- ベストアンサー
pHの調製方法
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>あるサンプルをラセミ(DL)体のフェニルアラニン溶液に浸漬することによって,D,L-体が優先的にサンプルに吸着する傾向を確かめたいのです。 その際に,フェニルアラニンのpH変化による影響も検討してみたいと思っております。アミノ酸なので等電点における影響も検討したいです。どのような方法で,pHの異なるフェニルアラニン溶液を調製すればよいか?回答お願いします。 --- (1)フェニルアラニンの解離基は、カルボキシル基とアミノ基だけなので、目的の実験では、pH=3(カルボキシル基のpKa),5.5(等電点),8(アミノ基のpKa)のpH付近でまづは吸着量に差が出るか観察してはどうですか?吸着現象なので、イオン強度を一定にしておいて、HClまたはNaOHでpHを調製すれば良いと思います。きっちりそのpHにする必要はありません。最初は、+型、中性型、マイナス型のどのタイプが吸着するのか?あるいはそれは関係ないのか?を調べるだけで良いと思います。コントロールでアラニンも同様にして行うと、フェニル基の効果もわかると思います。 (2)本格的にやろうとすれば、何らかのバッファーが必要です。まづ、使用している”サンプル”に吸着しない(少なくともフェニルアラニンの吸着には影響しない)緩衝液を探す必要があります。pKaが3,6、9付近の緩衝液を色々試して、すべてを混ぜて、pHを調製して、使用する事をおすすめします。 アミノ酸の性質は、下記のURLを参照すると良いです。
その他の回答 (5)
- Sbacteria
- ベストアンサー率42% (55/129)
#5です。 厳密には、 フェニルアラニンのカルボキシルキのpKaは 1.83 で、アミノ基のpKaは 9.13 でした。でも、大体の傾向をつかむためには、#5であげた実験でいいと思います。
1番です。追加で書き忘れたこと。 条件によってはイオン強度を合わせる必要があるのですが.この取り扱いをどのように対応したら良いか.ご質問文から読み取れません。 よって.回答不能。 炭酸-炭酸水素(4-8) 燐酸-燐酸?水素(2-4, 7付近, 8-10位かなアルカリ側はほとんど使わないので) 硫酸-水素化硫酸(0-3位かな, 強い賛成も使わないので) の組み合わせが比較的邯鄲ですから.計算してみてください。
- aka_tombo
- ベストアンサー率44% (87/196)
pH1~14を同じ組成の緩衝液で設定するのは事実上不可能です。昔であれば京都大学の農芸化学実験書に沢山の事例がのっていました。どんなアミノ酸を、どの様な濃度でご希望かわかりませんが、水に溶けにくいものは塩酸などで溶かした後、所定のpHに調整した緩衝液で所定濃度まで希釈していくのが筋かと思います。 なお、ph1や14が信頼できるかは私も自信がありません。
- Sbacteria
- ベストアンサー率42% (55/129)
どのような目的で、なんのアミノ酸の水溶液を調製するのでしょうか? それによって、加える酸、塩基は変わります。また、緩衝能が無い領域でpHをある一定の値にするのは至難の業です。 ひとまず、滴定曲線を描く実験をなさってはどうですか? pHの校正には、標準緩衝液(通常は、フタル酸、リン酸、ホウ酸の緩衝液です)を使用します。どこの試薬メーカーでも購入できます。
補足
目的としましては,あるサンプルをラセミ(DL)体のフェニルアラニン溶液に浸漬することによって,D,L-体が優先的にサンプルに吸着する傾向を確かめたいのです。その際に,フェニルアラニンのpH変化による影響も検討してみたいと思っております。アミノ酸なので等電点における影響も検討したいです。どのような方法で,pHの異なるフェニルアラニン溶液を調製すればよいか?回答お願いします。
植えから わからない。「アミノ酸」のpKa等からどの平衡反応を使うかを決定します。 わからない。pKaの状態によっては.炭酸の平衡を考慮しなければなりません。 「良いか悪いかの価値判断」はご質問者ご自身で わからない。pHメーターの説明書を見てください。 10-14ではアルカリ誤差も出ますのでこちらの補正も必要です。面倒ならば試験しを使ってください。
関連するQ&A
- 任意の濃度、pHの溶液を作るためにはどうしたら良いですか?
KCl, HCl, KOHを使って、 pH10で濃度が1mM及び、pHが3で濃度が1mMの溶液を作りたいとします。 そのためにはこれらの三つの試料をどのように配合して調製すれば良いのでしょうか? それと、例えばpH3で濃度が0.001mMの溶液を作ろうと思っても、作ることが出来ないと思います。 あるpHを与えられたときに、そのpHで調製可能な最も小さな濃度を計算するためにはどうすれば良いのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- 液性に応じてpHメータを校正するのはなぜですか?
pHメーターで試料溶液のpHを測定する際、試料溶液が酸性の場合はpH4とpH7で、試料溶液が塩基性の場合はpH7とpH9でpHメーターを校正しなければなりませんが、なぜこのような操作が必要なのでしょうか? pHメーターの電極に関係があるのではないかと思い、自分なりに調べてみましたが、よく分かりませんでした。 お分かりの方がいらっしゃいましたら、何でも結構ですので教えて下さい。 よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 化学
- グアニジン塩酸塩のpH調製
グアニジン塩酸塩のpH調製 タイトルどおりなのですが、4Mグアニジン塩酸塩、50mMリン酸カリウム、pH4.5のバッファーを作りたいと思います。そこで、濃いグアニジン塩酸塩溶液pH4.5とリン酸カリウムバッファーpH4.5を混ぜて調製しようと思いました。 グアニジンのpH調製にはHCl もしくはNaOHを用いればよいのでしょうか? よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 酸、塩基の中和滴定・pH
化学の実験でレポートが出たのですが、どうしても分からないところがあるので教えてほしいです。 酸と塩基の中和滴定、pHなんですが0.1N塩酸標準溶液20mLのpHはいくつになるんでしょうか。またその溶液に0.1N水酸化ナトリウム溶液を10mL、19mL加えるとpHはどうなりますか。 計算の仕方とかも教えていただけるとありがたいです。
- ベストアンサー
- 化学
- pHの求め方
0,1Mのアンモニア溶液50mlと0,1Mの塩化アンモニウム溶液50mlを混合した溶液がある。この溶液に 1:0,1MのHCl溶液を添加した。 2:0,1MのNaOH溶液を添加した。 それぞれのpHを求めよ。 1:NH3+HCl⇔NH4Cl k=[NH4+]/[H+][NH3]=10^-9,26 kw=[H+][OH-]=10^-14 0,1M×(100/120)=[NH4+]+[NH3] 0,1M×(20×120)=[Cl-] NH3>HClなので[Cl-]=[NH4+]=2/100 よって[NH3]=8/120 これらをkの式にだいにゅうして[H+]=10^-8,68 pH=8,68 となったのですが、考え方は当っているでしょうか?授業で習ったのを参考に解いてみたのですが自信がありません。また2番は解き方、どのような反応をするのかよくわかりません。塩基性になるのは分かるのですが・・・。添削と2番の解き方を教えて下さい。回答よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 酸・塩基の混合溶液のpHで質問です。
酸・塩基の混合溶液のpHで質問です。 pHは[H](酸性)のHClにしか関係がない。 つまり塩基性の塩化ナトリウムなどには影響(関係)がないと考えていいんでしょうか? また中和して塩基性が過剰になっても、ならなくてもpHは酸性の物を使って考えれば良いんでしょうか? それと問題文に中和と出ていたら Kw=[H+][OH-]=10^(-14)と考えて 中和したものは小さいから無視して考えても大丈夫ですか? 例えば 0.1mol/l塩酸100mlと0.08mol/lの水酸化ナトリウム水溶液100mlを混合した溶液の phはいくらか。どちらも完全電離しているものとする。 という問題です。 お願いします
- ベストアンサー
- 化学
- pH計の校正の頻度について
先日、実験でpHメーターを用いてpHの測定を行った学生です。 実験では、pH7、pH9の標準溶液がおいてあり、そのときの実験で測定する溶液のpHは酸性(4~6)でしたのでpH7の標準液のみの一点校正で行いました。 事前に、pHメーターによる誤差がpH0.2程度生じるというような表記があったためpH7,9で二点校正して酸性のpHをはかると誤差範囲が広がると考えたのですが、 (1)pH7,9で二点校正する必要はあったのでしょうか。 また、測定は溶液の濃度を変えるたびに校正していたのですが、pHメーターの精度上の誤差があるのに毎回校正していいのか という疑問もわいてきました。そのように感じたのは、標準溶液(pH6.86)にメーターを浸した際に、最初はpH6.86付近で安定していたのですが、後半はpH7.00以上で安定し、その際に校正ボタンを押していました。 校正の仕組みがよく分かっていないので自分でもうまく納得ができないのですが、 (2)校正前の浸した段階のpHメーターの読みは関係ないのでしょうか そもそも、実験の時に気づいてpH4の標準溶液を出してもらえばそれで済んだ部分もありますが、もう既に実験は終わってしまったので、考えられる誤差の要因についてヒントをください。
- 締切済み
- 化学
お礼
たびたびありがとうございます。 かなり具体的な説明と,実験の方法まで教えていただいてありがとうございます。 大変参考になりました。