• ベストアンサー

第125回日商簿記検定試験(3級)の第1問の1の問題文中の約束手形は、

第125回日商簿記検定試験(3級)の第1問の1の問題文中の約束手形は、当店がすでに旭川商店から裏書譲渡されていたものなのでしょうか?それを今回の山口商店からの仕入の支払いのために再度裏書譲渡した、という理解でいいのでしょうか。ご回答よろしくお願いします。

noname#152037
noname#152037
  • 簿記
  • 回答数2
  • ありがとう数31

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

お待たせして、すみません!!質問者様からの補足内容を読ませて頂いたのが今日のことでした。 再回答が遅くなったこと、そして、こちらの思い違いにより、質問者様にはお手間を取らせてしまったこと、申し訳ございません。 それから、わざわざ問題文をご提示頂き、こちらこそありがとうございます。 (実は、No.1回答前に問題文の公開資料を探したのですが見つけられず、困っていました。助かりました。) あらためて、問題文を読み直してみましたが、考えられるパターンは二通りあるようです。 ひとつは、質問者様がご質問でお書きになった「当店はすでに旭川商店から、旭川商店所有の約束手形を裏書譲渡されており、その裏書手形を山口商店からの仕入の支払いのために(山口商店へ)裏書譲渡した」という認識です。 勘定科目上の「受取手形」は、手形振出人から受け取る約束手形以外に、得意先から裏書譲渡されることにより所有する約束手形も含まれる場合があります。 一般の手形と区分して、「裏書手形」という勘定科目で仕訳処理される場合もあります。 いったん裏書譲渡された約束手形を、その受取人が別の業者へ更に裏書譲渡することは可能です。 私も職務上、約束手形を振り出すことがありますが、手形の受取人の中には、初めから、他の取引業者へその手形を裏書譲渡することを予定して、「\500,000と残りの額とに分割して、手形を切ってほしい」といった風に、依頼してくる担当者もいます。 実際、約束手形の用紙の裏面には、被裏書人を記載する欄が複数行設けられています。 No.1回答で「支払期日まで金庫に保管」と表現しましたが、受け取った手形は本来、その支払期日を問わず、速やかに銀行窓口へ取立(換金のこと)依頼を出し、手元には置かないことが理想です。 が、業者間で裏書譲渡を繰り返すことも法的には問題ないので、今回の試験の出題要素に採用されても不思議はありません。 被裏書人が複数最後に裏書譲渡を受けた業者が、手形の支払期日までに銀行窓口で手形の取立依頼をすることになります。 こうした裏書手形の廻し合い以外に、もうひとつ可能性として考えられるのは、問題文の構成が、「当店=A商店」であるという設定です。 A商店の立場から今回の仕訳が計上されたと仮定し、模範解答を検証してみましたが、為替手形\150,000の処理も含め、この考え方でも辻褄は合うようです。 問題文冒頭の「仕入先Y商店から」の前に、ひとつ主語が欲しいところですね。 合格者発表後、日本商工会議所のHPにアップされる『第125回簿記検定試験問題の出題の意図・講評』の中で、質問文の状況設定について、説明があるかも知れません。 参考URLの欄に、リンク先のあるページのURLを添付しておきます。 No.1回答については、訂正削除をしたいのが山々なのですが、このサイトでは、誤答を理由とした管理人への削除依頼は受け付けられません。 お手数ですが、No.1回答のお礼欄に、簡単な文章をご記入・ご投稿頂けませんか? でないと、私がよけいな回答を付けたばかりに、質問者様のプロフィール欄で集計される「お礼率」が、このままでは減少することになります。 受験でお疲れのところ、ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

参考URL:
http://www.kentei.ne.jp/news.php
noname#152037
質問者

お礼

今回ご回答いただき、初受験で実務経験のない私にとって新しい情報がたくさん得られました。 ・初めから他の取引業者へ裏書譲渡することを予定し、その都合に合わせた形で手形を受け取るやり方があること ・約束手形の用紙の裏面には被裏書人を記載する欄が複数行設けられていて、業者間で裏書譲渡を繰り返すこともあるということ ・「裏書手形」という勘定科目を使う場合もあること ・日本商工会議所のHPに『第125回簿記検定試験問題の出題の意図・講評』がアップされること ・・・などなど。 同じ仕訳問題の第1問の2~5の問題文や参考書の問題文をみると、InTheLife様が考えられた2パターンのうち前者である確率が高いように思われますが、そこは「出題の意図・講評」がアップされましたら確認してみようと思います。 丁寧かつ詳細なご回答をどうもありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.1

試験お疲れ様でした。 >約束手形は、当店がすでに旭川商店から裏書譲渡されていたものなのでしょうか? 模範解答の仕訳内容から推察するに、第1問の1.の問題文には、次のように書かれていたのではないでしょうか。 『山口商店から商品\430,000を仕入れ、代金のうち\200,000は旭川商店から受け取った約束手形を裏書譲渡して支払い…』 さて、この場合、初めに約束手形を発行した(「振出」といいます)のは、旭川商店。 旭川商店から約束手形を受け取った相手が、当店。 そして、その約束手形の裏書を行った当事者は、旭川商店ではなく、手形の受取人である当店ということになります。 また、当店がその裏書手形を譲渡した相手は、旭川商店ではなく、今回の仕入先である山口商店になります。 約束手形は何のために発行されるのかというと、仕入業者への代金支払いを、なるだけ先延ばしにするがためです。 まとまったお金が用意できない時や資金繰りに不安がある際に、仕入代金をその場で先方へ現金払いする代わりに、約束手形で支払うことにし、先方がそれを了承しさえすれば、その手形に記載した支払期日までは、代金の支払いを保留しておけるのです。 今回の出題内容で登場した約束手形200,000は、それ以前の場面において、当店が旭川商店へ売上200,000を計上した際に、旭川商店からその代金として受け取った約束手形を意味するようです。 この約束手形200,000が振り出された時の仕訳は以下です。 【当店の仕訳】 受取手形 200,000 / 売上 200,000 【旭川商店の仕訳】 仕入 200,000 / 支払手形 200,000 こうして当店が旭川商店から受け取った約束手形200,000は、その手形額面に記載された支払期日の日付までの間は、当店の金庫に保管されることになります。 その後、当店は山口商店の商品430,000を仕入れることになりました。 旭川商店から受け取っておいた約束手形を現金化し、今回の支払いに充当できればいいのですが、旭川商店が指定した手形の支払期日までには、まだ日にちがあります。 そこで、当店は、旭川商店が発行した約束手形の額面金額200,000を受け取る権利を、山口商店へ譲ることで、今回の支払いの一部に代えることにしました。 当店は、旭川商店から受け取った約束手形200,000の裏面に、被裏書人が山口商店である旨を記載することで、200,000円受取人の権利を山口商店へ譲渡したのです。 以上が、今回の試験問題となった当店の仕訳内容の背景となります。 日商簿記三級は、このテの仕訳問題が大好きなようで、過去10年間遡っても、同様のシチュエーションの出題が繰り返しなされています。 約束手形の意味や存在意義について、上述の事情を予め踏まえておくと、仕訳の意味が理解しやすく、三者の立場の違いや背後関係をイメージしやすいと思います。

noname#152037
質問者

お礼

No.2の回答を読ませていただきました。「お礼率」に気遣っていただきありがとうございます。そもそも最初から私が試験を受けなかった人にも分かるような質問の書き方をしていれば、InTheLifeさんの「ベストアンサー率」をいたずらに下げることもなかったわけですね(汗)。次にまた何か質問を載せる際には気をつけようと思います。

noname#152037
質問者

補足

私の質問の書き方だと受験した方でないと問題文が正確に分からないと思いますが、そこを模範解答から予測して答えていただけるとは。。。本当にありがとうございます。 実は、問題文はこうでした。(そのまま複写するとアレなので「山口商店=Y商店、函館商店=H商店、旭川商店=A商店、鳥取商店=T商店」とします。分かりにくくてすみません) 「仕入先Y商店から商品\430,000を仕入れ、代金のうち\200,000についてはH商店振出し、A商店受取りの約束手形を裏書譲渡し、\150,000はかねてより売掛金のある得意先T商店を名宛人、Y商店を受取人とする為替手形(引受済)を振り出して支払い、残額は掛けとした。」 私が疑問に思ったのは、「H商店振出し、A商店受取りの約束手形」なのにどうして当店が所持しているのか?というところです。「A商店受取り」に対する私の理解が間違っているのでしょうか? もしよろしければ、またご回答いただけるとうれしいです。

関連するQ&A

  • 日商簿記検定3級について教えてください。

    日商簿記検定3級について教えてください。 この問題のような手形の問題がいまいちわかりません。 宮城商店から売掛金の回収として、青森商店振り出し、宮城商店あての約束手形50000円と、当店振り出し、新潟商店あての約束手形70000円を受け取った。 このような問題の場合 支払手形 50000 / 売掛金 120000 受取手形 70000 受取手形120000 / 売掛金 120000 になるのかわかりません。 どういう場合に支払手形の減少となるのでしょうか?? また明日簿記検定の本番があるのですが 仕訳で忘れがちだけど案外出るような問題あったら教えてください。

  • 日商簿記3級の問題

    問題集に載っていた、手形の裏書譲渡の問題が理解できません。 問)A商店に商品¥300,000を売上げ、代金のうち¥200,000については当店振り出し、B商店宛ての約束手形を裏書譲渡され、残額は月末に受け取ることにした。なおその際、発送運賃(A商店負担)¥9,000を小切手を振り出して支払った。 答えは  支払手形  200,000    売上 300,000       売掛金    109,000   当座預金 9000  解説に、自己振り出しの約束手形の回収という事で、当店が振り出した約束手形(支払手形)が、裏書譲渡されて戻ってきているので、支払手形(負債)の減少で処理する。とあります。 ここまでの理屈は分かりますが、なぜB商店に振り出した約束手形なのに、なぜA商店が所有していたか、為替手形で裏書譲渡なら分かりますが・・・ 勉強中です。誰か教えてください。

  • 簿記3級問題【教えてください】

    簿記3級を独学で勉強しています。 問題集でどうしてもつまずくところがあったので、教えてください。 2つあります。 ============================================== (1)『A商店へ商品500円を売り渡し、代金のうち300円については、かねて当店がB商店を受取人、C商店を名宛人として振り出した為替手形を裏書譲渡され、残額については月末に受け取ることにした。』 という問題文ですが、為替手形のながれとしては、 当店が振り出してB商店が受け取った。B商店はA商店へ裏書譲渡した。A商店は当店へ裏書譲渡した。 と考えてよいのでしょうか? ================================================ (2)A商店へ商品600円を販売し、代金のうち400円については当店振出、B商店あての約束手形を裏書譲渡され、残金は月末に受け取ることにした。 この問題では、約束手形のながれとしては、 当店はB商店に対して売掛金があったので、支払手形を振り出した。 B商店はA商店に売掛金があったので、当店からもらった支払手形をA商店に裏書譲渡した。 と考えてよいのでしょうか? 勉強し始めたばかりなので、よくわかりません。 わかりやすいやり方をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください!!

  • 簿記3級の問題で…

    簿記3級の過去問でわからないところがあるので教えてください>_< 問 A商店に商品¥610,000を販売し、代金のうち¥200,000については同店振出し、当店あての約束手形で受け取り、¥250,000については当店振出し、B商店あての約束手形の裏書譲渡を受け、残額は月末に受け取ることにした。 私の答えは 受取手形  450,000 売上  610,000 未収金   160,000 でしたが、正解は 受取手形  200,000 売上  610,000 支払手形  250,000 未収金   160,000 でした。 どうして250,000円が支払手形になるのかがわからないのです。 解答の解説はこうあります。 「代金のうち販売先のA商店振出の約束手形200,000円は受取手形勘定の増加となりますが、裏書譲渡された当店振出の約束手形250,000円については支払手形勘定の減少となります。これは、かつて当店がB商店あてに振り出した約束手形が支払期日前に戻ってきたことから、手形代金の支払義務を消滅させるためです。」 このような設定が問題文にないのに、どうして支払手形とわかるのでしょうか?「当店振出」の時点で支払手形と思えなくもないのですが、貸方科目に売上しかないのに借方が支払手形(費用の)増加になるのがよくわかりません。 わかりづらい説明かもしれませんがわかる方、解説お願いいたします!

  • 日商簿記3級の為替手形問題について

    現在日商簿記3級の【試算表の制作】の練習問題を解いているところなのですが一部の諸取引に ○○日 『鳥取商店に対する買掛金のうち\180,000を支払うため、京都商店あての為替手形を振り出し、同点の引き受けを得た。』 とあったので仕分けは (借)買掛金 180,000 (鳥取)        (貸)受取手形 180,000 だと思っていたのですが回答では (借)買掛金 180,000 (鳥取)        (貸)売掛金 180,000 (京都) になっていたのですがどのように食い違えているのかを教えていただきたいです 正直なところ他の裏書譲渡などの為替手形に関する複雑な仕訳が苦手なのでそれについて詳しく学べるサイトがあったらついでに教えていただけると助かります

  • 簿記3級問題

    S商事はK商事から商品¥50,000を仕入れ、T商店振出O商店宛約束手形¥30,000を裏書譲渡し残額は掛とした。 この仕分け問題ですが、どうしてS商事は他商店振出他商店名宛の約束手形を持っているんですか? S商事はO商店から問題の約束手形を裏書譲渡されていたからですか? そうだとして、裏書譲渡されたものをまた他人に裏書譲渡するとき手形の名宛人は元のO商店のままというのは普通のことなんですか?つまらない質問ですみませんがどうしても腑に落ちないのです。よろしくお願いします。

  • 簿記3級の為替手形の裏書譲渡について

    以下の問題で質問です。 高坂商店から商品 300,000 円を仕入れ、代金のうち 200,000 円については得意先馬場商店振り出し、山本商店あての為替手形を裏書譲渡し、残額については、かねてより売掛金のある得意先内藤商店あての為替手形を、同店の引き受けを得て振り出した。 答えが以下です。 仕入 300,000 受取手形 200,000          売掛金 100,000 なぜ貸方の手形が受取になるのかわかりません。 当店は「山本商店」だから、受取手形なのでしょうか? もし、当店が山本商店の場合、どこからそれがわかるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • この問題の解き方を教えて下さい(日商簿記3級)

    1.仕入先秋田商店に対する買掛金¥150,000を小切手で振り出して支払った。 このとき(借)買掛金150,000 (貸)当座預金150、000 となぜならずに(貸)仕入150,000となるのですか? 2.売掛金¥300,000の回収として、得意先岩手商店振り出しの約束手形¥80,000と、先に当店が振り出してあった約束手形¥220,000を受け取った。 このとき(借)受取手形300,000 (貸)売掛金300,000とならずに(借)支払手形220,000(貸)受取手形220,000となるのはなぜですか?

  • 簿記3級からの仕分けの問題です、教えてください。

    奈良商店の買掛金20,000円を支払うため、愛知商店より裏書譲渡されていた山形商店振出し、愛知商店宛の約束手形を裏書譲渡した。 「裏書譲渡されていた」と言う所が解り難いです。 宜しくお願いします。

  • 簿記2級手形の仕訳

    いつもお世話になっております。 簿記2級の仕訳問題(手形)で、どうしても解からない問題の解説をお願い致します。 (1) 東京商事は、商品900,000円を仕入れ、代金のうち500,000円については、得意先名古屋物産を名宛人とする為替手形を振り出し、残りは、当社名宛人の為替手形を振り出した。 仕入 900,000 /売掛金 500,000         支払手形 400,000 の支払手形400,000の部分。当社が名宛人(支払人)なのは理解出来るが、それが支払手形なのか、売掛金の減少なのかがわからない。 「得意先○○を名宛人」=売掛金の減少は理解しています。 (2) 北海道物産は、商品1,200,000円を仕入れ、代金は、得意先京都商会より受け取っていた約束手形500,000円を裏書譲渡し、残りは当店振出京都商会引き受けの為替手形700,000円で支払った。 仕入 1,200,000 /裏書手形 500,000         /売掛金  700,000 の売掛金700,000の部分。 当店=振出人、京都商会=支払人は解かるが、 当店と北海道物産の関係が解からない。 どなたか解説とコツ等をご教授お願いいたします。 宜しくお願い致します。

専門家に質問してみよう