- ベストアンサー
生物界のLアミノ酸について
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
回答が付かない様ですので,専門外の自信なしですが一言。 > 生物はLアミノ酸で構成されていて、死んだらラセミ化が > 進んで、Dアミノ酸になっていくと聞きました。 その通りだったと思います。ただし,ラセミ化が起こるのは死んでからに限らず,生きている間でも常に進行しています。検出できるかできないかの非常に微量ですが。 > 生物はどうやってこのラセミ化を防いでいるのか ラセミ化自体は防いでいません(多分)。「では,どうしているか?」ですが,常に生体内の構成成分の分解・再生を繰り返す事で異常成分の蓄積を防いでいます。 つまり,ラセミ化が起こる起こらない関係なしに,生体の構成成分は新しいものに入れ替わっています。この速度の方がラセミ化よりも早いですので,結果的にラセミ化した成分は除去されます。 実際,目にあるクリスタリン等は殆ど入れ替わらないそうで,老化に伴ってD型アミノ酸の割合が増えていくそうで,これが老化して目が悪くなる原因の一つとも考えられていたと思います。 また,もしラセミ化が蓄積されたとすると,その成分は生体にとって異物となるため,免疫系によって排除されたと思います。 いかがでしょうか。ご参考まで。
その他の回答 (1)
回答ではありませんが 生物は死ななくともD型アミノ酸は生成されているはずです。特に脳等に多く,何らかの働きがあるようです。現在研究中のようで詳細は知りませんが。 参考までに 分析屋のrei00さんご活躍下さい。
関連するQ&A
- D-アミノ酸について。
深海の生物の水溶性化合物中に含まれるアミノ酸を マーフィー法を用いて絶対立体配置の決定を行ったところ D-アミノ酸の存在も確認できました。それで、D-アミノ酸 なんですが、L-アミノ酸と比べて塩濃度や水圧が高い所では、 D体の方が浸透圧調整をするのには都合がいいらしいのですが、 僕は具体的にはわかっていません。どなたか知っている方は いらっしゃいませんか?
- ベストアンサー
- 生物学
- なぜLアミノ酸が選ばれたか?
なぜタンパク質にはL体のα-アミノ酸しかないのでしょうか? その理由はまだ明らかにされていないってどの本にも書いてあるのですが、 今ある仮説など知っている方がいたら教えてください。
- 締切済み
- 生物学
- 地球上の生物の体を構成するアミノ酸の向きの偏りについて?
地球上の生物の体を構成するアミノ酸は(もしかするとアミノ酸だけではないのかもしれませんが)旋光性があるそうです。そもそも分子に右向きと左向きがある、と言うのにも驚いたのですが、生物の体は全てその片側から出来ている、と言う事にも驚かされました。ただなぜその様になったのかと言う事が全く解りません。上手くまとまりの無い質問になってしまいまましたが、もし答えをご存知の方がいらっしゃったら、どうか力をお貸し下さい。宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 生体内に存在しないアミノ酸を摂取するとどうなりますか?
地球上の生物は20種類ほどのアミノ酸だけで構成されたタンパク質から成る、というような話を聞いたのですが、 それではもしこれらのアミノ酸以外のアミノ酸を摂取した場合どうなるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- アミノ酸・タンパク質について
アミノ酸にはL体とD体がありますが、なぜ天然型のアミノ酸はL体なのでしょうか? タンパク質の二次構造で、αーへリックスやβシート構造をとりやすいアミノ酸はどれでしょうか?よければ理由もお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- L体-αアミノ酸について
タンパク質で用いるアミノ酸はすべてα-アミノ酸で グリシン以外は光学活性でL体ですが、 これをタンパク質の構造形成の面から説明・解読していただけないでしょうか? α位の炭素でアミノ基・カルボキシル基をもたないとα-ヘリックスでの水素結合、βシート構造での水素結合を結合させにくいんでしょうか? L体のみ、というのは、他の質問でも論議されていました。 これを構造上から解析することは可能なのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学