- 締切済み
逆相クロマトHPLC前のサンプル処理
生化学、分子生物学の分野でタンパク・ペプチドのHPLCを用いた精製の研究論文を読むと、サンプルをメインの逆相クロマト(nano-LC c18等)のHPLCにかける前に、使い捨てカートリッジ式の固相クロマトでサンプル処理している記述がよく見られます。 使い捨てカートリッジは最近だとSep-Pak c18, OASIS HLB等が多いようで、これらはサンプルの脱塩のが主な理由のような記述をみます。 疑問なのは本番の逆相クロマトでも同様の脱塩が期待できるのにもかからわず、なぜ前処理が必要なのか?ということです。 サンプルに過剰量の塩が存在すると逆相クロマトの分離能などに影響を及ぼしたりするのでしょうか?
- kskayakawa
- お礼率80% (8/10)
- 生物学
- 回答数2
- ありがとう数3
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- jirofusetani
- ベストアンサー率71% (5/7)
塩も含めたその他の不純物による分離能の低下,カラムの劣化,再現性の低下が考えられるからです。主な役目はカラムの保護です。
- oil-sour
- ベストアンサー率68% (34/50)
僕はしてません。 仰る通り、もしトラップカラム(濃縮カートリッジ)を装備したLC-MSであれば、 必要ないと思います。 もともと脱塩はMALDI用のプロトコルだったからだと思います。 あとは、例えばゲル抽出の場合、 ゲル片などカラムが詰まりそうなモノの除去を目的としているのではないでしょうか。 なんらかの理由で非常に高塩濃度のサンプルであれば、 クロマトがシフトするかもしれない(ような気がする)ので脱塩した方が良いと思いますが、 一般的な教科書通りの調整であれば必要ないと思います。 サンプルのロスもあるので、 よけいな手間はかけたくないです。
関連するQ&A
- HPLCでサンプル(複数)を分析するにあたって。
HPLCでサンプル(複数)を分析するにあたって、どういった手順で進めていけばよいでしょうか。どなたかご教授下さい。 手順の例) サンプルの分析時間、平衡化時間、グラジエント時間、カラムの洗浄方法の検討等 ちなみに、逆相系HPLCを使って以下の条件で食品中のペプチドを検出しようと考えています。 <HPLC条件(グラジエント溶出法)> 移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸-蒸留水 移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸-アセトニトリル 流速:1.0ml/min カラム温度:室温 検出器:UV(220nm)
- 締切済み
- 化学
- ペプチド成分の抽出
細胞・組織抽出液から ペプチド(500-10,000 Da程度)成分のみを得て実験に用いる計画を立てています。 サンプルの組成としてはタンパク・ペプチド・リン酸塩・アミン・脂質・糖などが考えられます。電解質などは逆相クロマトで簡単に除去できると思うのですが、糖・脂質の除去でいい方法がないかと悩んでいます。 (脂質はヘキサン抽出が使えそうですが収率がかなり悪いようなので躊躇しています) 現在の環境では逆相クロマト(c18カラム等)、 分子量でカットするフィルター(10k,50k等)、あとは一般的な生化学研究実験室相当の環境があります。生体組織、サンプルからペプチド性物質のみを比較的簡単に且つ効率よく抽出する方法はどのようなものがあるでしょうか? 特にペプチドと糖の分離についていい方法がありましたらアドバイスお願いします。
- 締切済み
- 生物学
- HPLCでの有機酸測定について
生体サンプル(盲腸および糞中)の有機酸の測定(特に乳酸およびコハク酸)をしたいと思っています。 図書館で調べたり、抽出方法などを考えて測定しているのですが、残念ながら知識がほとんどなかったりするので、測定結果も芳しくありません。 pubmedなどは探したのですが、イオン交換クロマトグラフィーでほとんど測定されています。 私は逆相クロマトグラフィーで東ソーのODS100というカラムを用いて測定しようと思っているのですが、なかなかうまくいきません。 測定条件・サンプル処理法についてアドバイスや参考となる文献を教えて頂きたいと思います。なお、下記に現在の測定条件を書いておきます。知識のなさ故に、全く見当違いの方法でやっているかと思います。 優しく突っ込んで頂けると助かります(>_<) 現在の測定条件:移動相-0.1 %リン酸 , 検出波長-210nM サンプル処理法: 1 サンプルを純水にて抽出して遠心分離 2 上清に1N過塩素酸 200μL入れて蓋をして加熱し、タンパク除去 3 ふたを外して加熱し、揮発性物質の蒸発させ、遠心分離 4 上清にクロロホルムを入れて脱脂質し、遠心分離し、クロロホルムを除去 5 上清ヘキサンを入れ、さらに脱脂質し遠心分離 6-1 上清をHPLCに注入(感度が低いながら、分析可能) 感度を上げるため、濃縮乾固を行いたいので、実際は 6-2 上清に0.2N NaOH/MeOH 1mLで塩化して濃縮乾固 7 純水で溶解してHPLCで注入(これだと、うまく分離できずピークが検出できない) というやり方です。 細かい事でも良いので、突っ込みor参考図書・文献があれば、宜しくお願いします。
- 締切済み
- 農学
- Active reportの処理に関して
現在、Visual Studio2008で、C#とActive report、 MySQLを用いて帳票を作成しようとしています。 Active reportのサンプルに記述してあるバウンド処理や、アンバウンド処理 でMySQLから取得した情報を直接帳票に出力する事はできるようになりました。 但し、一般的なイメージとしては、印刷ボタンが押された段階で、画面上からの検索条件 を取得し、それをベースにDBへ検索しにいった結果をデータセットへ格納し、それを 帳票で使用して出力するようなイメージがありました。。。 そもそもその考え方が間違っているのでしょうか??? 私の知識不足ではあるかとは思いますが、上記のバウンド処理やアンバウンド処理では、 画面からの条件での検索がうまくいきません。 どういう形で出力するのが一般的なのでしょうか??? また、そのサンプル的なものも教えて頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- C・C++・C#
- HPLCの前処理として適切でしょうか。
HPLCで試料及び標準品を調製する際に、 標準品は純粋なものを使用し、希釈溶媒は目的成分の抽出溶媒あるいは 移動相というのが一般的です。 又、試料に関しては他のものを新たに加えるのではなく、試料中の目的成分以外のものをできるだけ取り除くように処理するのが一般的だとおもうのですが、目的成分の綺麗なピークを得る為に標準品と試料に添加剤みたいなものを加える方法はHPLC分析法として適当なのでしょうか。(移動相には添加剤は加えない。) こういう分析方法で分析を行っている方おられますでしょうか。 例)・標準品に0.1%硫酸銅水溶液を加える。→メタノールで全量を50mLとし、標準品とする。 ・試料をメタノールで抽出し、硫酸銅水溶液を加える。→メタノールで全量を50mLとし試料溶液とする。 ・移動相:メタノール:水(3:2) 宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- Ruby ファイルのリネームでのエラー
組み込みライブラリのFileクラスを使用してリネームをしようとしているのですが、パスを直接記述した場合はリネーム処理がおこなわれますが、変数で渡した場合は Invalid argument とエラーが出ます。 変数で渡した場合でも出来るようにするには何か別の処理が必要なのでしょうか。 宜しくお願いします。 ○のパターン File::rename("C:\test\01sample01.txt","C:\test\sample01.txt") ×のパターン sample1 = "C:\test\01sample01.txt" sample2 = "C:\test\sample01.txt" File::rename(sample1,sample2)
- ベストアンサー
- Ruby
- クロマト前の除タンパクを教えてください
クロマト前の除タンパクについて教えてください。 分析したい成分はフラボノイドなどのポリフェノール類の配糖体で、水に可溶です。 抽出物にタンパクが混じっており、除タンパクの操作が必要です。 エタ沈を試してみたところタンパクと目的成分が共沈してしまいました。 次の操作は陰イオン交換クロマトを予定しています。
- 締切済み
- 科学
お礼
>あとは、例えばゲル抽出の場合、 >ゲル片などカラムが詰まりそうなモノの除去を目的としているのではないでしょうか。 そう言われてみると、該当の論文ではLC前のフィルター処理の記述がないようです。 >サンプルのロスもあるので、 おっしゃる通りで、下手に前処理のステップを増やしてサンプルロスになるのは怖いですね。 ありがとうございました。