日本での連続強姦殺人についてのみ罪を問われ、死刑になったのです。

確かにおかしな話です。上司の命令には絶対服従とは言え、人の命を奪っているんです。その事は英雄として扱われます。しかし戦争には関係ない殺人は刑事罰の対象になります。人を殺してるという事実は変わりありません。しかしその背景により英雄視されたり憎悪の対象になったり。実におかしな話です。同等の扱いにしてほしいものです。