• ベストアンサー

感覚様相(感覚モダリティ)について

感覚様相(感覚モダリティ)を調べたところ、「感覚の種類とそれに即した体験内容」と書いてあったのですが、説明文が理解できません。簡単に言うとどういうことなのでしょうか? どなたか、わかりやすく説明していただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.3

#1です。 3行目を修正させてください。 △ 現在では皮膚感覚をさらに触覚,圧覚,痛覚,温覚,冷覚に分類しますし, ○ 現在では皮膚感覚をさらに触覚・圧覚,痛覚,温覚・冷覚に分類しますし, 「触覚・圧覚」は「触圧覚」,「機械(受容)感覚」とも呼ばれ, 「触覚」,「圧覚」,「振動覚」に下位分類することがあります。 「くすぐったさ」をこれに加えることもあります。 機械受容器には多様なものがありますが, 応答特性の違いによって4種類に分かれることがわかっています。 「温覚・冷覚」は「温冷覚」,「温度(感)覚」とも呼ばれ, 「温覚」,「冷覚」に下位分類されます。 応答特性の異なる温受容器,冷受容器の2種類が確認されています。 ついでながら「痒み」について。 以前は「痛覚」の一種とする説が有力でしたが, 近年,化学的刺激に応答して特異的に痒みの感覚を生じる経路の存在が明らかになってきました。 「痒み感覚」という独立した感覚としての扱いがふさわしいようです。 もうひとつ。 感覚受容器の種類に応じて感覚様相を細分化することについては議論があります。 これは皮膚感覚だけの話ではなく,たとえば視覚についても細かく見てみると, 光の波長に対して応答特性の異なる4~5種類の光受容細胞(桿体と3~4種類の錐体)が 網膜上に異なる分布で存在することがわかっています。 だからといって感覚様相を4ないし5種類に細分化することに妥当性があるだろうかということです。 これは受容器や伝達経路の相違という生理学的基準を優先するか, 感覚経験の非連続性という心理学的基準を優先するかの問題とも言えます。

bellia
質問者

お礼

とても細かく説明していただきありがとうございました! 痒みについての文章はとても興味深かったです。 とても参考になりました☆

その他の回答 (2)

回答No.2

こんばんは、 感覚とは、視覚、聴覚、触覚(皮膚感覚)、味覚、嗅覚、  運動感覚、平衡感覚、内臓感覚などを言います。 そして、感覚様相(モダリティ)とは、上のそれぞれの感覚による、体験や経験を言います。 例えば、「風景を見た」経験は、「風の音」を聴いた経験に置き換えられません、 このことを、ふたつの体験の「モダリティが異なる」と言い、 ふたつの様相の違いによって移行したりすることが出来ません。

bellia
質問者

お礼

例がわかりやすくて、理解しやすかったです^^ ありがとうございました!

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.1

視覚,聴覚,嗅覚,味覚,皮膚感覚など, いわゆる五感のそれぞれが「感覚様相(modality)」です。 現在では皮膚感覚をさらに触覚,圧覚,痛覚,温覚,冷覚に分類しますし, 五感以外の平衡感覚,深部感覚,内臓感覚なども固有の感覚様相と見なされています。 視覚,聴覚,嗅覚,味覚,平衡感覚を総称して「特殊感覚」, 皮膚感覚,深部感覚,内臓感覚を総称して「体性感覚」と呼ぶことがあります(内臓感覚を体性感覚に含めない場合も)。 視覚経験における赤と黄色の違いだとか, 味覚経験における甘みと苦みの違いのようなものは 「感覚質(qualia)」の違いということになります。

関連するQ&A

  • 色彩の属性間効果と様相間効果

    色彩の心理的効果である属性間効果と様相間効果に関して質問がございます。 例えば、距離感、大きさ感等の属性間効果は、それぞれ色相、明度という色彩の属性に因る効果である為、「属性間効果」と呼ばれているという解釈で間違いないでしょうか? もしそれで間違いないなら、重量(軽重)感、温度感等の様相間効果は何故「『様相』間効果」なのかと、つまずいてしまっています。それぞれ矢張り明度と色相という色彩の属性に因る効果であるのに、これらは何故「様相」なのだろうかと。。 言葉尻の問題なのかも知れませんが、どうもすっきりと理解できる回答が見つからず、困っております。浅学な私にも理解が出来ますよう、解りやすい平易な言葉でのご回答を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

  • 引っ張られる?感覚

    どうも、このカテゴリーでの質問内容にふさわしいか分かりませんが、 他に該当しそうなカテゴリーが無いので、ここで質問させていただきます。 質問内容なのですが、寝ていると、よく引っ張られる感覚に襲われます。 まあ、霊感とか言われるものは、持ち合わせてないと思いますが、 何か来たと感じた時は、大体金縛りになり(部分的な時もありますが)、引っ張られる感覚に襲われます。 必ず、目が覚め(たような感覚)、何か来たと思った時に、引っ張られる感覚になります。 だから別に脳だけ起きていて、体が寝ている状態の金縛りでは無いと思います。 何か「虫の知らせ」的なものなのでしょうか? それとも精神的なものでしょうか? あと部屋の異常と言うほどではありませんが、 規則正しい、「コツコツ、コツコツ、・・・」と、 音がするはずの無い壁から、音が聞こえる事は多々あります。 別に、感覚も音も、怖いとか、恐ろしいとかではなく、気になる程度の事ですが、 皆様もこの様な事に類似する体験をした事があるかなと、ご質問したわけです。

  • 不思議な感覚

    「あっ、この場面というか雰囲気というか・・前にどこかで見たことあるような・・・」 っていう不思議な感覚を体験したことはありませんか? あの感覚ってなんていうんですか? それと、皆さんは体験したことありますか?

  • 英語が急に理解できるようになる感覚

    別に 英語限定ではないのですが 外国に留学などしていて、その国の言語が それまで 話せない 理解できない状態だったのに ある日突然 わかるようなる 感覚が来たと、外国語が話せる人たちは口をそろえて言います 。 人が話している内容も 音楽の詞もスラスラ頭にに入ってくるというのです それをりくつで説明してくれ とお願いしても みんな 感覚だから 説明できないとしか言いません これを ちゃんと理論立てて説明できる方いますか ? ちゃんと単語や文法を勉強していなくてダラダラその国に住んでいた者でもそういいます

  • 自分が自分でない感覚

    自分が自分でない感覚 よく街中等で物事を考えながら、歩いていると自分が自分でない感覚がします。 上手く説明ができませんが、 「自分は○○という名前だけど俺は本当に○○なのか?」、「俺は何で今生きているんだ?」 など、自分が客観的に見えてしまう場合があります。 そして現実が現実でなくなる?みたいな事もしょっちゅう起こります。 とにかくスゴイ、変な感じの感覚です。 そしてそれが長時間続くと、少しだけパニックを起こします。 そしたらなおるのですが・・・ なんかの病気なのでしょうか? 皆さんもそんな体験はありませんでしょうか?

  • 曜日感覚の必要性

    曜日感覚の必要性をどう説明したら理解してもらえるでしょうか。 私の父は曜日感覚があまり必要ではない仕事をしています。(自営業) そのせいか以前から曜日について聞かれることはあったのですが、高齢となり、曜日感覚だけでなく日付もずれることがあります。 さらには、会合など参加を予定していた用事をすっぽかすことが増えました。 携帯電話でアラームを設定するなど対策しているようですが限界もありますし、なにより曜日感覚がないことから認知症になるのではと心配をしています。 そのため曜日感覚のずれがあったときなど、父に曜日感覚の大切さを分かってもらおうと話すのですが、「自分には関係ない」と突っぱねられてしまいます。 私自身話し上手ではないため上手く伝わってない、分かってもらえないともどかしく思っています。 どうしたら曜日感覚の大切さを理解してもらえるでしょうか。 教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。

  • いく感覚

    オナニーしかした事がない女です。 いく感覚がよくわからないのですが、もしこれがそうだとしたら、2種類あるんです。 一つは、膣の奥の方がびくんびくんと痙攣みたいになる感覚、でもこの時はちょっと物足りなくてまだ続けてしまいます。そして何回か同じ感覚がやってくるのですがそのうち疲れてやめます。 もうひとつは、クリトリスを中心に触っているときに来るんですが、おしっこをしたくなるような感覚+上に書いたびくんびくんがいっしょに来ます。そして実際におしっこなのか何かぴゅっぴゅっと出ちゃいます。この時は1回だけで満足してやめます。 これって普通じゃないんでしょうか?ちょっと心配です。

  • 感覚器官。

    こんばんわぁ。このカテゴリーで相談していいか迷ったんですが相談させてもらいます。あのぉ体の感覚器官の五感ってあるじゃないですか。それの嗅覚と触覚を調べてるんですがなかなか調べられません。明日レポート提出なんですが仕上がって無くて・・・・・どなたか触覚と嗅覚の絵とか図入りの説明文のサイトあったら教えてください。できるだけ早めにお願いします。

  • 引用されているラテン文の部分の意味が分かりません

     「必然性」の原義・意味がわかりません。(1)ドイツのNotwendigkeit、英語のnecessary/sufficient conditionなどから、「無しでは済まされない「必要性」」、とした方が直裁的で分かりやすく思います。でも、(2)必然性は「様相」カテゴリーでもあり、「然」の字を当てることによって、「必ず時間的または空間的に「そうなる」」という、時間・認識・真理様相的な判断の意味付けもあると思います。   (1)と(2)との根拠関係がしっくり来ません。たとえば、時間様相と真理様相の「必然性」でのからみあいなど。語源的な究極の意味を知りたくて、英語の哲学辞書のmodalityを引いたところ、下記のようなラテン語文が引用してありました。このラテン文の意味を、できたら、文法的な文構成の意味も含めて教えていただきたいのです。簡単なラテン語辞書・文法書を買ってみましたが歯が立ちません。  (a) Necessarily p implies Actually p (Lat. a necesse ad esse valet consequential);    (b) Actually p implies Possibly p(Lat. ab esse ad posse valet consequentia). どうかよろしくお願いいたします。

  • 妙な感覚

    健康とかのことかどうかわかりませんが... 突然、背筋...というより脊髄のあたりがムズムズすることってありませんか? 寒気がするとかゾクッとする、とは別な感覚のような気がするのですが。 歯医者で麻酔を打たれたときの歯がボヤーンとした感じを背中で感じているような気がします。 感覚がないということはないのですが。 今まで受けてきた検査などで引っかかったことはありません。 (一般的な健康診断などですが) 原因がわからないのに妙な感じがずっとしてて気になります。 この症状(?)が何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 説明がしづらいので、わかりにくい文になってしまってごめんなさい。