• ベストアンサー

日本が他国と比較し、慢性的にデフレ気味な理由

曖昧な質問で申し訳ありませんが、日本が他国と比較し慢性的にデフレ気味(ディスインフレ?)な理由が気になっています。 例えば、2007年前後の好況時でも、アメリカやEUが数%程度のインフレに対し、日本は1%前後(1%内?)だったと記憶しています。 ※数字は覚えていないでご了承ください>< 最近の不況を反映してではなく、経済構造等の根本的な観点から理解したいと思っています。 ※政策金利での誘導云々ではなく、経済構造に根本的要因があるように考えているのですが、誤りでしょうか??

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#178497
noname#178497
回答No.2

事象や根拠は複雑ですが、全体的なインフレ・デフレ事態は需要と供給のバランスで発生するシンプルな現象です。私が特に注目しているのは、輸出を中心に、全体的な流れが2007年前後に上昇傾向であるのに、農家の収入はこれに比例する事無く下がり続けています。輸出が好調でも国内で生産された物が国内で売れなければ、インフレには大きなブレーキですので、内需率の違いが鍵になると私は思います。ただ、デフレが必ずしも悪いとは考えていません。中国等の近隣諸国との貨幣価値の差が年々縮まってきていますので、将来、デフレ傾向は緩やかに沈静化していくと予想しています。もちろん、現在の状況も含め、もう暫く厳しいであろう事は容易に予想できるところです。

psalm221
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ”内需率”というのは、私には欠けていた観点でしたので勉強になりました^^ 少し自分なりに勉強して理解したいと思います。 引き続き質問としてご意見を集めたいと思います^^

その他の回答 (1)

noname#178497
noname#178497
回答No.1

psalm221さんの感じておられる違和感は、私も同感です。 私は経済専門家ではありませんが、興味があるので、日頃から色々考えたりしています。私なりの基準として考えているのは、1)流通貨幣の総量と2)流通食料の総量です。1)は一般に、増やせばインフレ、減らせばデフレと言われています。2)は、人間が生きていくのに必ず必要なものですので、不足するとインフレになります。歴史を振り返って見ても、1)江戸時代に多くの藩が財政難のために藩札を発行しインフレ、2)飢饉の時はかなり深刻なインフレです。 私は、現在の状況を招いた根源は、橋本内閣時代にあると考えています。この時は、郵便貯金や年金積立等のような、いずれ国民に返さなくてはならないお金を、国が自由に借りられるような法律ができました。郵便貯金は高額な金利を付けて返さなくてはならないのに、民間のように自由に運用する事が出来ない。年金は積立てよりも多く給付するような仕組みになっていましたので、国債分の金利をそれらに充てようと言うものでした。しかし、実際には国債発行は減ることもなく、巨大な額が、貯金→満期・納付→給付のペースを無視した短期間に流通してしまった為にバブルは発生しました。金が底をつくとバブルは崩壊。この、泥沼転落に歯止めをかけるべく見えにくい借金をさせないよう郵政民営化を断行したのが小泉内閣です。当然、借りた物は返さなくてはなりません。郵便貯金のラインを失った事で、国家財政は更に厳しいものとなりました。それでも、積立てた年金が消えたままですので、受給者や納税者にしわ寄せが来る事は避けられません。 簡単に考えると、バブルの時に大儲けをした一部の人間の付けを、大多数の庶民がこれからも払わされる構図と言えます。 しかしながら、現在の所、食料流通は比較的安定していますから、危機的な状況の実感が小さいようです。自給率の低い今の日本が、もしも、食料危機になってしまったら・・・。現在では想像も出来ないような修羅場になるでしょう。 今までのような贅沢が出来なくても、3食、食べられるならましだと思います。 橋本内閣以来、金持ち優遇制度が横行して来ましたが、そのために経済の波は異常に大きなものになってしまいました。金持ち優遇制度を改めて、庶民のための政治や行政になってくれれば、少しずつ経済は安定していくでしょう。 かなり、個人的な考えです。悲観していても始まりませんので、みんなで日本を元気にしていきましょう。

psalm221
質問者

補足

この時期(選挙)ですので、質問の意図がうまく伝わらなかったのでしょうか^^; 私の質問の意図としては、過去の政策や社会構造云々ではなく、経済・金融面から見た、マクロ経済における日本経済の構造的独自性を知りたいということです。 マネーサプライとインフレの関係性、(回答頂いた流通食料という基準に対して)一般に言う物価が文字通り”消費者物価”指数ということは理解しています。 政策が経済に及ぼす影響に関しては、それに個人として対応すればいいだけの話ですし、考察としては少し近視的なように感じます・・・ ご回答有難う御座いました^^ 以下、質問の補足として・・・ 現在の日本のインフレ率を現在の通貨制度の仕組み(非兌換紙幣)の性質と矛盾していると思うのは誤りでしょうか。 単に、経済成長していないからでは無く、国債の発行額とGDPの相対率に見合ったインフレがおきないのは、経済構造上、日本経済に独自性があるということでしょうか。 また、私の”独自性があるのではないか”という予見に対して、なにか見落としているような要因はありますでしょうか? 宜しくお願い致します^^

関連するQ&A

  • これまでに日本でインフレ→デフレ→好景気になったこ

    これまでに日本でインフレ→デフレ→好景気になったことってあるんですか? インフレ→デフレ→不況しか聞いたことないんですが。

  • 今の日本はデフレなのですか?

    先日見た、経済ニュースで、「政府はデフレ脱却に向けて取り組んでいるとし~」とあったのですが、 今の日本はデフレなのですか? 円安ですし、物価高ですし、インフレだと思っていたのですが、違うのでしょうか

  • なぜ日銀はインフレ誘導をしようとしないのでしょう?

    なぜ日銀はインフレ誘導をしようとしないのでしょう? 今、日本は長期の不況で疲れきっています。 それに対して効果的と思われる政策、対策をぜひ実施して欲しいと願っているのですが、目立った動きは感じられません。 そんな中、ひとつ思っているのですが、適度なインフレが必要なのではないでしょうか? 現在の不況は、ただ、物が売れないだけでなく、企業や個人がお互いにお金を使わないようにしている構造的なものだと思います。 長期にわたるデフレ・スパイラルの中で、お金は使わずに持っているほうが儲かるもの、という感覚になってしまっています。これでは投資や消費に結びつきません。 諸外国では、通貨量を適度に調節したり金利を調節することで、年1~2%程度のインフレへ政策的に誘導していると聞きます。 最近も、民主党政権で首相と金融相がインフレ誘導を国会で答弁しましたが、結局、日銀は動きませんでした。 質問は、なぜここまで不況が続く中、適度なインフレ政策は諸外国でもやっているのに、日銀がそうした対策をしないのか?ということです。 通貨量の調節など日銀の持つ裁量ですぐにインフレ誘導はできるはずなのに、なぜここまでデフレを維持しようとするのでしょう?諸外国が執る年1~2%のインフレコントロールというのは日本にはそぐわないのでしょうか? それとも、日銀の立場や経緯の中でデフレを維持しようとする背景が何かあるのでしょうか。 もしくは、デフレを続けることで得をする人達がいて、日銀はその人達の利益や権益を守っているのでしょうか? 私の知識や経験では、日銀の動き(動かないこと?)が理解できません。 どなたか、わかりやすくご説明いただければ幸いです。

  • 日本のデフレとドル買い円売り

    今、日本は、デフレになっているとの報道があります つぎのような、疑問をもってなやんでいます 1)ドルを売って、有力な外貨をかうべきか 2)買うなら、米ドル、ユウロの順にあんぜんか?  3)デフレが進めば、円安はやはり、進行するのか? 4)円安が、進めば、為替交換は、ストップされるのか? 5)実際、どれぐらいの為替レートで、ストップするのか? 6)どこの機関が、為替交換中止の指示をだすのか?日銀?日本政府?国連?アメリカ? 7)円安がある程度進んだ段階で、近日購入したドルを売りたいが、将来300円で売ろうと考えているが、そんなこと、私のような素人が可能なのかどうか? 8)行き過ぎた円安をアメリカがどこまで、容認してくれるにか?   きくところによると、アメリカも日本の国債をかっているので、おちおち   だまって見ていないと思うが 9)デフレの後にインフレは本当にくるのか? 10)インフレは、いつくるのか? 11)これほど、流通のよい日本で、いくら経済不況になったとしても、お米の取り合いはおこるのか? 以上、よろしくお願いいたします。

  • 日本がデフレになった理由と原因を教えて下さい。

    日本がデフレになった理由と原因を教えて下さい。 なぜ日本はデフレになったんでしょう? 根本的な理由を教えてください。 ↓この動画を見て疑問に思いました。 (8/17)夏の投資セミナー 山田 「当面の相場見通し」 http://www.youtube.com/watch?v=Tmm8mIeIqic&feature=youtu.be kabu.comのこの人の発言っておかしくないですか? この人はデフレの入り口は消費税だと言っています。 しかし、消費税導入後にに一時的にデフレを持ち直していますよね? この人の日本のデフレは消費税導入が原因の源だったという考えは、消費税がそのままでデフレが回復した理由が説明出来ません。 消費税が引き金となってデフレに陥ったのなら、消費税が無くなったわけではなく、消費税率がそのままの状態で一時的にもデフレ状態が回復するっておかしくないですか? 私が思うに日本がデフレに陥ったのは、ただ単に世界における日本の経済力が落ちたのが原因だったと思いました。 消費税が出来たからいきなりデフレ時代に突入したわけでなく、経済力が弱まってきて国際的競争力を失いデフレ時代に突入した。 消費税を新設しなくても日本はデフレ時代に突入していたと思います。 この考えはどうなんでしょう? 本当に1989年(平成元年)4月1日 - 消費税法施行 税率3%がデフレの本質だったのでしょうか?

  • 経済素人の者です。今日本はデフレと言われております。しかし、デフレと言

    経済素人の者です。今日本はデフレと言われております。しかし、デフレと言うのはお金の量が、商品に対して少ない場合に生じると聞きました。その逆でお金の量が、商品に対して多い場合をインフレというと聞きました。しかし、今、膨大な量の国債を発行しております。国債はお金の一種なのですから、お金の量が増えているということだと思います。お金(国債)の量が増えているのに、なぜ日本はインフレにならずにデフレになってしまうのでしょうか?教えて下さい。よろしくお願いします。

  • 日本のデフレと中国の資本自由化の関係

    日本のデフレと中国の資本自由化の関係 ある経済小説に、「中国の資本自由化が開始されるまでは、日本のデフレは続く。」という内容の文章がありました。 自国のデフレと他国の資本自由化の関係がよくわかりませんので、どなたかお教えいただけますでしょうか? 宜しくお願いいたします。

  • デフレからインフレに変換できませんか?

    長引く日本の不況の最大原因はデフレ現象にあります。 これを政策で、緩やかなインフレに変革できませんか? 昔の狂乱物価時代、貧乏人はより苦しい生活を強いられました。 しかし、緩やかなインフレ傾向は、今のようなデフレによる苦しい生活よりもずっと豊かな生活になるはずではないですか?

  • ゼロ金利政策について

    公定歩合を下げるとお金が良く回ってインフレに、あげるとデフレになるのですよね。 今まではデフレだから、日銀がインフレ方向にめいっぱい誘導してもインフレにならない状態と解釈してます。 最近「ゼロ金利政策を解除する」との話も聞きますが、これは「ゼロ金利政策がやっと効果を出してインフレ誘導になりつつある」との事でしょうか。 (補記)) 「ゼロ金利政策効果と別の要因で景気回復しているのなら、へたに金利をいじるのは良くない」と思っての質問です

  • 日本の経済政策について

    デフレ不況において消費税増税はデフレスパイラルを促進しむしろ経済を破綻させるとする批判があるようです。それでは、国家財政の健全化と経済成長を両立させるにどのような経済政策を取るベキでしょうか。私自身の意見としてはインフレターゲットしかないように思うのですが、現実の政策として採用されないのはどういう理由からでしょうか。 経済は素人なので御回答よろしくお願いします。