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人々は温暖化対策の何を知っているのか

fiskerの回答

  • fisker
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回答No.12

No.10です。 一応リクエストがありましたので簡単な解説を。地球の表面が温暖なのは大気があるからです。大気のない月の表面では、日光が当たっている部分は灼熱、当たっていない部分は極寒となります。大気圏は太陽からの熱と地表からの反射熱を受けて一部を吸収し、残りは透過、あるいは反射します。この熱の収支はあるところで平衡状態となり、内側(地表側)の温度は外側より高くなります。これを温室効果と呼び、ビニールハウスの内側が高温になるのと同じ原理です。この温室効果の強さは気体の種類によって異なり、窒素や酸素に比べてCO2は温室効果の高い気体です。他には、水蒸気なども非常に温室効果の高い気体です。 恐竜が活躍したジュラ紀は現代よりCO2濃度が非常に高く、気温も高かったことが植物の化石などから推測されています。 尚、人為活動の有無に関わらず地球の気候は大きな周期で変動しており、ここ百年程度の温暖化傾向が人為活動「だけ」のためだとはおそらく誰も主張していません。人為活動による平均気温上昇への寄与は100年で数℃程度と見積もられていると思います。仮にこの先人類が努力して全世界でCO2の排出量25%削減を実現できたとして、その効果が正確にどの程度なのかは誰にも分かりません。焼け石に水かも知れません。高い信頼性で予測できるのは、CO2排出量の削減が温暖化の傾向を小さくする方向に働く(負の放射強制力という)ということです。主要国が対策を真剣に考えるのはそれが効果がある(可能性が高い)と判断したからです。 アメリカ合衆国は多国間の枠組みと協調するのを嫌う傾向がありますが、独自にCO2排出量削減のプログラムを持っています。また、CO2排出を削減するだけで温暖化を防げるわけではありませんが、CO2排出を25%削減するには必ずしもエネルギー消費を同じだけ削減する必要はありません。 科学者も政治家も、皆ではありませんがちゃんと考える人は考えていますよ。 ちなみに、エコカー減税は私も無意味だと思います。

yutayuta00
質問者

お礼

ん~。詳しいお答え勉強させていただきました。ありがとうございます。 温暖化対策はやらないよりやったほうが何とかなるって考えでしょうか。それなりの効果は期待できるのか、温暖化を遅らせることはなんとかできても、このまま何千年、何万年先になるか分かりませんが、地球は所々での生態系の変化と気候の逆転などと、徐々に変わっていくでしょうね。 まあ成るべくしてなった地球の周期だと考えれば私個人としてそう深刻ではないかも・・(笑) 例えそれが人為的なものであるなら、バチがあたったと考えて罰を受けますって考えです。(小さなエコ活動くらいはやらせていただきます。) 人間とは高度な知能を持つ反面、本来の哺乳動物の生活に反してきてるんです。それがこの結果かもしれません。 太古の時代は狩りをし、それを少しばかりの火で、物を焼いたり炊いたりして食べ、眠くなったら寝る。それが本来の人間の生活サイクルだったのかもしれません。 いまさら原始時代の生活に戻れと言うのは無理な話ですがね。

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