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歴史認識で討論しないのか

raky753の回答

  • raky753
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回答No.4

すみません、もしかしたら、質問者様が勘違いしてるかな…? と思ったので、補足します。 もしかして、質問者さまは、「事実」と「認識」と取り違えてるのではないか、とふと思いました。 たとえ話として、Aさんの身長が175cmだったとします。 それで、Aさんの身長を「高い」とみなすか、「低い」とみなすか、というのは「認識」の問題です。 高いと見る人もいるし、低いと見る人もいるでしょう。 ただし、大部分の人には、175cmという「事実そのもの」には異論をはさむ余地はないと思われます。 そして、「事実」の面で言えば、結構なレベルで公正な立場で議論できる場があります。 例えば、 日本歴史学会 http://www.yoshikawa-k.co.jp/gakkai1.htm では、事実関係が誤っている論文はきちんとした専門家によって弾かれますから、「事実」のレベルで錯誤が生じることはありません。 ですので、「きちんとした学会の論文発表」では、事実に関する点については、公正なルールの上での決着はつけることができると思われます。 これが「認識」の点になれば、繰り返し申してるとおりグダグダになりますが。 それで、質問者様が例に出された、「南京事件があったか?」という問題は、「事実」の範疇にカテゴライズされるものです。 それで、日本歴史学会で、「南京事件はあったか?」という論争が繰り広げられているか、と言えば、Noです。 というのも、日本の歴史学者で、「南京事件は無かった」と言っている人は、いないんです。 ゼロなんです。 なぜなら、「南京事件はなかった」という論(漫画家や元自衛官が言ったりしてますが)は、事実に基づいていないからなんです。 それで、 「南京事件は、世界史のなかのいろいろな虐殺に比べて大規模なものだったか?」 「南京事件を起こした責任はだれにあるか?」 「南京事件の実行者は残酷だったのか?」 と言ったような、「認識」のレベルの話になりますと、話は大きく違って、言いっぱなしで収拾がつかない状態が続いています。 まとめると、「事実」レベルでは、大学の史学科なりに進んで、論文を査読する人(レフェリーといいます)に見てもらえば、それなりに公正なやりとりができます。 論理が破綻していたり、事実を無視したりしていないかぎりは論文が通りますから。 しかし、「認識」のレベルでは日本のどこでも建設的な討論は行われていません。 (蛇足ながら、「南京事件は無かった」のような本が堂々と出版されているのは「血液型占い」や、「アポロは月にいっていない」の本が出版されているのと同じで、「そーゆーのが好きな人(信じたい人)」向けに書かれているだけで、学問的な話とは全く別だと思われます。)

tukihana
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ちゃんとした学問の分野では事実認定の部分では厳密にされてるんですね。 恣意的な内容の出版物やネットの書き込みなどがつい目に入ってしまうのですが、 そういうものはトンデモと思った方がいいでしょうか? 一方、確かに認識の部分は個人個人の思想や信念が関係する問題ですから、討論で白黒つけるのは難しいかもしれません。 しかし、多くの場合こういう事は単に自分の主張を述べるだけでなく、 相反する意見の人への批判がセットとなっている事が多いと思います。 それならば自分のフィールドで一方的に言い合っているより、面と向かってやりあってはどうかと思うのです。

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