留数定理による実定積分の計算方法

このQ&Aのポイント
  • 留数定理を使った実定積分の計算方法について解説します。
  • 複素積分についての勉強をしている方におすすめの内容です。
  • tが正の場合と負の場合で実定積分の計算方法が異なります。詳しく説明します。
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留数定理による実定積分の計算について

留数定理による実定積分の計算について 現在複素積分について勉強中のものです。 ∫^{+∞}_{-∞}f(x)exp{itx}dxという形の積分の計算なのですが t>0については ∫^{+∞}_{-∞}f(x)exp{itx}dx=2πiΣ^{m}_{k=1}Res{f(z)exp{itz}} となりf(z)が偶関数のとき ∫^{+∞}_{0}f(x)cos(tx)dx=πiΣ^{m}_{k=1}Res{f(z)exp{itz}} となりf(z)が奇関数のとき ∫^{+∞}_{0}f(x)sin(tx)dx=πΣ^{m}_{k=1}Res{f(z)exp{itz}} となりますが t<0のときはどうなるのでしょうか。 マイナスになるだけでしょうか。 よろしくお願いします。

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  • alice_44
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回答No.1

y = -x と置換すると ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx = ∫[y=+∞→-∞] f(-y) exp{i(-t)y} (-dy) = ∫[y=-∞→+∞] f(-y) exp{i(-t)y} dy だから、 f が遇関数なら -t のときと変わらないだろうし、 f が奇関数なら 符号が反転するでしょう。 f が遇関数でも奇関数でもない場合は、 ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx が f について線型であることから、 f を遇部分と奇部分に分解して、 ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx = ∫[x=-∞→+∞] F(x) exp{itx} dx + ∫[x=-∞→+∞] G(x) exp{itx} dx ただし F(x) = { f(x) + f(-x) }/2, G(x) = { f(x) - f(-x) }/2 と計算するとよいでしょう。 それより、t>0 のときの式の右辺が説明不足です。 Σ^{m}_{k=1} の k やら m やらが何なのか、ちゃんと書いておかないと。

fjdsnkajkf
質問者

お礼

説明足らずで済みませんでした。 計算してみます。 ありがとうございました。

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