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グアニジン塩酸塩のpH調製
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- tir70
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>非常に申し訳ないのですが、リン酸カリウムでなく、酢酸カリウムの間違いでした。 それは、別にたいした変更ではありません。H3PO4を酢酸、K2HPO4を酢酸カリウムに読み替えてください。また、酢酸ならば、pH4.5で緩衝能があるので、塩酸グアニジンを加えることによるpH変動は小さいです。多少のpH変動が気にならなければ、酢酸カリウムバッファーと、塩酸グアニジンの粉を加えて、最終体積を合わせても良いかと思います。
- tir70
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結局、最終のpHが合っていればよいので、塩酸グアニジン原溶液のpHは不問でしょう。また、pH4.5だと、リン酸では、あまり緩衝能がない領域じゃないですか? 経験的には、数十mM以上のpH緩衝溶液に塩酸グアニジンを加えても、pH変動はあまりなかったような気がするので、粉の塩酸グアニジンと所定の量のリン酸バッファーそして水を加えて粉を溶解、その後さらに水を加えて最終体積にする、という調整法で事が足りる場合も結構あるように思います。でも、リン酸バッファーでpH4.5じゃあまり良くないかも。 最終pHを気にするのであれば、 方法1: A液:4M塩酸グアニジン, 50mM H3PO4 B液:4M塩酸グアニジン, 50mM K2HPO4 を調製し、A液とB液を、pHメータでモニターしながら適当な比率に混和する。 方法2: 4M塩酸グアニジン, 50mM H3PO4溶液を作るに必要な塩酸グアニジンの粉とH3PO4水溶液を(最終体積より少ない体積の)水中に混和・溶解し、KOHで滴定してpH4.5にし、水を加えて最終体積に合わせる。 のいずれかが、やりやすいでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E9%85%B8 でpKaの値をご覧ください。
>グアニジンのpH調製にはHCl グアニジン塩酸塩とグアニジンから作るのではいけないのでしょうか? いずれにせよ緩衝液の教科書をお読みになってから始められることをお薦めします。
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