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日本刀は、人をたくさん斬ると、脂や刃こぼれで切れ味が落ちると聞きました

日本刀は、人をたくさん斬ると、脂や刃こぼれで切れ味が落ちると聞きました。 戦国の合戦場では、主武器が槍だったためそれで良かったとも聞いたのですが、では幕末の斬り合いなどはどうだったのでしょうか? もし本当に大人数を斬って逃げたりしたら、その後はもうその日本刀は使えなくなったりしたのでしょうか? 時代劇などでは、数十人にかこまれてバッサバッサと斬り捨てて逃げたりしますが・・・ あれはテレビの中だけのことだったのでしょうか。 テレビ見てると、気になって仕方ありません・・(^^;) どなたかご存知のかた、教えていただけますと幸いです。

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  • ベストアンサー
  • shizumo
  • ベストアンサー率12% (159/1285)
回答No.13

これはですね、良くある質問なんですが幾つかの状況が重なっていますので、切れる 切ると言うことをきちんと分けて考えないと難しい。 まず、戦場で戦っているときなのか?この場合は戦っている当人達の技術が絡んできます。極論を言えば一人で何人勝ち残れるかということになります。 また、この場合切る=殺傷なのか、骨まで断ち切るような一撃をいうのか、手首の血管を切り裂いただけでも切ると定義するのか判断に難しい。 あるいは生身の生き物(ヒトでも犬でもブタでも)を切った場合、日本刀の耐久力をいっているのか?で変わってきます。 前者であればこれは戦いの技術と日本刀の使い方は様々であり何人とは言えません。 後者で有ればテストカットなどである程度わかります。日本刀をつかったテストカットはわかりませんがこれらは西洋の剣です。西洋剣は日本刀よりも切れ味が悪いですがこれを見る限り2~3人で刃こぼれしたり脂肪で切れなくなると言うことはなさそうです。少なくとも充分に殺傷できる威力で切れています。ただし注意しなくてはならないのは、これらの肉は死肉であり生きている者よりも温度が低く脂肪は固まっています。血は抜いてあるので血のぬめり等の影響は受けていません 死んだ肉なので弛緩しています。ヒット時に体が緊張し筋肉が硬くなることはないです。私は脂肪より血のりが切れなくなる一番の原因と思います。切るという事は対象に摩擦によって食い込んで行くことですが血が付くことで血が潤滑油のような役割を果たし刃物が滑っていくためと考えています。とくに、動脈から吹き出る血は大量ですから切れ味は低下するでしょう。と、いうものの殺傷能力に達さないということはないと思います。 普通に考えて、戦場で刃こぼれしたり血糊ですぐに使えなくなるような「信頼の無い武器」など使えません。また、銃でも同じですよね。数発うてばジャムるような銃など使う気にもならないはずです。逆に言うと少々錆が出た程度で神経質なまでに手入れをしなくてはならないというのは太平の江戸時代に戦場剣術から刀がどれほど離れたか物語る良い証拠です。 それから日本刀は世界的に見ても非常に軽い刀剣で、間違えても「重い」と言うことは無いです。片手剣以下の重さを両手で持つのですよ。 http://www.youtube.com/watch?v=BzDU1edRawc&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=5_mCNoqqK0k&mode=related&search=sword%20bastard%20hand-and-a-half%20cutting%20testcutting%20test%20tameshigiri http://www.youtube.com/watch?v=spA8DYqHF_4&mode=related&search= 電話帳一撃両断。 http://www.youtube.com/watch?v=Vfes9jAmNNI&feature=related

takahasic
質問者

お礼

>きちんと分けて考えないと難しい。 ここまでみなさんの説明読ませていただいていろいろわかりました。 戦場の状況、使い手の技量、相手の防備、もしくは 戦闘目的(殺すのか、戦闘不能にするのか、もしくは逃げれればOKなのか) で違ってきちゃうんですね。 >普通に考えて、戦場で刃こぼれしたり血糊ですぐに使えなくなるような「信頼の無い武器」など使えません。 そうですよね、そこが一番疑問でした。 >西洋剣は日本刀よりも切れ味が悪いですがこれを見る限り2~3人で刃こぼれしたり脂肪で切れなくなると言うことはなさそうです。 動画見ました。 スパスパ斬れてますね。 正直、あの「切れ味お試し用の肉」が昔は生きた人間だったんだと思うと ちょっと怖くなりました・・(笑

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その他の回答 (14)

回答No.4

 足利の将軍は身分は高くても剣術ができ、傍らに数本の太刀をおいて取り替えながら応戦したそうです。  通常は三人くらいでしょう。  江戸になり、いわゆる太刀から刀になります。  対一か対三くらいまでなら、腕か手、つまりお小手をやれば相手は闘えなく為ります。  切っ先で上手な立ち回りなら、多少は人数も可能でしょう。  もともと武士の刀は何人もの人を切るものではないでしょうね。  自分の始末、身分の表示、護身が主な役目でしょうね。

takahasic
質問者

お礼

>自分の始末、身分の表示、護身が主な役目でしょうね。 これはなんだか、ぐっときました。 「自分の始末のための刃物」を、最高の切れ味にしておくなんていう発想は 大変日本人らしいと思います(-ω-、)

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  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.3

肉屋さんの作業現場を見たことありますか? 肉のさばきで骨は切りませんが、5分ぐらい作業するとやすりを持って包丁をしごいています。 油で切れ味が悪くなるのだと思います。 実感はないのですが、日本刀など刃物は使った後、研ぎに出すのでしょう。 応仁の乱の時、足利将軍家は室内の畳に数本の刀を刺しておき、取っかえひっかえ応戦したとの話が書物に載っているので、続けて使えるものではないのでしょう。

takahasic
質問者

お礼

うーーん、やはり 汎用性の高い武器ではなかったのでしょうか かなり面倒くさそうです

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回答No.2

お説の通り日本刀は最大で3人しか斬ることができません。 3人目を斬り終る頃は血のり、体の油・刃こぼれでもうこれ以上は無理です。 幕末も斬り合いはほとんどなかったです。 官軍は鉄砲を使っていましたからね。 上野の山の戦争の時斬り合いになりましたが、お互いににらみ合って「やー!」「とー!」と言っているだけで、動けなかったそうです。 お互いに怖かったのでしょうね。 この後は放って置くとまったく使えませんので特に名刀と呼ばれた刀は、刀鍛冶に出して修理をしたそうです。 また普段も刀の管理は厳しく武士が町人を斬ると厳しい取調べがあり、処分もあったそうです。 戦争以外ではめったに斬る事は出来ませんでした。 日本刀を持ったことがありますか? かなり重いのです。 3人斬って斬れなくなっても刀で相手を叩く事は出来ますが、重いが故に腕が痛くなり刀が振り回せなくなります。 ばさばさと斬るのはテレビだけの話です。

takahasic
質問者

お礼

>お説の通り日本刀は最大で3人しか斬ることができません。 そうですか~。なかなかシビアな武器といえますね・・汗 >上野の山の戦争の時斬り合いになりましたが、お互いににらみ合って「やー!」「とー!」と言っているだけで、動けなかったそうです。 うわああ リアルです(^^;) 昔の日本人も、斬られるのはイヤだったんですね。当たり前か・・

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noname#108517
noname#108517
回答No.1

二~三人で切れなくなるそうです。テレビは嘘です。

takahasic
質問者

お礼

ううううん・・・やはり嘘ですか・・・・ 日本刀が数十人斬れたとしても、あんなにかこまれて無事とは思えませんしね・・

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