• ベストアンサー

展開時間と移動距離のグラフ

ペーパークロマトグラフィーを用いてフェノール類の分析を行ったのですが、その際に出された課題の一つがわかりません。 以下がその課題です。 「展開時間と溶媒の移動距離の関係をまとめたグラフは直線にならない。その理由を説明せよ」 実験の概要は、 ペーパークロマトグラフィーを用いてフェノール類(サリチル酸、カテコール、プロトカテク酸、没食子酸)の分離を行う。 発色には塩化鉄(III)反応を用いる。 Rf値とその発色状態を観察する。 お分かりになる方がいらっしゃいましたら、回答お願いします。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

ペーパークロマトの展開方式には上昇法、水平法、下降法などがあります。 上昇法:上を押さえた濾紙の下から展開液を上昇させる。駆動力は毛細管現象。 1.駆動力の問題。毛細管現象で昇る距離には限界がある。 2.展開槽内の溶媒蒸気が上方で飽和蒸気圧になっていない。上部の濾紙面から蒸発が起こり上昇速度が抑えられる。 なので、他の二つの方法が使われることがあります。 水平法:平たい容器に濾紙を挟んだガラス板を濾紙が水平になるように置き、スポットした側をはみ出させ溶媒が溶媒溜か容器下部から濾紙に染み込むようにする。 下降法:溶媒溜を展開槽の上部に置き、濾紙の上部にスポットして展開槽内で溶媒が下向きに展開されるようにする。(カラムクロマトの濾紙版) 多分、御質問は上昇法に関してでしょう。

qg_ec44
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ご察しの通り、上昇法で実験を行いました。 丁寧な解説でわかりやすかったです。 それでは。

関連するQ&A

  • ペーパークロマトグラフィー

    今ペーパークロマトグラフィー法を用いてFe(III)、Co(II)、Ni(II)の分析を行っております。そこで展開溶媒としてアセトン塩酸溶液(アセトン10容+濃塩酸1容+水0.5容)を用いて実験をしました。その結果Rf値はFe(III)が0.95、Co(II)が0.45、Ni(II)が0.02となりました。そこで展開溶媒中の塩酸の濃度だけをを3容に増加させて実験したところ、すべてのRf値が増加しました。そこで塩酸が多いほど良く展開されるということがわかったのですが、では塩酸の水素イオンと塩化物イオンのどちらがが影響していると思われるでしょうか?また展開溶媒中のアセトンはどんな働きをしているのでしょうか?どうぞよろしくお願いします。 試料は塩化鉄(III)、塩化コバルト(II)、塩化ニッケル(II)を用いました。

  • フェノール類の呈色反応

    フェノール類と塩化鉄(III)による呈色反応です。 o-クレゾール、サリチル酸での塩化鉄(III)との化学反応式を教えて下さい!!

  • 薄層クロマトグラフィーの展開溶媒について

    現在高校で科学研究をしていて、「薄層クロマトグラフィーを利用してゼラチンを結合しているアミノ酸の分離と同定をする」ということを行っています。 実験の最終目標は二次展開まで行うことです。 一次展開では、ブタノール:酢酸:水=4:1:2を混ぜた展開溶媒を、また二次展開では、 フェノール:0.1%アンモニア水=8:2を混ぜた展開溶媒を使用すると文献に書いてありました。 一次展開の展開溶媒で使う薬品は学校にあり比較的安全であるため問題はないのですが、 二次展開ではフェノールが学校になく、また危険なため使うことができません。 そこで質問なのですが、他の展開溶媒で二次展開を行うことはできますか? できるとしたら何の薬品を使えばいいのか教えてください。 薄層プレートはアルミニウムの上にシリカゲル60を引いたものを使っています。 乱文となってしまいましたが、回答よろしくお願いします。

  • TLC分析の発色法について

    薄層クロマトグラフィー(TLC)で展開溶媒はヘキサン:酢酸エチル=3:2、試料はアニリン、サリチル酸、ナフタレンを使いました。この際の発色法はヨウ素以外になにかありますか?

  • Rf値が近くなるのはなぜ?

    ペーパクロマトグラフィーの実験でRf値が近くなるのはなぜですか? 溶媒は蒸留水で溶液はクロムエロー、メチレンブルー メチルオレンジの混合液です。このときRf値が近くなるのはどうしてなんですか? わかる方教えて下さい。お願いします。

  • 光合成色素のクロマトグラフィーの順番

    今高校生物の勉強をしてて不思議に思ったことがあります。クロマトグラフィーで求める光合成色素のRf値の大小関係がペーパークロマトグラフィーの場合と薄層クロマトグラフィーの場合とで異なるのは何故ですか。使用する溶媒と関係があるんでしょうか。

  • アセチルサリチル酸の性質

    アセチルサリチル酸の性質 1.アセチルサリチル酸0.3gの薬包紙を1つ開き、結晶と色と形を確認。 2.試験管にアセチルサリチル酸0.3gを入れ、試験管1/3程度の精製水を加え、よく振り、溶解性を確認する。塩化鉄(III)水溶液を数的加えて色の変化の観察。 3.試験管にアセチルサリチル酸0.3gを入れ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液6mLを加えて観察する。 という実験を行いました。 以下の考察を考えなければいけないのですが… (1)サリチル酸からアセチルサリチル酸が生じる化学反応式を記せ。 (2)塩化鉄(III)を加えた時の色の変化について、サリチル酸とアセチルサリチル酸で違いの生じる理由を記せ。 (3)炭酸水素ナトリウム飽和溶液への溶解性についてサリチル酸とアセチルサリチル酸のあいだに違いはあるか。また、その理由を記せ。 (1)はわかりました。 (2)はサリチル酸にはフェノール性の水酸基(ヒドロキシ基)が含まれているが、アセチルサリチル酸には含まれていないため。 のような理由で良いのでしょうか? (3)は全くわかりません… (2)と(3)についてどなたか教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

  • Rf値について

    ペーパークロマトグラフィーでほうれん草の葉緑素の分離を行いました。 Rf値を計算し同定しようと思いましたが、肝心の基本値がわかりません。 展開液は 石油エーテル:アセトン:水(4:1:1)の上澄み液です。つまり有機溶媒混合液の水飽和液ですね。学生の頃の実験ノートをみながら追試したのですが、今回の実験で得られたRf値は 0.99 0.84 0.60 0.49の4種類でした。 どの文献を調べれば同定できるのでしょうか?

  • 薄層クロマトグラフィーの結果からRf値を求める

    牛乳をカラムクロマトグラフィーで分離し《その際、蒸留水による洗浄液(回収液A)を回収した後、エタノール溶液による洗浄液(回収液B)を回収しました》、 次にそれらの回収液を薄層クロマトグラフィーによって分離するという実験を行いました。 薄層クロマトグラフィーの展開溶媒には、アセト二トリル:水=5:1のものを用い、分離されたグルコース、ガラクトース、ラクトースのRf値を求めました。 ここで代わりにアセト二トリル:水=50:50のものを用いた場合は、5:1の場合と比べてRf値はどのように変わるのでしょうか。 クロマトグラフィーに関する知識が不足していて わからないのですが、どのように考えれば 良いのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 度々すみません

     薄層クロマトグラフィー(以下TLC)でα-ナフトール、β-ナフトール、2種混合物を分離しました。このとき検出方法としてUV照射と塩化第二鉄溶液噴霧を使いました。この2つの方法で何が分かるのでしょうか??またα-ナフトールの場合2色くらいに分離したのですがこれは何を示しているのですか?  ちなみに課題として物質の構造からRf値の大小を論じよとあるのですが糸口がつかめず先へ進めません。何かヒントとなるものをいただけないでしょうか。  私は高校生なので十分な資料を得られずに困っています(汗)。面倒とは思いますがどうかご回答をお願いいたしますm(_ _)m