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レアアースは中国が世界埋蔵量の30.9%で、何故供給量が97%を占めて

レアアースは中国が世界埋蔵量の30.9%で、何故供給量が97%を占めているのか?約70%の他の国とはどこなのですか?採掘するのに時間とお金が採算あわないのですか?代替え製品の開発はあと何年くらいかかるのですか?悔しくて仕方がない。

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  • ベストアンサー
  • Kunfu
  • ベストアンサー率38% (164/424)
回答No.5

中国はモンゴルとの国境付近に奇跡の鉱脈と呼ばれる鉱床があります。 中国のレアアースは、ほとんどがそこにあります。 なぜ、日本が最近モンゴルと交渉しているかというと、中国と同じ鉱床がモンゴルに続いているからです。 なにが奇跡かというと、この鉱脈にはほとんど放射能がないんです。 そんなわけでコストをかけず掘りやすいんです。 ほかにはアメリカ、ブラジル、オーストラリアにもあります。 なんで他国は掘らないかというと、中国がローコストで供給するから掘るのをやめたんです。 他国が資源開発する気がなくなるんです。 希少な資源といえども、使用量が少なければ1箇所の供給源でも済んでしまいます。 だからニオブはブラジルが88%生産するとか、プラチナは南アフリカが78%、タンタルはオーストラリアが63%と極端な国際シェアになります。 同じことをチリのリチウム販売会社がやっています。販売価格を下げたんです。それは中国など他国の資源開発意欲を削ぐ作戦なのです。 安全保障の観点からアメリカは戦略的に生産再開を決めましたが、流通システムの復活に数年かかりそうです。 ハイブリッド車や電気自動車に使うモーターの永久磁石には、ネオジムとディスプロシウムが使われます。 ディスプロシウムは耐熱性能を高めるためで、磁力を強くするのはネオジムですが・・・・ ネオジム磁石を使わないで同等性能を出すモーターを三菱電機と北海道大学がそれぞれ別方式で開発に成功しました。 また、ネオジム磁石自体が性能の理論的限界まで開発が終わり、次世代の「窒化鉄」というありふれた材料でネオジム磁石を超える磁石の開発が行われています。 こっちは5年くらいかかりそうです。 2年くらい前からパニックが起こることが予測されていましたが、当面は中国も軟化しています。 その間に、日本国内にある「都市鉱脈」と呼ばれる既存の製品からレアアースを回収する道筋をつけ、代替素材の開発を進める手順になろうかと思います。

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その他の回答 (4)

  • yomyom2001
  • ベストアンサー率46% (763/1638)
回答No.4

ついこの間、レアアースを使用しないモーターが開発された というニュースをやってましたが、これとは別の話でしょうか? 「レアアース不要のハイブリッド自動車用モータ開発」 http://scienceportal.jp/news/daily/1009/1009301.html

norifuri23
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。なんか嬉しいです!

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noname#160321
noname#160321
回答No.3

他のお答えとかぶりますが、 1.掘り出しやすいか、しにくいか。これには社会制度や平均賃金の問題もあります。 2.掘りたいか、取って置きたいか。米国などは石油さえ自国のものは掘らないで他から輸入しています。 なお、開発に時間はかかりませんし少し我慢すれば性能の低い代替品は沢山あります。 政府が開発に千億単位のお金を出してくれれば二年後には解決するでしょう。 今景気が悪くて研究者が余っているのでちょうど良いです。^o^

norifuri23
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。 分野的に今後あらゆる分野で絶対必要な欠かせない部分だから 1兆円以下なら絶対やるべきでしょう。 こんなアタフタし続けるなら、国民全員の給料がしばらくの間、1割カットされようが 5年かかろうが、10年かかろうが、さきざき考えれば絶対やるべきでしょう。 議員さんが変わるからなぁ…そこがネックだよなぁ ビジョンを国民に熱く訴えて、じょうずに多数決に持っていって、決めればいいと思うんだけどなぁ… つぶやくコーナーではないのに失礼いたしました。 参考になりました。ありがとうございました。

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  • blue_rose
  • ベストアンサー率49% (717/1445)
回答No.2

こんにちは 中国発信の記事ですが・・・ http://japanese.china.org.cn/business/txt/2010-08/31/content_20830294.htm ページ後半に、一部の国の埋蔵量、生産量が出ています。 もっとも、内容的には日米批判の中国正当化の記事ですが・・・ ほかにも、コンゴやアフガニスタンで発見されていることが知られているみたいですが、政情不安や内戦などの影響で、開発が滞っていたり手付かずだとか・・・ 参考 http://video.weblio.jp/content/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB http://www.melma.com/backnumber_45206_4880703/

norifuri23
質問者

お礼

返答ありがとうございました。 嫌中から、嫌米嫌ロ嫌欧になり、嫌日にいきついてしまう勢いです。 日本の戦後の長期にわたる依存型政策のツケが出ている象徴的な例の一つという実感です。 日本はこのストレスを糧として地道に進むということですね。

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noname#119812
noname#119812
回答No.1

アメリカなどがかなり埋蔵していますが、採掘する経費がかかるから 価格も上がり。買い手がなく採算があわない。 中国はコストが安く供給も多い。 嫌中でしょうが、そんな国に依存する体制を作った政府を恨むしかない。 今更遅い。、

norifuri23
質問者

お礼

返答ありがとうございました。 嫌中から、嫌米嫌ロ嫌欧になり、嫌日にいきついてしまう勢いです。 切り替えて、次の一手に参加すべくしたたかに根気よく前を向くということでしょうかね。

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