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日本の住宅産業の陰謀でしょうか?

Mokuzo100nennの回答

回答No.6

Goodmanmanさん、まず耐用年数という言葉の理解が違っちゃってるよ。 質問文で取り上げられた統計は耐用年数ではなくて、取り壊された住宅の築年数の平均だ。 つまり、本当のところはイギリス人は貧乏なので耐用年数60年の住宅を建て替えることもできずに150年も使っているとか、 または、日本人は金持ち(=金遣いが荒い)なので耐用年数60年の住宅を30年で取り換えてしまう、ということかもしれません。 マスメディアの事実捻じ曲げ報道と素人さんの勘違いの問題は置いておいて、本質論は日本人はなぜ築30年の住宅を壊すか、イギリス人はなぜ築150年まで壊さないないのかですよね。 イギリス人は100年前から椅子と机の生活をしてたが、日本人は50年前~30年前ぐらいの間に畳の生活から椅子と机の生活に生活様式が変えた。 日本人は、住宅建設を職人の仕事からビジネスに変換し、TVコマーシャル、住宅展示場、など日本独自の”住宅産業”を作り、一部大企業化に成功したので大勢のセールマンを雇って売り込み攻勢をかけるという新しいビジネスモデルにして消費者需要の掘り起こしをしている。 近年の日本人は、今現在の家族構成に合わせた住宅を購入し、家族構成が合わなくなるとまた現在の家族構成に合った住宅に変えようとするが、イギリス人やドイツ人はそもそも家族構成に合わせた住宅という発想がないので、家族構成が変わっても「合わなくなる」ということが無い。 1970年~1990年の間には日本で不動産バブルがあって、その時代に建てられた住宅は必要最小限のものが多く、豊かになれば建て替えたくなるのが人情。2010年の豊かな時代に家族4名で2DKの住宅に住み続けたいと希望する人は居ない。経済的に余裕ができれば「一人一部屋」にしたくなる。しかし、土地が狭くて建て増しができないので、建て替えて地下とか屋根裏を利用して4LDKにする。 一方、東京の西新宿にある高層ビルは既に築36年経っていますが、まだまだ後30年は大丈夫と思われます。 純粋な建築技術という面では、40年前から日本の建築技術は世界の最高水準で、耐震性が高い柔構造で50階建てを超える超高層ビルを建築できたのは日本が最初でした。 個人住宅の問題も日本の技術力の問題じゃあない。 平均30年で住宅を壊してしまう事実は、建築を商売とした人達の都合ですね。 5年ごとにクルマを買い替えてもらえば自動車販売台数は永久に減らないでしょう。住宅もそれと同じと考える連中が原因なんですよ。実際に提供している物の耐用年数はまだまだ十分あるのに、その製品を維持メンテするのではなく、新しいものに買い替えさせようとする。 でも、安心してくださいよ。 これからは日本人も貧乏に(というか普通に)なって行きますので、イギリス人と同じように耐用年数60年の物をなんとか150年使うように手入れをする人が増えますよ。 その予感がするからこそ、最近になって住宅を注文される方は、30年住宅と100年住宅の違いを説明すれば大抵100年住宅を希望されます。実際、30年住宅と100年住宅の費用の違いは高々20%増ぐらいです。20割増しで3倍以上の期間、子子孫孫にまで使ってもらえる。日本人は皆気が付き始めていますので、今から100年後に取り壊される住宅はドイツ並みの平均80歳になっていることでしょう。

goodmanman
質問者

お礼

日本人は他国よりも清潔好きでお金持ちだと理解できました。 また、機会がありましたらよろしくお願いします。

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