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ホウ素を撒かない理由は?
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福島原子力発電所(第一と第二)の原子炉では、地震が発生した時に、自動的に制御棒が挿入されたため、事故が起きる以前に、(連鎖)核分裂反応は停止しています。 既に核分裂が停止していて、中性子の発生も無くなっているのですから、新たにホウ素を投入する必然性は、あまり高くは無いのですが、海水の注入が始まった際には、その海水にホウ素の化合物であるホウ酸が混ぜられています。 おそらく、万が一、予想外の事態が起きた場合にも、再び核分裂が起きる心配をしなくても済む様にするために、あくまで念のために、ホウ酸を混ぜたのではないかと、私は推測しています。 現在、注入している水にもホウ酸が混ぜられているのかは、はっきりとは判りませんが、前に海水に混ぜて投入したホウ酸は、原子炉内に残っています。 因みに、加圧水型原子炉と呼ばれる方式の原子炉では、運転中に使用する冷却水にホウ酸を混ぜる事で、核分裂反応の速度を適度に調整していますが、 福島原子力発電所の原子炉は、加圧水型ではなく、沸騰水型原子炉であり、沸騰水型原子炉では、ホウ酸を混ぜなくとも、水が沸騰した時の水蒸気の気泡で、核分裂反応の速度が適度に調整されますから、通常は冷却水にホウ酸は混ぜられてはいません。
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- jkpawapuro
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原発は普段からホウ酸水を冷却水に使っているので、ホウ素は入れるのが普通で廃炉云々とは関係ありません。 2号炉はまだ入れてるようですし、1・3号炉もこれまで散々ホウ酸水入れてます。 報道もされてます。
- yoshinobu_09
- ベストアンサー率32% (134/413)
ホウ酸は13日の時点で投入されています。 中性子の発生をおさえるためです。 今回海水に代わり、真水を入れますが、その中にもホウ酸を入れる予定です。
お礼
もう投入済みだったんですね。 私の情報不足でした。 回答ありがとうございました。
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
温度が下がりつつあるからでは。
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