N-イソプロピルアクリルアミドの重合実験についての質問

このQ&Aのポイント
  • N-イソプロピルアクリルアミドの重合時に反応容器内の空気を窒素に置換しないとどのような結果が予想されるか
  • ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)が低温では水に融解しているのに、高温になると不溶になるのはなぜか
  • 共重合成分としてアクリルアミドを加えると、Lower Critical Solution Temperature(LCST)が高温側へ移動するのはなぜか
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実験課題の内容がわかりません。。(>_<)

N-イソプロピルアクリルアミドの重合の有機実験で、 課題で出された、 (1) 重合時に反応容器内の空気を窒素に置換しないと、 どのような結果が予想されるか。 (2) ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)は低温では水に融解しているのに、 高温になると不溶になるのはなぜか。 (3) 共重合成分としてアクリルアミドを加えると、 Lower Critical Solution Temperature(LCST)が高温側へ移動するのはなぜが。 この3つの課題がわかりません。。(泣) 色々調べてみたのですが、 手掛かりや関係している参考書などが見当たらなかったので、 こちらで質問させていただきます。 わかる方、 いたら教えていただいてもよいでしょうか。(>_<)

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

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  • swisszh
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回答No.1

1) 通常ラジカル重合の際は窒素置換した溶媒、モノマー、を使用し更に最終的に窒素置換するのは。ラジカルが酸素と即座に反応して、重合をコントロールしにくくなります。ポリマーの本を読めばはじめにでてきます。 2)Poly(N-isopropylacrylamide), PNIAA, はその物性の変化が、他の多くのポリマーの溶解性と異なる点で知られています。と言うのは、33C位デ、溶媒(水)との相互作用が変化し、低温状態の swollen hydrated state ( 水和膨張状態)から schrunken dehydrated state になると実測されて、 低濃度では、ポリマーのコイル状態からglobule ( 糸マリ )状態にナリ、溶解性が極端に異なります。 言うなれば、ポリマーのコンフォメーションが溶媒との相互作用で、異なるわけです。多くの他のポリマーは色々な溶媒中では、糸マル状 から 高温域で、コイル状になるのですが。 3)アクリルアミドをコモノマーに入れると、アクリルアミド自身はN-isopropylacrylamide(NIAA) と逆の水溶解性を示し、それに、ポリマーのコンフィギュレーションも違うので、LCSTは高温側に移行し、アクリルアミドの性質が勝ってくると考えれば、コポリマーでも、ランダムのものと、ブロックの物では又ソノ性質はかわるが、AAの量と共にLCSTは高温側に 4)Google から 英語で、Poly(N-isopropylacrylamide) をみて調べたら

maruwan1620
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございます!! この内容を理解しながら課題に取り組めそうです。(*^_^*) 本当にありがとうございました!

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.2

(1)どの様な重合法を用いていますか?もしラジカル重合なら酸素があると何が起きますか? (2)親水性ポリマーでは良くあることですが、ポリマーの分子鎖の間に水が取り込まれます。これを高温にすると分子鎖の運動が激しくなり中にあった水は追い出され結果として親水性が低下します。 (3)残念ながらポリマー屋ではないのでJCSCについては知りません。ただ、イソプロピル基が無くなると、1.ポリマー全体の極性が上がる、2.パッキングが稠密になるということが考えられます。多分後者の方が効いているのでしょう。

maruwan1620
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます! この回答を理解しながら、 課題に取り組みたいと思います。 本当にありがとうございます!!(^^)

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