解決済みの質問
ローマ字表記のときに tu→tsu、 si→shi、 hu→fu、とするのはなぜですか?
キーボードで打つ時はtuでもsiでも出るのに、これは特別なのでしょうか?
またnの代わりにmを使うときもありますよね。shimbun 、tempraなどです。これはなぜでしょうか?なにか規則性はあるのですか?更に伸ばす音の代わりにhを使うときもありますよね。人名でkanohという表記もみたことがあります。これはなぜでしょうか。
投稿日時 - 2010-05-13 12:07:05
もともと,日本語は五十音順で書くことなどしませんでした。
仮名が47文字(「ん」を入れると48)あり,すべて違う音。
それを「いろは歌」で覚え,いろは順で書いていたのです。
日本人にとっては,日本語的には便宜上,50としておきましょうか,
「あ」とか,「す」とか,「め」とか,すべてこれで一つの音であり,
ばらばらの50個の音。
ところが,実際には「か」というのは ka のように
k という子音と a という母音が合わさったものであり,
ka で一つの「音節」をなす。
日本語では仮名を用いるため,この「か」で一つの音として切り離すことはないわけです。
その後,外国語の影響もあり,五十音で表すことが一般的になりました。
「アイウエオ」という母音で縦に5段
そして,子音で横に10列に並べる。
そうしてならべた五十音ですが,
「カキクケコ」あたりは素直です。
でも「サシスセソ」というのは
「アイウエオ」という母音はいいとしても,
s- という子音が一様ではないのです。
「シ」だけ仲間はずれ。
si ではない,これだと「スィ」に近い。
see, sea, C はこの「スィ」であり,
「シ」は she に近い。
そこで「シ」を shi と書くのがヘボン式です。
ヘボンという人が英語の発音に近いように考案した方式です。
「タチツテト」も一様ではない。
ti は「ティ」,tu は「トゥ」となってしまう。
「チ」は watch の最後の音,「ツ」は cats の最後の音に近いので
chi, tsu とする。
「ハヒムヘホ」も一様ではない。
「ハ」「ヘ」「ホ」は同じだけど,
「ヒ」「フ」は違う。
このうち,「フ」だけ fu としています。
実際には英語の f とは異なりますが,h とは違うということでやむを得ず選んだものでしょう。
日本語の「ン」は n とも m とも違います。
一応,普通は n を用い,子音 b, m, p は唇を合わせて出す音なので,
その前に来る時だけ,同じ唇を合わせる m の方が発音しやすいので,m としています。
すでに回答があるように,パソコンの変換は関係ありません。
si, tu の方がキーの数が少なくてすむから,それでも打てるし,
shi, tsu でも打てるようにしている。
いくらでもカスタマイズできます。
いわゆる訓令式の方がキーの数が少なくなるというだけで,それに合わせているわけでもないでしょう。
投稿日時 - 2010-05-14 01:31:57
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ベストアンサー以外の回答(4件中 1~4件目)
ローマ字表記は文部省と外務省で対立があるそうです。
tu, si, hu などは外人の目には触れないという前提で小学校などで教えるのには適しています。実際そう教えているようです。
外国人が見ることを前提とする外務省は外国人が正しくツ、シ、フと読んでくれる綴りを推奨したいので tsu, shi, fu とします。ヘボン式ですね。外国人は tu はトウー, si はスイーと違って読んでしまいます。
hu/fu は微妙です。英語にない綴りなのでどう読んでよいか迷ってしまうからと教わりましたが、fu をフと読むのは full など一部です。Hu (フー) という中国人名があるし、hu でも大丈夫なのかもしれません。
tempura, shimbun はそのほうが英語綴りとして正しい感じがするからです。例えば tempo, important などからの連想です。これらを tenpo, inportant などと書くと間違った綴りと感じます。kanoh の h は音を延ばす意味で付けるのですが、これは文部省的発想で、外国人相手には kano で十分なのです。
パソコン入力は機械の設定の問題だけなので、機種(あるいは変換ソフト)によっては変更も出来ますが、パスポートやクレジットカードは一度決めると変更が難しかったりするので慎重に決める必要があります。
投稿日時 - 2010-05-13 16:31:56
tsu, shi, fu は英語話者が日本語を聞いたときにできるだけ近いだろうと感じる綴りが元になっています(ヘボン式)。tu, si, hu は日本語の音組織に基づいたもので、タ行は t サ行は s ハ行は h というように行ごとに子音字一つを対応させます。行と段で構成される五十音というシステムにはこちらが合理的です(訓令式)。
ラテン文字は世界中で使われる文字のため、どの言語の読み方が正しいとは言えません。tu, si は「ツ・シ」だと言い張ってもまったく問題なく、一方、英語話者は「テュ・スィ」と読みがちだからそれは困る。tsu, shi としようというのももっともです。
こういう風にどちらも一長一短があり、これら両方式以外にも微妙に違ういくつかの方法があります(p,b,m の前のンに m を使うとか長音の表し方の違いなど)。日本語のローマ字表記は完成したものからはほど遠いのです。
「こうするべし」という定まった書き方がないからと言えるでしょう。
なお、「キーボードで打つ」ことと日本語のローマ字表記は、関係ありません。仮名変換にはどの方式のローマ字表記でも使われないものがあるため注意してください。cya→ちゃ, thi→てぃ など。
これは逆に考えるべきで、入力のしやすさの観点からヘボン式と訓令式どちらにも対応するように、またキー入力を減らすように工夫したり(「てぃ」の場合 texi でもできますが3ステップで入力できる thi が開発されました。これはメーカーが行ったことです)、幅を持たせています。
投稿日時 - 2010-05-13 15:16:08