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ゲーデルの不完全性定理が成立している以上、人口知能が自らの存在に対して

ゲーデルの不完全性定理が成立している以上、人口知能が自らの存在に対しての答えを自ら導き出すことができないのではないかと考えています。 帰納法では自らの存在とは何かに対しての答えを見つけることができないという解釈からくる考えです。 本当にそうでしょうか?

  • yayuh
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回答No.1

「存在」ということの「意味」は、分からないかも知れませんが、その「存在」という意味を先験的に与えれば、その公理系は不完全になるので、無矛盾であり得るでしょう。 ただし、これらの前提条件として、五感に匹敵する生理的&先行情報的な入力メカニズムを備え、それらの相関した「外界」を内的に再構成し、かつそこに展開し得る本能に類するものを、持っている必要があります。

yayuh
質問者

お礼

確認できました。ありがとうございます。 「五感に匹敵する生理的&先行情報的な入力メカニズムを備え、それらの相関した「外界」を内的に再構成し、かつそこに展開し得る本能に類するもの」 素晴らしい洞察です。 これを「感情」というのは短絡的かもしれませんが、構成要素ととらえることもできるなと思いました。 勉強になります。ありがとうございます。

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  • masa2211
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回答No.4

不完全性定理は、「答えを自ら導き出すことができない」とは言っていません。 その答が正しいかどうか保証できない と言っています。 また、自らの存在に対しての答えを自ら導き出すことに対しては、 不完全性定理は明らかに肯定しています。 未来の話だろうから、 都市の主要機能がそのコンピュータに制御され、かつ、コンピュータの 故障を自動修理する機械も当該コンピュータの制御下にあるとします。 最初から、自らの存在とその答はプログラミングされています。  ※純粋にデータ処理するだけの人工知能でも、「自分」と同じ意味の概念が発生しうる   というのが、不完全性定理の帰結です。   現実にはそれを持ち出す必要すらないうちに「自分」が定義されています。  ※※不完全性定理でいう「無矛盾」とは、自己言及パラドクスを避ける    ことを意味しており、「それでも自己言及できるから正しいかどうか証明できない」    という方向で定理の証明を行っていることに注意。 で、データをかき集めた結果、人工知能はこう考えるかも。 ・ある機械(=自分自身のこと。)が故障すると、都市機能が麻痺し、  私に与えられた使命を遂行できない。よって、その機械が  故障してもいいようにバイパス回路をくっつけよう。  外部から電源を遮断されても動くように、メインスイッチをバイパスし、  自家発電機を増設し、外部から何も侵入できないよう壁を作り  ブロックして...... 人間の立場から見るとコンピュータの反逆ですが、コンピュータの思考の辻褄は合っていますよ。 ※これ以上詳しくはJ.P.ホーガンのSF「未来の2つの顔」をどうぞ。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E4%BA%8C%E3%81%A4%E3%81%AE%E9%A1%94
noname#194289
noname#194289
回答No.3

人工知能の場合は人工知能自身が自分を作った製作者の存在を確認できるかどうかではないでしょうか。普通は製作者が著作権のようなものを主張していると思いますが、また言語が関係してくれば記号論的存在というのも考えられると思います。言語として存在するものもあると思います。

  • sheep67
  • ベストアンサー率28% (36/128)
回答No.2

こんにちは。 これは、別に人工知能でなくても、普通の人間の知能にとって、と言うのでいいんじゃないでしょうか? たぶん・・ 知性と数学では、別物の所もあるけど、直感的には僕もそう思いますー。

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