【テンス】と【アスペクト】を困っています

質問

私は中国人の日本語の学習者です、下の質問どうぞ宜しくお願い致します！

1、 言ってなかったか？俺はお前が憎んだ！
なぜ【言わなかった】と言わないのですか、

2、A: あれ、コートを脱いたんだ
B: あ、ここ、暖房が利いてて熱かったので
(注意： 暖房がまだ使用中です)
【熱い】と言ってもいいですか、この【た】はただ、強調の語気ですか

3、ええと、そうだ、君の名前まだ( )よね
A 聞いていなかった B 聞いていない C 両方でもいい
何を選びますか、もし答えはCだったら、A の場合は【た】を使っているので、【気づき】や【発見】などの語気を付いているのですか

4、A: あ、雪！
B: え、本当だ！道理で今日寒いと思った
なぜ【と思う】と言わないのですか、この【た】の働きが何ですか

回答No.4

cxe28284 · ベストアンサー

１、言ってなかったか？には、言っておいたはずだが？と言う念を押すニュアンスが含まれ、
憎いと言う言葉がより強調されます。
言わなかったか？ごめんごめん明日あそこの店は休みだよ
言わなかった＞内容がそれほど重要な事では無い

２、Aあれ、コートを脱いだんだ。＞脱いだのだの音便で確認
B「～～暑かったので」は、コートを脱いだのが過去なので過去にして～ので、
脱いだ原因、理由をのべた。
暑かっ「た」は、確認、コートを着ている事が暑かったの意味だとおもいます。
強調の意味にも取れます。
暖房が利いていて暑いので、でも単にコートを脱いだ理由ですから構わないと思います。
Bの答えはAの質問への反応だと思います。

３、Cです。ええと、そうだで、気づきや発見をいっているので、単なる確認だと思います。

４、思うと言う言葉は推し量る。予想する。予期すると言う意味があります。
思うことが現実に成ったので、
ここでは完了の意味で思った使っています。「た」は完了

回答No.6

hakobulu

1、
言ってなかったか？俺はお前が憎（い）んだ！

なぜ【言わなかった】と言わないのですか、
：
a.
「言ってなかった」は「言っていなかった」の簡易表現です。
「言っていなかった」は「言っていた」の否定形です。
「言っていた」は「言っている」の過去形です。
「言っている」の「ている」は、
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/01574301231400/
の、
７ー(2)動作・作用の結果が、続いて現在もあることを表す。「枝が枯れている」「窓があいている」
に該当します。
また、「言ってなかったか」は反語的表現です。
『「俺はお前が憎いんだ！」と言ったことがなかったか？いや、あったはずだ。しかも、その（言ったという）事実にはずっと変化がなく、ずっと継続していただろう？そのことを忘れたのか？」
という意味になります。

b.
「言わなかったか？」の場合は、過去の事実を単純に反語で確かめています。
『「俺はお前が憎いんだ！」と言ったことがなかったか？いや、あったはずだ』
という意味です。
「しかも、その（言ったという）事実にはずっと変化がなく、ずっと継続していただろう？」
という意味は（文自体には）含まれていません。

c.
どちらの場合も反語的表現なので、意味的には大差ありません。
ただ、「ずっと継続していただろう？」という意味が込められている分、
「言って（い）なかったか？」のほうが強い表現になります。

2、
A: あれ、コートを脱いたんだ
B: あ、ここ、暖房が利いてて熱かったので
(注意： 暖房がまだ使用中です)

【熱い】と言ってもいいですか、この【た】はただ、強調の語気ですか
：
基本的には「コートを脱いだ時点の理由」を過去形で答えるのが自然です。
ただ、このA の言葉は必ずしも過去の動作の理由を尋ねているとは限りません。
「A: あれ、コートを脱いだ状態でいるんだね。」
という現在の状態に対する発言と捉えることもできます。
ですから、現在も暑い状態が継続中であれば「暑い」と言っても不自然にはなりません。

これが
「A:どうしてさっきコートを脱いだの？」
という明らかに過去の動作に対する疑問形であれば、
「暑かったので」とする必要があるでしょう。

3、
ええと、そうだ、君の名前まだ( )よね
A 聞いていなかった B 聞いていない C 両方でもいい

何を選びますか、もし答えはCだったら、A の場合は【た】を使っているので、【気づき】や【発見】などの語気を付いているのですか
：
Cを選びます。
「ている」は先ほども記しましたが、
「動作・作用の結果が、続いて現在もあることを表す」用法です。

「A 聞いていなかった」は、
「過去の時点で聞いていなかった」という意図です。
聞いていない状態が過去の時点で継続していた、というニュアンス。
気づき・発見とは関係ありません。
そのように見えるのは文末が「よね？」という確認の形になってるからにすぎません。
ここの「た」の用法は過去です。
「B 聞いていない 」は、
「過去にも聞いていなかったが、現在でも未だ聞いていない状態が継続している」という意図です。

どちらも同じような内容ですが、
A は、過去に固執した表現なのでどちらかというと「後悔のニュアンス」が伴なうと思います。

4、
A: あ、雪！
B: え、本当だ！道理で今日寒いと思った

なぜ【と思う】と言わないのですか、この【た】の働きが何ですか
：
これも過去の用法ですね。
「道理で」は副詞です。
そうなる、またそうである道理がわかって納得するさま。
という意味です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E9%81%93%E7%90%86%E3%81%A7&stype=1&dtype=0
道理（理由）がわかったのは「今」です。
「寒い！」と思ったのは「過去」です。
寒い！と過去に思った。
その道理（＝理由）」が今わかって納得した、という構図になります。
「寒いと過去に思ったこと」の理由がわかって納得した、ということを言いたい文章なので「と思う」と言わないだけです。

「今も寒い」という意図の場合には、
「道理で今日は寒いはずだ」
と表現します。

回答No.5

Ishiwara

1. 「言ってた（言っていた）」
欧米語文法の流儀で説明すれば、「言った」は単純な過去であり、「言っていた」過去完了であって「ある過去の時点で、すでにその動作が完了していた」です。「すでに過去において＜お前が憎い＞と言っていたはずだ」という意味です。

3. まだ（）よね
Ａは過去完了であり、Ｂは現在完了です。Ａは「過去に尋ねる機会があったのに尋ねなかった」であり、Ｂは「現在まだ尋ねていない」です。ただし、日本語では＜時制＞の意識が比較的薄いので、どちらでも構いません。

4. 道理で寒いと思った
寒いと思ったのは「過去」であり、そのときは、なぜ寒いのか、あまり意識しなかったが、今、雪を見て「寒い理由を納得」したのです。寒いと思ったのは過去であり、理由が分かったのが現在ですから、理屈に適っています。

回答No.3

neochi_life

２さん
１の解釈はおかしくないですか？
（真逆になるのですが・・・）

＞「（まだ）言ってなかったか？」
＞発言者は、憎しみを言葉にしたことはないのでしょう。しかし、態度などでは「示してきた」のです。
ではなく、「言ってなかったか？（前に言っただろう？）。俺はお前が憎んだ！」です。
ですので、疑問系を用いた反意による強調（「何度言ったらわかるんだ！」の意味を含む）でしょう。
過去に言ったことを相手が「理解してない・忘れてる」などの場合に、怒りの感情を込めて使うのが普通ですよ。

例）これを言った人は、以前「お前が嫌いだ」と言っていたが、相手がそれを理解せず、なれなれしい態度で接してきた場合などに怒りをあらわしてこれだけ強い表現をするでしょう。

※４は、気づいた時点が過去で現在も寒いと思っているので「完了形」という表現の方が妥当ですね。

回答No.2

Caroms

時制と状況ですね。ところどころ送り仮名や漢字の用法が違いますから、それも併せて説明します。

1、言ってなかったか？俺はお前が憎[い]んだ！
　この文は籠められた感情・背景を理解しないと解り難いです。
　発言者はずっと相手を憎んでいたのです。前文でその感情を補って、「（まだ）言ってなかったか？」
　としてみましょう。こうすると厳密には相手に訊いているのではありません。
　発言者は、憎しみを言葉にしたことはないのでしょう。しかし、態度などでは「示してきた」のです。

2、あ、ここ、暖房が利いてて熱かったので
　まず、気温の場合は「熱かった」ではなく「暑かった」を使います。
　「暑いので。」は現時点の状況の説明として使用できます。【た】はこの場合強調の意味は無く、状況の継続を意味します。時制で言えば、現在完了形です。has been hot.ですね。

3、これはその解釈でいいと思います。

4、え、本当だ！道理で今日寒いと思った
　これも２と同じように理解してください。Ｂは「今日（ずっと）寒いと思っていた」のです。
　I've felt it's cold !

回答No.1

neochi_life

１：反意による強調です。
疑問系にすることで、「言ったでしょう？」を強調してます

２：【た】は過去形です。
現在形で、「暑い（熱いは間違ってます）から」と言っても構いませんが、この場合にはコートを脱いだ時が過去なので「その時点で暑かった」から脱いだという理由を説明してます

３：君の名前まだ( )よね
これは、「君の名前まだよね（女性的な表現）」「君の名前まだだよね（共通）」のように使うのが一般的
疑問系による確認なので、それに対する返答には
Ａ：聞いてなかった、Ｂ：聞いてない
は文脈によってどちらでも使用できます（＝Ｃです）
Ａの場合の【た】も過去形です。（以前あった時に～）。
Ｂの場合には、今会っている現在について
ただし、Ｂの場合でもＡの返答をすることもありますので、流動的です。

４：過去形です
Ｂは、Ａに「雪が降っている」と言われるより前から寒いと思っていたので、過去形なのです。
例）寒いと思っていたら、いつの間にか雪が降り始めていた。Ｂは雪が降り始めたことに未だ気づいていなかったがＡから言われて気づいた。
Ｂは「雪が降っている」ことには気づいていなかったが、「寒い」ということには気づいていた。ということを表現しています。