読みやすい訳の文学を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 読書や文学には縁のない人間ですが、最近、落語調に訳されたゴーゴリの「鼻/外套/査察官」を読みました。このようなわかりやすい本を紹介してもらえないでしょうか。
  • 訳者によってこんなにもわかりやすく読みやすい物になるのだというのも知りましたので、今まで足りなかった教養部分を埋め合わせていきたいと思っています。
  • 基礎教養の部分に当たるような文学作品で、読みやすい本をぜひご紹介ください。
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読みやすい訳の文学を教えてください

読書や文学には縁のない人間ですが、最近、落語調に訳されたゴーゴリの「鼻/外套/査察官」(浦雅春 訳/光文社古典新訳文庫)を読みました。 このようなわかりやすい本を紹介してもらえないでしょうか。 学生時代は受験に必要な文学類を一通り目を通しました。本当に目を通しただけで、内容は頭に残っていません。 その後も、読む本は理論書だけで、文学とは無縁の生活。 観劇やバレエに誘われても、そのあらすじや本を相手方に送ってもらい、それで何とか切り抜けてきた状態。 映画やドラマにもほとんど興味がなく(仕事に関連するドキュメンタリーやノンフィクションは観ますが)映画から原作を読むという行動に移ったこともありません。 ですが、上記の本と出会い、内容の残っていない作品や理解出来なかった作品に、もう一度挑戦したいという意欲がわいてきました。 訳者によってこんなにもわかりやすく読みやすい物になるのだというのも知りましたので、今まで足りなかった教養部分を埋め合わせていきたいと思っています。 そのような作品を、紹介してもらえないでしょうか。 名前が長くて1ページ目からうんざりしたロシア文学でも、山勘があたって赤点スレスレだった日本の古典文学でも、何でも構いません。 基礎教養の部分に当たるような文学作品で、読みやすい本をぜひご紹介ください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • k16399638
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回答No.2

海底2万海里 ヴェルヌ 19世紀にフランス人が書いた海洋冒険SFですが、その内容は21世紀においても立派に通用する、いい本です。 岩波文庫上下の訳は、読みやすくていいと思います。一方、福音館のハードカバーの訳は少し硬めですが、これはこれで味があります。両方に、初版のすばらしいエッチングのイラストが全て収録されているのも、おすすめの理由です。 カラマーゾフの兄弟 ドフトエフキー 光文社古典新訳文庫で、訳がこなれてわかりやすくなり、大ヒットしました。実際、小説としても非常に面白いです。 シャドー81 ネイハム アクション小説ベスト10の常連作で、面白いです。表紙でネタバレされていますが、なんの影響もなく面白い。大型旅客機の無線に割り込みが入り、その声は、自分はおまえたちの背後に位置している戦闘機だ、指示に従わなければ即刻撃墜する……  犯人の要求とは、旅客機の、そしてハイジャッカーの運命は? ハヤカワ文庫です。 SF、ロシア文学、アクション物、3本ですが、どうかお納めを。

MinMin32
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「カラマーゾフ」は最後まで読めなかった記憶があります。 これも光文社古典新訳文庫が読みやすいのですね? 確か、何冊にもなっている長編だったはず。 気合いを入れましょうか。 SFやアクションはほとんど読んだことがありません。 ですが、性格が男の様なので、合うのではないかと人にすすめられたことはあります。 ヴェルヌは有名ですよね。 新しい分野の開拓のような気分です。 これを機会に3作ともじっくりと向き合ってみたいと思います。 ご紹介、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • reviewer
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回答No.1

下記の本などどうでしょうか ルイス・キャロル、矢川澄子訳 不思議の国のアリス 新潮文庫 矢川訳については http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/hihyo/honnyakuka/yagawa-alliceaiwl.html ミヒャエル・エンデ、大島かおり訳 モモ 岩波少年文庫 大島訳については http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/hihyo/toko/momo.html

MinMin32
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 両方とも児童向けのものですね。 児童文学に関しては、仕事上必要に迫られて主な物は読みました。 2作とも既に読んでいます。 ありがとうございました。

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