- 締切済み
「作り出していくもの」と「作り出していく“性質の”もの」
今小論文の勉強をしています。 そこである小論文対策の本を読んでいるのですが、どうしても理解できない部分があります。 本の中で、ある文章を添削しているのですが、その中の解説の内容です。 >「生きがい」とは「自分で作り出していくもの」か?「作り出していく“性質の”もの」ではないのか? 生きがいという言葉について色々な辞書で調べましたが、私には「自分で作り出していくもの」が誤っている理由がわかりませんでした。 このままでは心のもやがとれずに気持ちが悪いので、どなたかこの理由を教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
- pinkydrops
- お礼率90% (10/11)
- 日本語・現代文・国語
- 回答数3
- ありがとう数3
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- M_Sato
- ベストアンサー率54% (550/1003)
>「生きがい」とは「自分で作り出していくもの」か?「作り出していく“性質の”もの」ではないのか? ご提示の文章は、小論文の添削事例ですよね。 つまり、その小論文対策の本の著者は、「生きがい」について論じているわけではなく、「生きがいとは自分で作り出していくもの」という表現が適切でない、それではいい点がとれないぞと言っているのではないですか。 その文章の前後がどうなっていて、そのような添削が入ったのか、想像の域をでませんが、わたしなりに推測してみます。 「生きがいとは自分で作り出していくもの」という表現が間違っているとは思いません。たとえば、口頭で友人にこう説教する場合――「おまえなあ、生きがいってひとに決めてもらうものではないだろ。自分で作り出していくものだろ」これは、どこもおかしなところはありません。 ですが、小論文で「生きがい」について論じる場合は、「生きがい」=「自分で作り出していくもの」と定義してしまっていいでしょうか。上記のように口頭で叙述的に言う場合は何の問題もありませんが、論じる場合にはこれでは表現が曖昧で、あとの論旨に説得力が出ません。もっと厳密さが必要です。 「自分で作り出していくと決まっているもの」 「自分で作り出していくしかないもの」 「自分で作り出していくべきもの」 「自分で作り出していくたぐいのもの」 「自分で作り出していく性質のもの」 それによってあとの展開が変わってきます。 最後の「自分で作り出していく性質のもの」とは、「あらかじめ決まっているもの」でもなく「何かのなかから選択するもの」でもなくて、「(生きがい自体がそもそも)当人によって作り出されるという“性質の”もの」であると定義しているわけです。
- emeny
- ベストアンサー率39% (79/202)
つまり、何が言いたいか説明します。私の勝手な文章解釈です。 (「生き甲斐」とは「自分で作り出すもの」)とは、自分が好きなことして勉強していく(仕事していく)のが生き甲斐をつくっているものであり、自分という人間が作っていることなんだという事です。 (「作り出している性質のもの」)とは、生きがいが自分の中で作られる物質なのだなどと言っています。 つまり、人間の行動が生きがいになり得るものを作り出しているか、生き甲斐という物質が生き甲斐をつくっているかです。
お礼
「作り出すもの」と「作り出していく性質のもの」のどこが違うのかという問いに対して自分の中で明確な答えが得られなかったのですが、emenyさんのおっしゃるように、生きがいが受身か能動かという違いで区別すれば違いがはっきりとしますね。どうもありがとうございます。
- dogday
- ベストアンサー率29% (2314/7952)
生き甲斐は心の捉え方であって、同質のものに生き甲斐を感じない人と感じる人がいる。 だから「良いとされる」成功論のマニュアルどおりに作り出しても生き甲斐を感じるとは限らず、生き甲斐を感じるように自分を持って行く性質が必要。 生き甲斐を感じる性質を持てば、木石に対しても生き甲斐は感じられる訳で、「生き甲斐」自体を試行錯誤して作り出すものではなく、作り出す過程に生き甲斐を見いださなければならない。 と言っていると思われますが。
お礼
なるほどdogdayさんは「性質」の主体を人に置いたのですね。 >だから「良いとされる」成功論のマニュアルどおりに作り出しても生き甲斐を感じるとは限らず、生き甲斐を感じるように自分を持って行く性質が必要。 生き甲斐を感じる性質を持てば、木石に対しても生き甲斐は感じられる訳で、「生き甲斐」自体を試行錯誤して作り出すものではなく、作り出す過程に生き甲斐を見いださなければならない。 自身への教訓にもなりました。ご回答どうもありがとうございました。
関連するQ&A
- 文章力をつける方法
仕事上、文章(論文・報告書など)を書く機会が増え、 自分の文章力の無さを感じています。 このままではいけないと危機感を募らせています。 文章力をつけるための、お勧めの本や、 論文などを添削してくれる、通信講座などなど 文章力をあげるための良い手段があれば 教えてもらえないでしょうか?
- 締切済み
- その他(ビジネス・キャリア)
- 理解力(国語力、文章力)を上げるには?
国語力、理解力、文章力をあげるにはどうすればいいですか? 本を読むと良いと聞きますが、普通の本ではなく「論文を読むと良い」と聞いた事があるのですが、論文で理解力なんか上がるでしょうか? というか論文って図書館や書店に置いてますか?
- ベストアンサー
- 日本語・現代文・国語
- 大学入試の対策について
現在大学入試の小論文対策のために『小論文を学ぶ(長尾達也)』という本を読んでいます。 この本の第1章に「論文の書き方」という題で、どういう風に文章を書いていけば良いかということについて書かれています。 この内容は小論文に限らず、志望理由書や自己PR文、講義レポートといった小論文以外に文章を書かせる試験に活かすことは出来ますか。 この本を読まれている方、回答の程よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 大学受験
- 交代式や対称式の性質はどうすれば証明できるのですか?
交代式や対称式の性質はどうすれば証明できるのですか? 交代式は最簡交代式を因数にもつことと対称式は基本対称式の多項式で表せることの証明の仕方を知りたいです 自分なりにいろいろ探してみたのですが、ほとんど見つかりませんでした 対称式の方はWikipediaにあるのですが、よく理解できませんでした 高校数学はほぼ理解しているつもりですので、私にもわかりそうな説明のある本やサイトを知っている、または、ここで説明ができるという方はぜひ教えてください
- 締切済み
- 数学・算数
- 図形の性質を感覚的に理解できるようになりたい
先日やった数学Aの図形証明問題の話ですが、解答の途中に 「四角形ABCDにおいて、AB:CB=AD:CDだから∠Bと∠Dの二等分線はAC上で交わる」 という旨のことが書かれていて「なんでAB:CB=AD:CDだとAC上で交わるの?」と、そこで思考停止してしまいました。 先生に聞いてなんとか文字上では理解できたような気がしないでもないですけど、 こんな理解度のものを実際に応用して使うなんて不可能です。 この問題のことに限らず、私は図形問題が超がつくほど苦手です。 なんとか図形の性質を感覚的に理解できて、使いこなせるようにしたいです。 「丁寧に」指導してくれる本・または対策法を知っていたらどうか教えてください。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 慶應SFC小論文対策についてオススメの参考書(急
慶應のSFC志望です。 小論文の勉強をしたことなくてこれから独学で対策するのですがとりあえず 書き方として 吉岡の講義本に駿台の講義本 が決まりました。 次にネタ本が必要なのですが特にSFCの小論文は難しいと聞きます。 SFCの小論文ネタとしてどんな本からネタを入れたらいいのか全然わかりません 一応樋口のこれだけ小論文に過去問でラストに添削と考えているのですが… 何かオススメ、もしくはSFC対策について教えて下さいm(_ _)m 過去問onlyっていう回答はやめて下さいm(_ _)m
- ベストアンサー
- 日本語・現代文・国語
- JavaScriptの辞書??のような本でオススメ
JavaScriptの辞書というか、索引とかついていて、 詳しい解説がある本を探しています 何か使い易い、 理解しやすいものがありましたら教えてください
- ベストアンサー
- JavaScript
- 就職活動 小論文対策
私は論理的に文章を書くのは得意ではありません。 なので、小論文対策をしておきたいのですが、 みなさんはどのような方法で小論文対策を行いましたか? 新聞ダイジェストという雑誌に載っている 小論文対策の添削講座を受けようか迷っています。 それは月6回あるテーマについて小論文を書き、 添削してもらうというもので月15000円かかります。 そのような講座を受ける価値はあるでしょうか? また、お金をかけずに対策で切る方法(誰かに見てもらう方法)は あるでしょうか?
- 締切済み
- その他(就職・転職・働き方)
お礼
ご丁寧な回答どうもありがとうございます。 >その小論文対策の本の著者は、「生きがい」について論じているわけではなく、「生きがいとは自分で作り出していくもの」という表現が適切でない、それではいい点がとれないぞと言っているのではないですか。 なるほどその通りですね。 「作り出していくもの」では表現が曖昧というのは考えませんでした。私の勉強量不足ですね。「性質の」という言葉がつくことによって主体が人から生きがいに移っていくような印象を受けました。この違いを完全に咀嚼するにはまだまだ自分の実力が足りないようです。今後もっと国語力をつけたいです。