夏目漱石「吾輩は猫である」の中の「情線」と「もの」の意味とは?

このQ&Aのポイント
  • 夏目漱石の「吾輩は猫である」の中の表現についてお尋ねします。特に、「情線」とはどういう意味なのか、辞書で調べましたが見つかりませんでした。
  • また、文中の「もの」の働きについても教えてください。
  • さらに、質問文に不自然な日本語の表現があれば指摘してください。
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「情線」、「もの」

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の「吾輩は猫である」の中の表現についてお尋ねさせてください。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html  『彼はアンドレア・デル・サルト事件が主人の情線(じょうせん)にいかなる響を伝えたかを毫(ごう)も顧慮せざるもののごとく得意になって下(しも)のような事を饒舌(しゃべ)った。』 1.「情線」はどういう意味でしょうか。辞書で調べましたが、見当たりませんでした。 2.文中の「もの」はどういう働きでしょうか。  また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • born1960
  • ベストアンサー率27% (1224/4399)
回答No.1

 心の琴線に触れるという言葉・・・わかります? この情線の場合も「主人の感情にどれくらいの影響を与えたか」って感じの意味です。  この場合の「もの」は代名詞ですね。 「毫も顧慮せざるもののごとく」とは簡単に言えば 「少しも心配しない人(奴)のように」ってことです。 「主人の感情にどれくらい影響を与えたかということを、少しも心配しない人(奴)のように得意になって次のようなことをしゃべった」って意味です。

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。「心の琴線に触れる」はよくわかります。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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