留数定理による実定積分の計算方法
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留数定理による実定積分の計算について
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y = -x と置換すると ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx = ∫[y=+∞→-∞] f(-y) exp{i(-t)y} (-dy) = ∫[y=-∞→+∞] f(-y) exp{i(-t)y} dy だから、 f が遇関数なら -t のときと変わらないだろうし、 f が奇関数なら 符号が反転するでしょう。 f が遇関数でも奇関数でもない場合は、 ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx が f について線型であることから、 f を遇部分と奇部分に分解して、 ∫[x=-∞→+∞] f(x) exp{itx} dx = ∫[x=-∞→+∞] F(x) exp{itx} dx + ∫[x=-∞→+∞] G(x) exp{itx} dx ただし F(x) = { f(x) + f(-x) }/2, G(x) = { f(x) - f(-x) }/2 と計算するとよいでしょう。 それより、t>0 のときの式の右辺が説明不足です。 Σ^{m}_{k=1} の k やら m やらが何なのか、ちゃんと書いておかないと。
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