• ベストアンサー

長大な台詞のある日本の文学作品

タイトルの通りに、作品中のどこかに「長大な台詞」、しかもそれが、回想録のようなものではなく、リアルに会話している、そして、1人が何ページにもわたって長広舌を振るうという状況がある日本の文学作品の例がありますでしょうか?また、誰の作品にそういう傾向が多いでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nandakka
  • ベストアンサー率23% (45/190)
回答No.4

・『ドグラ・マグラ』夢野久作、角川文庫・教養文庫・ちくま文庫など  「読むと一度は気が狂う」とまで言われる、世界に誇る伝説の奇書です。  二人の対話→論文・調書その他の文書→二人の対話という形式のせいか  3~4ページに及ぶ長セリフが無数に飛び出します。 ・『虚無への供物』中井英夫、講談社文庫など  未読ですが、推理小説の歴史上極めて異彩を放つ作品だそうです。 ・『富士』武田泰淳、中公文庫  既読ですがよく分かりませんでした、スミマセン。  精神異常とか宗教とかの問題を扱っているようです。 ・『邪宗門』『悲の器』高橋和巳、河出文庫  先に挙げた作品ほどではありませんが、1ページ越えのセリフが  所々飛び出します。『邪宗門』は架空の信仰宗教団体が  世直しから始まって弾圧をくぐりテロリスト集団に変貌して  滅びるまでを、『悲の器』は愛人を無情に捨てたかどで訴えられた  大学教授の姿を通じて人間性の暗部を描いた作品です。 私の知る限り、誰の作品に長セリフが多いとは言えませんが 作品そのものが大作で、作者に元々インテリ的な傾向がある場合 長セリフが多くなりやすいようです。

garcon2001
質問者

お礼

いろいろ例があるのですね。ありがとうございます。 もともとインテリ傾向ですか。いえていそうですね。

その他の回答 (3)

回答No.3

 筒井康隆さんの「関節話法」などはかなりの大演説があったと思うけど。新潮文庫「宇宙衛生博覧会」に収録。 http://www.amazon.co.jp/dp/4101171157

garcon2001
質問者

お礼

読んだことあります。すっかり忘れていますね。

回答No.2

井上ひさしの「吉里吉里人」は長広舌の場面が多かったです。 例えば第三章でトラキチ東郷が演説する場面など。 中江兆民 三酔人経綸問答なども文学と政治パンフの中間的作品だからかもしれませんが、作中の人物は長々とまくしたててますね。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/hgonzaemon/nakaechoumin.html
garcon2001
質問者

お礼

キリキリジンは読んだことあるのですがすっかり忘れています。

回答No.1

こんにちは、garcon2001さん。 [浪曲] [文学作品] と キーワード を いれると いくつか あがっては きませんか?

garcon2001
質問者

お礼

難しそうです。。。

関連するQ&A

  • 京都が出てくる近代文学作品?

    タイトルのとおりですが、京都が舞台でなおかつ、 明治以降の文学作品ありますでしょうか? 本の題名・登場地域など教えてください。

  • 小説の登場人物の台詞に就いて

    お願いします。 ある作品の書評・後書きを読んで思ったのですが、憶えているもので2例ありまして、何と書かれていたかと申しますと、要はふたつとも同様に、「登場人物の台詞を使って作品の設定をさりげなく語らせているところが良い」ということでした。 これはいったいどういうことでしょうか。 私は常日頃、小説の登場人物というのは、どうして読者に対してこんなに親切なのだろうと感じている口です。現実の世界の日常会話には当事者同士のやり取り以外に余分な要素は一切入らないのが普通ですよね。それを物語の中でリアルの表現しようと思ったら、設定や説明に関わることは、極端な話、全て地文・語り部の作業でなければならないはずです、と思うのです。ですが、書評というのは専門家の意見ですから、そう書いてあっては、やはり正論・常識というものがあるのだろうかと、ちょっと不安になりまして……、 小説というのは、やはり会話から読者に内容を読取らせるというのが作者のテクニックになるのでしょうか? それとも、地文でだらだらと説明ばかりするのが面白くないということなのでしょうか? 何が正論ということもないかとは思うのですが、このような観点から、ご回答、もしくは登場人物の台詞というものに就いて何かご存知でしたら教えて下さい。 宜しくお願い致します。

  • クリスティの作品 この作品のタイトル教えて!

    ポアロシリーズだったと思うのですが 最初の方で招待客の1人が毒を盛られて死んでしまうのですが それは、無差別殺人で誰でも良かったのです。 犯行を解明した後、「そうです、このポアロが死んでしまうかもしれなかったんですよ!」 みたいなポアロの台詞で終わっていたと思うのですが、 この作品のタイトルわかりますか? できれば、もう一度読みたいと思っていますので 犯人は書かないで教えてください。よろしくお願いします。

  • ノンフィクション文学は芸術ですか?

    文学は芸術の一つだと考えられると思います。ではノンフィクション文学は芸術に入るでしょうか? wikipediaの「芸術」のページによると、「文芸(言語芸術)」とは以下のジャンルを指すようです。 ・詩 ・小説 ・戯曲 ・文芸評論 ・随筆 一般に日記やエッセーは随筆の中に含まれますから、必ずしも「事実に基づかない、創作した世界」を記したものだけが「芸術としての文学」として扱われているわけではないはずです。 「ノンフィクション」といっても紀行文や自伝、回想録のように随筆に含まれそうなものから、暴露本、告発もの、戦記、業界レポート、体験記までかなり幅があります。 詩的な作品から政治色の強い物、学術的な物、ビジネス色の強い物までいろいろです。 どこまでを「芸術」とよぶべきでしょうか?

  • 読みやすい訳の文学を教えてください

    読書や文学には縁のない人間ですが、最近、落語調に訳されたゴーゴリの「鼻/外套/査察官」(浦雅春 訳/光文社古典新訳文庫)を読みました。 このようなわかりやすい本を紹介してもらえないでしょうか。 学生時代は受験に必要な文学類を一通り目を通しました。本当に目を通しただけで、内容は頭に残っていません。 その後も、読む本は理論書だけで、文学とは無縁の生活。 観劇やバレエに誘われても、そのあらすじや本を相手方に送ってもらい、それで何とか切り抜けてきた状態。 映画やドラマにもほとんど興味がなく(仕事に関連するドキュメンタリーやノンフィクションは観ますが)映画から原作を読むという行動に移ったこともありません。 ですが、上記の本と出会い、内容の残っていない作品や理解出来なかった作品に、もう一度挑戦したいという意欲がわいてきました。 訳者によってこんなにもわかりやすく読みやすい物になるのだというのも知りましたので、今まで足りなかった教養部分を埋め合わせていきたいと思っています。 そのような作品を、紹介してもらえないでしょうか。 名前が長くて1ページ目からうんざりしたロシア文学でも、山勘があたって赤点スレスレだった日本の古典文学でも、何でも構いません。 基礎教養の部分に当たるような文学作品で、読みやすい本をぜひご紹介ください。

  • 文学小説のガイド本を探しています

    有名な文学小説を読もうと思い色々探してみたのですが、サイト等で探そうとするとネタばれが多く、いまいちうまく探せません。 様々な海外文学(ドストエフスキー・ディケンズ等)や純文学(太宰治・夏目漱石等)などを、ネタばれせずに大まかなあらすじを、魅力を伝えるにとどまった紹介しているガイド本が理想です。 出来れば、一人一作品ではなく、有名な作品は多く紹介してほしいです(ドストエフスキーなら「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」という風に)。あと、出来ればでいいですが別のページに、ネタばれを含むあらすじの紹介も欲しいです。 理想は海外・日本文学が一緒になっているものですが、難しいなら別々でも構いません(イギリス文学など、国ごとに分かれているのは冊数が多くなるのでいまいちです)。 色々注文が多いですが、宜しくお願いします。

  • 湿っぽくて陰鬱とした作品を教えてください

    タイトル通りです。鬱々としてジメっとして救いの無い作品を探しています。 アニメでもゲームでも小説でも漫画でもドラマでも映画でも作品の形式は問いません。メジャーな物でもマイナーな物でもドンと来い。 とにかく陰鬱な作品を教えてください。   【例】 ・ミスミソウ ・フラテルニテ ・ドラッグオンドラグーン ・SIREN ・鬱夫の恋 ……などなど。   様々な回答をお待ちしております、お気軽に回答下さい。

  • 宮沢賢治を用いた比較文学

    学校の課題で文学者を一人選び、各自で比較文学をして、レポート提出をするという課題が出ました。 学校ではひたすら、日本文学作品とその翻訳を見比べるといった方法で進めていたのですが、 レポートにするにはひたすら訳をそのままするだけでは内容のないものになってしまうと思い、 比較文学の方法論を論じたページがないかと探しましたが、見つかりません。 ちなみに私は、宮沢賢治を選びました。 『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』 『土神とキツネ』『セロ弾きのゴーシュ』 の4作品を英文、日本文ともに読みましたが、 そこからどのように論を展開していってよいものか 途方にくれています。 どうにかして今週中に書き上げたいので、アドバイスをよろしくお願いします。

  • タイトルに登場人物の名前が入っている文学作品

    タイトルに登場人物の名前が入っている文学作品といえば、 どんな作品がありますか? 例 「赤毛のアン」(モンゴメリ) 作品ジャンルは問いませんが、 登場人物は「人間」限定でお願いします。 主人公じゃなくても構いません。 苗字のみ、名前のみ、フルネーム、 どれでも結構です。 (範囲が広くなってしまうので、 ライトノベルは除かせてください。 よい作品が沢山あると思いますが・・) 先日別のカテゴリー(アンケートカテゴリー)でも質問しましたが、 最近の作品があまり出てこなかったので、 こちらに再投稿します。 先日の質問 ↓ http://okwave.jp/qa/q6908476.html 回答で出てこなかった作品として 「間宮兄弟」「海辺のカフカ」「ガリバー旅行記」「モモちゃんとプー」(モモちゃんシリーズ) 「次郎物語」「太郎物語」「レベッカ」「スカーレット」「トム・ブラウンの学校生活」 「わんぱくニコラ」「かの子ちゃんとマドレーヌ夫人」「少女パレリア」「ケインとアベル」 「怪盗ルビィ・マーチンソン」「オリーブ・キタリッジの生活」「ハイジ」「潤一」 「ニシノユキヒコの恋と冒険」 は思いつきました。 他にありましたら、回答よろしくお願いします。

  • 森や植物をモチーフとした絵画作品を探しています。

    タイトルの通り、森の風景や花、植物が描かれた絵画作品、イラストを探しています。 例としては、磯野宏夫さんの作品のようなものです。 http://www9.ocn.ne.jp/~hiroo/emeraldforest.html 植物等が描かれていなくても、印象が似ている作品、おすすめの作品があったら、 ぜひ教えてください。よろしくお願いします。