ドーナツとマグカップは同じ形の学問とは?

このQ&Aのポイント
  • 中学3年生の最後の頃に学んだ数学の分野についての質問です。
  • マグカップはドーナツやホースと同じ形であり、湯呑みは皿やボールと同じ形だという内容だったと記憶しています。
  • 数学の世界でほんの一時期教えられていた新しい物の見方について知りたいです。
回答を見る
  • ベストアンサー

「ドーナツとマグカップは同じ形」という学問とは?

分かりにくいタイトルで申し訳ありません。今から40年近く前、中学3年生の最後の頃に学んだ数学の分野について、どんな学問なのか、お尋ねいたします。 確か「空間のつながり」とか、そんな名前の単元だったような覚えがあります。学んだのは、立体が無限に伸縮可能な粘土でできていると考えると、マグカップはドーナツやホースとと同じ形であり、湯呑みは皿やボールと同じ形だという内容だったと記憶しています。いろいろな立体について、検証したような覚えがあります。 その後、高校に進学しても、大学(文系)に行っても、同じような学問に出会いませんでした。しかも、4歳年上の夫(理系)は、中学から大学まで一度も勉強していないと言うのです。もちろん、ゆとり世代の息子たち(大学生・高校生)もぜんぜん学んでいません。 私が学んだあの単元は、数学の世界のどんな分野なのでしょうか。どうやらこの単元が教えられたのは、ほんの一時期だったようですが、女子中学生だった私は、新しい物の見方を知って、けっこう衝撃的でした。ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひご教授下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fine_day
  • ベストアンサー率70% (6285/8867)
回答No.2

おそらく位相幾何学(トポロジー)のことだと思います。 物質がやわらかいものでできていると考えたとき、同じ形状にすることができればその形の本質同士は同じと言える、という内容だったのではないでしょうか。ドーナツとコーヒーカップの例えはよく出てきます。 参考にこちらをご覧ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8D%E7%9B%B8%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6 http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate1/topology1.htm http://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st01_01.html 20数年前に中学生でしたが、数学でこの分野は学びませんでした。 面白い分野だけに残念です。 (私が出会ったのは高校生になってから、図書館の本ででした)

mrs_snape
質問者

お礼

お返事が遅れて申し訳ありません。興味深いリンクをありがとうございました。 非ユークリッド幾何学にも関係がある単元だったとは、知りませんでした。大学の一般教養で非ユークリッド幾何学を取ったのですが、まじめにやらなかったのが悔やまれます。一見役に立ちそうもない学問でも、訳がわからないままほんの少し勉強しただけで、その後の私のモノの考え方にものすごい影響を与えました。リンク先にあった大学の先生の講義、受けてみたいです。

その他の回答 (4)

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.5

位相幾何学は、大学の数学科へ行かないと教えてもらえないでしょう。初歩の問題は「メビウスの輪」「クラインの壷」などで検索してみては? 余談ですが、半導体上の回路素子の配置・配線のことを「トポロジー」といいます。 つまり、工夫によって配線の交差を極力少なくするために位相幾何学が役立つからだと思います。 秋葉忠利さん(広島市長)から直接うかがったのですが、彼は位相幾何学の専門家だったそうです。

mrs_snape
質問者

お礼

お返事が遅れて申し訳ありません。 IC(←今でもこう呼びますか?)の上の、あのウネウネもトポロジーですか! こういうところに役立つんですね~。私の日常生活には直接ぜんぜん役に立ちませんが、身近にその応用があるとは驚きです。 広島市長さんは異色の経歴ですね。トポロジーを駆使して効率のよい市政を行ってくれることでしょう(笑)。実際、冗談でなく、行政システムの構築にも役に立つかも……。 どうもありがとうございました。

  • Tofu-Yo
  • ベストアンサー率33% (36/106)
回答No.4

すでに回答がありますが、トポロジーです。今は大学の専門でようやく習うものですがこれを中学生でやってたことに驚きました!きっと正確な定義なんて出なかったでしょうが、おっしゃるとおり「無限に伸縮可能な粘土でできている」と解釈してまったく問題ありません。 自分の専門は結局解析になっちゃいましたが幾何の方が実は好きだったのでよく覚えています。 伸縮可能な粘土でできていると仮定して同じになる立体を「同相」と言いますが、では、ドラクエの東西、南北が同じようにループしているマップは、どんな形の星と同相でしょうか? じつは球体ではなく、ドーナツなんです。言葉で説明するのは難しいですが、球体だとすると北極や南極が存在します。たとえば北に向かうなら、どんな点からもいつかは北極点に到達し、そのまままっすぐ行けば地球の裏側を逆に南下し始めるはずです。しかし、ドラクエは北に向かうと北極点などなく、ずっと北上し続けます。これは、ドーナツの切り口(切り口が円になるような方向で切ったとき)において、円周上の時計回りか反時計回りかのいずれかを「北」の方向と決めるようなものです。 伝わったかどうかわかりませんがとにかく興味をそそる分野でした。メビウスの輪やクラインの壺なんかもここで出ますが不思議な空間です。

mrs_snape
質問者

お礼

お返事が遅れて申し訳ありません。 大学で学ぶような内容を中学生で学んだとは、自分でも驚きです。どうして私の学年だけ(あるいは前後2~3年?)だけ学んだのでしょう。4歳年上の夫は、高校でも学ばなかったそうです。中学3年生の最後にチョコッと学んだだけで、実生活に役立ったこともありませんが、モノに対して新たな視点を与えてくれた単元でした。(余談ですが、メビウスの輪も大好きで、これまでに何度も作っています!) ずっと文系で生きてきましたが、これを機に数学も勉強してみたくなりました。 どうもありがとうございました。

回答No.3

皆さんがおっしゃってるように、位相幾何学(トポロジー)だと思います。 私も、世代的には、質問者さんより、ちょっと上かと思いますが、確か、私の下の学年あたりで、課程が変わり、トポロジーではなかったと思いますが、次の学年はこんなこともやるそうだから、と、数学の授業の空いた時間に、プリントで、私たちの教科書には乗ってない変わった数学を教えてもらった覚えがあります(ハッキリは覚えてませんが、今思えば、ブール代数か何かだったような気が…) アメリカで、New Math 運動という、小学生に集合教えるとか、そういう新世代の数学をやるのが流行していて、それで、文部省もそれに乗っかった、みたいな話ではなかったかと思うのですが… 大学では、数学科で、さらに、そちらを専門にした人だけが勉強するような分野ですが、基本的なアイデアは、普通の人にもわかりやすいので、色んな入門書が出ています。ただ、「位相幾何学入門」なんてタイトルにつられて買ったら、専門的入門書で、訳が解らなかったということもありそうですが(まぁ、どの分野でもそうか^^) あのときの衝撃をもう一度噛み締めてみたい、と、お思いでしたら、「はじめてのトポロジー (PHPサイエンス・ワールド新書)」瀬山士郎 (著) という本をお勧めします。本当に中学生にも解るように噛み砕いて、入門・基本の考え方や、応用のされ方・最近、その道では騒がれたポアンカレ予想など、広い範囲の話題に触れてあり、なかなか楽しめる本だと思います。

mrs_snape
質問者

お礼

お返事が遅れて申し訳ありません。 今では大学で数学を専攻した学生しか学ばない分野なんですね~! でも、中学時代に訳も分からずちょっと学んだだけで、その後の私のモノの見方に大きな影響を与えたような気がします。 私の学生時代は、今から思えばもっとも詰め込まれた時代のようです。詰め込み教育に弊害が多かったのは分かりますが、何でもかんでもとりあえず教えられたおかげで(特に理科や数学)、いろいろな世界を垣間見ることができました。ゆとり世代の息子たちは悲しいほどスカスカな勉強しかしていませんが、大切なものを学び損ねたような気がして、少々気の毒だと思いました。 お勧めの本、さっそくアマゾンに注文しました。ありがとうございました。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.1

位相幾何学(トポロジー、topology)かな?

mrs_snape
質問者

お礼

お返事が遅れて申し訳ありません。早速の回答ありがとうございます。そんな難しそうな名前の学問だったんですね!

関連するQ&A

  • 過去に存在した、短命な学問分野、ご存知ですか?

    こんにちは、大学研究室の勉強に参考にさせていただきたく、質問させていただきます。 この世の中には、さまざまな学問分野があるようです。哲学や数学など、数千年も昔に生まれた学問もあれば、 コミュニケーション学や記号学など、近年に始った学問もあります。 しかし、その多くは他の学問に吸収されたりなどして、独立した分野としての立場を保たないように思います。たとえば私が専攻しているコミュニケーション学は、その実言語学や心理学の寄せ集めでしかないところも少なくなく、1000年後も今の形をとどめているようには思えないのです。 そこで、他にもそのような短命な学問分野がありましたら、お教え願います。おそらく、かつては「~学」、「~論」などの形で存在したものになると思います。時代、分野などは問いません。何かアイデアがおありの方、どうかよろしくお願いいたします。

  • 心理学は学問ではない!?

    心理学専攻の大学生です。 数学を専攻している他の学生から「心理学は学問とは思われない」と言われました。なんでも英語の授業のとき先生から「心理学は学問と言えない。君らの学ぶ電気や数学は立派な学問だ」と言われたそうです。 その人ももともと心理学には懐疑的だそうで「確かに、心理学にも科学的根拠があるように思えるが、こじつけが多いように思うのと最近は、「XX心理学」と細分し過ぎているのに、似たような内容が多い」 と言いました。 本当にそうなのでしょうか?心理学では「統計」も入っていますよね。それに学問は他の分野でもどんどん細分化していますよね。 心理学が好きで専攻しているのですが…。どうなのでしょう??

  • 新学習指導要領について

     数学において,新指導要領について現行のものと 具体的な単元や分野で変わる所はどこでしょうか??  中学と高校両方において,なるべく具体的に教えて下さい。宜しくお願い致します。

  • IQ(知能指数)を扱う学問は、心理学ですか?

    人間の知能指数(IQ)について論じたり研究したりする学問は、心理学ですか? 恐れ入りますが、専門の方、若しくは、経験のある識者の方のみのご回答を希望いたします。 なお、もしも心理学ではなくほかの学問である場合、若しくは、もしも細分化された学問の1カテゴリである場合は、ここ(教えてgooの教育カテゴリの中)や大学の学部(科ではなく学部)でいうところの、どの分野に相当するかも教えていただけると幸いです。 また、複数の分野に属するのであれば、それらを全て教えていただけると幸いです。 (統計学、数学は対象外とさせてください)

  • 学問体系について(心理学)

    体系という言葉について、「個々別々のものが統一された全体」という認識を持っています。漠然とそのイメージを掴むことはできているのですが、これが学問における体系となると、よくわかりません。 たとえば数学における集合論は、数学の中の1体系として認識していいのでしょうか。もしそうなら、数学の中にはいくつもの体系を含んでいるということになるのでしょうか(代数とか幾何とか・・・)。 ここで本題に入りたいのですが、心理学は科学であり、科学であるということは体系的であるはずです。mistytree自身が大学で心理学を学んでいるのですが、その内容がELMモデルだとか系列位置効果だとかアダルトチルドレンだとか、その分野にきわめて特化した(悪くいえば瑣末な)内容が非常に多いです。具体的でわかりやすいのはいいのですが、心理学という学問全体を理解するにはいまいちです。 心理学は「行動や精神過程を研究する学問」だと思いますが、それなら心理学の体系は具体的にいったいどのようなものなのでしょう。 わかりにくい質問で申し訳ありませんが、回答可能な方、よろしくお願いします。

  • 日本の中学、高校の教育課程での各学問の歴史教育

    なぜ日本の中学、高校の教育課程では、各学問の歴史を教えないのですか?公式を覚えて点数とってはい終わりじゃ、何も面白いと思わないと思います。数学にも数学史があり、科学にも科学史があります。

  • 高校の、数学と理科は、その学問全体の、どの辺まで?

    進学校の、理系のクラスの、場合に、 理系の科目である、 数学と理科は、 高校卒業時点で、 数学・理科という、学問のジャンルの、 全体の、どの辺まで、習っていることに、なりますか? 大学では、学部にも、よりましょうが、 数学の、高校までに習わなかった、残りの範囲を、 全て、やるのでしょうか?

  • 十代後半からでも理系分野の学問を突き詰めたいです。

    十代後半ですが、この歳からでも、数学や化学といった理系の学問を突き詰めて勉強することはできますか? また、数学オリンピックに出場されるぐらい数学が出来る人は、小さい頃から数学をどのように勉強されていたかご存知の方は教えて下さい。 私は中学受験を経て、私立中高一貫高校に通っていましたが、病気にかかり高校3年間、ほとんど学校に通えていません。十代後半の女です。 高校卒業後、大学に通っていたものの自然科学を学ぶために中退し、理系の大学を志しています。今は基礎から固め直すつもりで勉強しています。 数学、化学カテゴリで数々の博識な方をお見かけし、私の今までの人生はなんだったのか、何故もっと早く勉強しなかったのか、と悔しくてたまりません。 遅すぎるとはわかっています。しかし今は病気も完治したので大学では懸命に勉強するつもりです。 基礎を固めたことを前提に、旧帝大に出題されるような難易度の高い問題を解けるようになるには、数学の副読本を読むことも必要でしょうか?いずれにせよ、読むつもりですが、受験優先で考えれば受験突破後にした方が良いのか悩みまして…。 同級生達は旧帝大や医学部に進学したために、傍目から見れば私はただ足掻いているようにしか見られません。 担任から言われた、「頭が悪い奴はニートにならないよう努力するしかない。それが嫌なら努力しろ」という言葉がトラウマになっています。 無知で馬鹿な自分を変えたいのです。 数学や化学が得意で好きな皆さんにお聞きします。どうやってこの学問を学習していったのか、趣味として勉強されている方も教えてください。

  • 勉強(学問?)で一生続けるとしたら?

    長く心の病気をし、大学も行けず中年となりました。 今となっては学校に行くことは経済的にも能力的にも無理になっています。次の人生を模索しなければなりません。 しかしながら、学問をしていないということは自分の中で強烈な劣等感としてありますし、また、純粋に学びたいという気持ちも事実です。 以前、元NHKアナウンサーの鈴木健二さんが、自分は学生時代数学とは縁もなかったし好きでもなかったが今一番よく読むのが数学だ、とありました。 数学は高校レベルですが好きです。一生学ぶのに数学は何かの役に立つのでしょうか?また、学ぶとして数学の何を学べばよいのでしょうか? よろしく御願いいたします。

  • 大学の学問とは違う分野の職業に就きたいです

     質問させていただきます。  私は今大学1回生の女子大生です。 今年、近畿の私立大学の経済学部に入学しました。 その大学は私が第一志望としていたところではなく、すべり止めとしていて、事情により現在在学している学部なら大学の受験料が実質無料だったので、高校の先生の勧めもあり、受験しました。 経済学部の勉強はそれほど興味をそそるものではありませんが、楽しいと思えるものもいくつかはあります。しかし、ここ数か月、家政の学問(衣食住の分野)に非常に興味があり、就職先も明確ではありませんが、被服系やインテリア・料理など携わる仕事をしたいと考えています。 これらの就職先と経済の学問はあまり関係がないように思いますが逆に役に立ったりもするのではないかと今の大学を辞めるつもりはありません。しかし、就職のときに、家政の学問を中心に勉強していた方たちに負けないくらいの家政の知識・技術も習得したいと考えています。 そこで質問なのですが、大学に在学しながら系統の違う分野の仕事に就きたい場合はどのようにして、その分野の勉強をすればよいのでしょうか?大学卒業後、専門学校へ通うとするとそれは就職に不利ではないでしょうか? 乱文でも申し訳ありませんがアドバイスくださるとありがたいです。