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死刑制度の是非について

noname#5721の回答

noname#5721
noname#5721
回答No.3

質問No.621843でいろいろ議論がなされていたんですね。その続編とは気がつきませんでした。そこで大体議論がされていると思いますが、すこしだけ付け加えたいと思います。 結局、重大な犯罪を犯したとはいえ、一人の人間を殺していいのか?さらにいうと、あなた方は、その人を殺せますか?という問題にゆきつくのではないかと思います。 もちろん誰かに襲われた、戦争に行ったら敵に襲撃された。など反射的に自分を守らなければならないような場面では人を殺す可能性もあります。 そうではなく明日朝10時から死刑執行のため登庁して人を殺さなければならない、としたらどうでしょうか?家族のある公務員の誰かがこういう仕事をしています。 ”今日お父さんはな、死刑囚を一人殺したんや”なんて子どもにいえるでしょか。 捨てられた飼い犬/猫を仕方なく安楽死させているというある保健所の職員は今でも手が震えるといっていました。これが人間だったらどうなんでしょう?もちろんだれが殺したかわからないような装置を使って、この種の罪悪感をもたないようにしていますよね。人は死刑囚といえども、自分に直接害を与えたのではない人を殺すと罪悪感をもつってことなんです。だから我々は死刑を片隅に追いやり、ほとんど隠蔽しているんじゃないでしょうか? また殺したい程、憎い犯罪者を、仇をとるために、好きなように殺してもいいということになったとしましょう。2,3発殴るぐらいならできるかもしれません。またその犯罪者が反抗的で挑発的ならば、カッとなりさらに殴るかもしれません。銃をもっていたら、かっとなり撃つでしょう。そのあと親族友人が集まり、お葬式の後のように飲み会をしました。犠牲者の遺影が飾られています。家族が仇をとったと報告します。その後にくる感情はなんでしょうか?悲しみ以外に何があるんでしょうか?(自分の肉親の命を奪った犯罪者が死刑になった時、実際どういう気持ちがしたのかについては残念ながら耳にしたことはありません) 死刑制度に犯罪抑止効果があるかどうかについては、ちゃんと研究して、検証する必要がありますよね。今の日本のように個人主義的で価値観が多様化し、あらゆる犯罪のシナリオがドラマや小説で出尽くしているような社会では、死刑があろうがなかろうが人はおかしくなり、人殺しをするんじゃないでしょうか。 殺人の犠牲者は年間700人ぐらいです(アメリカは2万人弱)。その加害者のおそらく数パーセントしか結局は死刑にならないのですから、死刑を抑止力と考えるのなら、もっと簡単に死刑になるようにしないといけないんじゃないでしょうか。 とまあ死刑を抑止力と考え肯定しても、死刑の公開と死刑を増やすという大幅な改良が必要だと思います。

daibutsuda
質問者

お礼

死刑囚とはいえ殺すのは嫌ですねぇ(ちなみに日本の処刑方では3人が処刑ロープを引っ張り2本がダミーで、だれが殺したかは分からないようにはなっている)。 でも日本の法律はあだ討ち(私闘)を禁止してるんですよね。妻と子どもを強姦殺人された被害者が「無期懲役なんて中途半端な罪に処すくらいなら、無罪にしてくれ。出てきたところを俺が殺す」って言ったのが印象的でした。 でも、これをしたら犯罪になっちゃうんですよね。 死刑の犯罪抑止力に疑問があるというのはもっともです。 死刑判決が出る可能性が極めて低いうえに、死刑は公開されないから犯罪者に対するアピールも低い。 人を殺したら殺される、というのが当然のように思います。ここでいっているのは「過失致死」じゃありませんよ。刑法で言うところの「殺人」つまり「殺す意思を持ってやった」犯行です。明らかに殺す意思を持って人の人生を終わらせた輩を、無期懲役などという中途半端な刑罰で済ませてしまうのは大いに疑問ですよね。極論すれば「人を殺しても、それなりに理由があれば許される」ということになります。この背景に、感情論的な死刑反対論者が存在し、裁判官の判断を鈍らせているような気がするのは私だけでしょうか・・・。 tabasco285さんはそうではないようですね。どちらかといえば死刑反対派というより、現状の死刑制度反対(改善要望派)といった方でしょうね。

daibutsuda
質問者

補足

ありがとうございました、を書き忘れておりました。申し訳ありません。 あと、完全反対派の人の意見は前の質問で出尽くしたのか、あまりきませんね(両方の意見を聞きたかったので少しタイトルを変えたのですが、裏目に出たのかな)。ご参考までに、URLを記しておきます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=621843 教えて!goo上の規約ではあまり好ましくなかったんですが、せっかく面白くなってきてたところだったので、元の質問者の意図にしたがって質問を出した次第です。 この質問はまだもうしばらく開いておきますので、興味を持った方は意見を入れていただければ幸いです。

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