微生物の発育阻害濃度について

このQ&Aのポイント
  • 微生物の発育阻害濃度について調査中。MIC法で濃度を調べているが、物質濃度によって阻害率が変動する現象が観察された。
  • 培地溶液に阻害物質を添加し、滅菌した条件で実験を行っている。物質の変性はしていないと思われるが、濁度法によるMICで矛盾が生じている。
  • 過去の抗生物質試験で観察された阻止円の大きさの変動を思い出し、その理由について知りたい。現在の情報では解決策が見つからないため、アドバイスを求めている。
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微生物の発育阻害濃度について

微生物(病原性)の発育阻害物質について調べています。 今は、濁度法によるMICで調べていますが、ある物質で20ppm~40ppmまでは、 阻害率が約100%なのにもかかわらず、60ppmの時に阻害率60%になっています。 これは、起こりえることなのでしょうか? 培地溶液中に阻害物質を添加してから滅菌しています。 一応、沸点よりも低い条件なので変性とかは、していないと思うのですが・・・ 以前、抗生物質の試験をペーパーディスク法で行ったときに、 阻止円を観察しました。その時に、一番高い濃度よりも下の濃度の阻止円が 大きかったのを記憶していますが・・・何故なんでしょう?? いろいろ、資料を検索していますが、これといったものが見つからないので どなたかアドバイスお願いします。

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回答No.1

<培地溶液中に阻害物質を添加してから滅菌しています。 一応、沸点よりも低い条件なので変性とかは、していないと思うのですが・・・ は、一概に言い切れないのでは? 阻害物質にもよりますが、抗生物質なら、120℃でも力価が落ちるので、加熱滅菌しません 無菌フィルターカートリッジ(ミリポアの0.45μm等)を使って阻害物質を別の滅菌容器に濾過し、滅菌(寒天)培地をあらかじめ溶解して60℃以下になったところで、添加攪拌すれば、熱変性は阻止できるでしょう。液体培地なら、そのまま添加すれば良いです。 無菌フィルターカートリッジは、こんな物です。(日本ミリポアのHPより) 注射器に吸い込んだ液をカートリッジを装着して、ピストンを押し出して使います。 http://www.millipore.com/catalogue.nsf/docs/C523?open&lang=ja

参考URL:
http://www.millipore.com/
umeumeume
質問者

お礼

お返事が遅くなって申し訳ありません。 アドバイスありがとうございました。 再度、熱処理をしない条件で行いましたが、同様の結果になってしまいました。 使用しているのは、天然の抗菌物質です。最終的に、熱処理をしなければいけない試料を作るので・・・ なんだか、訳がわからなくなっています(泣) もう少し、考えてみますね。

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