• ベストアンサー

受託販売について(商業簿記2級)

受託販売で,商品を受託した際の仕訳は,商品自体については仕分不要で,引取費用等を支払った場合のみその額を「受託販売」勘定で処理することになりますよね? この理由について,テキストには「所有権はあくまでも委託者にあるので」となっているのですが,それでは,なぜ委託販売で委託した場合は,同じく所有権は移動していないにもかかわらず,「積送品」として処理するんでしょうか? 受託した場合も,商品自体は自分の元に来るのだから,自分の商品と区別するために,何らかの勘定で処理すべきだと思うのですが。 お分かりになる方,ご教示いただければ幸いです。

  • 簿記
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fepfepfep
  • ベストアンサー率49% (27/55)
回答No.2

受託者側から見ると質問に記載されたとおり、受託商品は所有権がありません。これはどう言う事かというと、仕入れたわけではないので仕入債務も発生せず、売れても自社の売上ではありません。引取費用や保管費なども自社の経費ではありません。売れれば受取手数料を得るだけでその仕訳を起こすだけとなります。 売上が発生しない以上、委託販売のように原価計算のため「積送品勘定」のようなものを起こす必要もないことになりますし、記載されたような棚卸で自社商品と受託商品を纏めて期末商品にしてはいけません。但し諸掛は自社のお金で支払われることから、債権勘定として受託販売勘定が使われます。(売れた後は支払い義務が発生するので債務勘定として) >>「受託者としては,受託分は当然, >>自己の所有分とは区別して保管・管理しているので >>問題ないということなんでしょうか?」 仕訳と商品管理については全く別のものと思います。では仮に受託商品について何らかの仕分けを行えば自社商品と区別できる、と言う事にはなりませんよね?管理台帳を持たせたり保管場所を変えたりしてそれぞれの会社が独自の管理をしていると思います。

その他の回答 (1)

  • m_flower
  • ベストアンサー率59% (45/76)
回答No.1

委託者はもともと商品を仕入れていますから、仕入勘定に委託商品分も含まれています。 ですから、積送した段階で手許から商品がなくなりますから、手許の商品と区別するために仕入勘定から積送品勘定に振り替えます。積送の際に運賃などを支払っていれば、その分を積送品勘定へ加算します。 (積送品)12,000 (仕入)10,000           (現金)2,000 そして、仕切り書が届いた段階で、積送の際の諸掛かりを加えた額をあらためて仕入勘定に振り替えます。 (仕入)12,000 (積送品)12,000 委託者側の仕訳は、初めに仕入れていた商品の仕入を取り消して、委託販売が成立した段階で、あらためて仕入を起こす意味があります。 受託者とは、農産物や海産物の市場をイメージすれば分かりやすいでしょう。市場が委託品以外に商品を持っていることは基本的にありません。 つまり、生産者から預かった荷物を市場で販売することで、その手数料分が市場の売上になります。 基本的には入荷したものはその日もしくは翌日には販売してしまいます。大量に入荷してくる商品をいちいち勘定に入れることなんて不可能ですし必要ないでしょう。

182561
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 確かに,即日で売れてしまえば問題ないと思いますが,受託した商品を預ったまま期末を迎えるようなことはないんでしょうか? そうした場合,委託した側としては,売上原価を,仕入+期首在庫-期末在庫として計算するに当たり,仕入を積送品に振り替えておかないと,その分の期末在庫が少なくなっている(受託者に手許に行ってしまっている)ので,売上原価が過大に計上されることになり,だからこそ積送品に振り替えるのだと考えたのです。 同じ理屈で,受託者側が期末に売上原価計算を行う場合も,期末在庫が多くなっているので,何の処理もしなければ売上原価が過小に計上されることにはならないでしょうか? それとも,受託者としては,受託分は当然,自己の所有分とは区別して保管・管理しているので問題ないということなんでしょうか?

関連するQ&A

  • 委託販売、受託販売においての「売掛金」

    委託販売の時は 積送売掛金勘定を使用するのに 受託販売で 「委託された商品を販売し代金を賭けとした」場合は 売掛金/受託販売 となっていますが 受託売掛金/受託販売 となる場合もありますか? また逆に委託販売で 積送売掛金/積送品売上を 売掛金/積送品売上 とする場合もありますか? よろしくお願いします。

  • 受託販売

    1)四日商店から、販売を委託された商品81万を受け取り、引取費¥13,000を現金で支払った。 2)大垣商店に上記商品全部を97万2千で売り渡し、代金のうち60万は同店振出の小切手で受け取り、残額は掛けとした。 3)上記の商品について、売上計算書を作成して四日商店に送付するとともに、売上代金から手数料¥48,600と引取費を差し引いた残額を小切手を振り出して支払った。 とあります。3つとも仕分けはつながりがあります。 3)の仕分けについて質問です。 受託販売 959,000 / 当座預金    910,400           /  受取手数料  48,600 ↑ 先に1)で引取費を仕訳してるんですが、 3)の時に受託販売勘定から控除するだけで、引取費の仕訳をしなおさないのは、なぜですか?

  • 受託販売・委託販売

    受託販売は 「受託販売」勘定で資産と負債を一括して管理していますが 委託販売においては 「委託販売」勘定を受託販売のようには使わないのでしょうか? また「委託販売」と「積送品販売」とどちらの呼び方が正しいのでしょうか?

  • 【2級】委託販売-引取費の扱い

    委託販売において  積送品を引取る際の費用は  受託販売/現金 と仕分けるのに対して  売上計算書作成時において保管費と手数料の仕分けで  受託販売/保管費       受託手数料 と仕分けをするとテキストにあるのですが なぜ、引取費用は貸方が引取費ではないのですか? 仮説1 引取費用を現金で払ってることが重要 仮説2 引取費って勘定がない 仮説3 簿記とはそういうものだ と、仮説を3つばかし立ててみました

  • 積送品売上について(商業簿記2級)

    委託販売で,売上計算書を受け取った時の仕訳は,(1)受託者の販売額をもって売上とする場合と,(2)手取金をもって売上とする場合の2通りがありますが,(1)の場合がよくわかりません。 例えば,売上代金(諸掛含む。)が1,500円,諸掛が200円の場合,   積送売掛金  1,300   積送品売上  1,500   積送諸掛    200 となりますが,委託者側が負担すべきコストである200円が,なぜ委託者側の積送品売上に含まれるんでしょうか? そもそも,積送品売上勘定は,決算期にどのように処理されるんでしょう? 通常の売上と同様に処理されるのでしょうか? それならば,負担すべきコスト分が売上に加算されることになりおかしいような気がするのですが? というわけで,手取金をもって売上とする(2)の方法ならすんなり理解できるのですが,(1)はよくわかりません。 簿記独学の初心者なので,もしかしたらトンチンカンな質問かもしれませんが,よろしくお願いします。

  • 委託販売勘定についてどなたか教えて下さい。

    委託販売において委託販売勘定を用いるとき受託者に対する債権は積送品売上・債務は積送諸掛でいいのでしょうか。 例えば   (委託販売)56,000  (積送品売上)56,000 (積送諸掛) 8,000  (委託販売)  8,000 という仕訳が (委託販売)48,000  (積送品売上)56,000 (積送諸掛) 8,000 になるということでいいのでしょうか? どなたか教えて下さい。お願いします。

  • 委託販売 仕訳

    問題文が長いのですがこの仕訳がわかりません>< かねて藤沢商店に販売の委託をし、A商品30個(原価@¥1,000 売価@¥1,400) を積送していたが、本日、そのうち24個を顧客に販売した旨の売上計算書を受け取った。 なお、売上計算書には、藤沢商店が立て替え払いした包装費¥3,000と販売手数料¥2,000の記載があった。 当店は、委託販売について、積送品勘定を用いて手許商品と区別して処理する方法 によって記載しており、販売時において積送品売上を手取金額で計上するとともに、 そのつど販売した積送品の原価を仕入勘定に振り返る処理を行っている。 また、藤沢商店に対する売掛金や前受金は、委託販売勘定で一括して処理する。 回答お願いします。

  • 受託販売、委託販売時の発送費用はどちらが負担するのですか?

    受託者ですか? 委託者ですか? 問題によるのですか? 【問題文】 A店はB店に委託販売のために商品(仕入原価500,000円、販売価格600,000円)を送付した。 なお、発送費用50,000円を現金で支払った。 (借)積送品 550,000 (貸)仕入 500,000                    現金50,000 【問題文】 A店はB店より委託した商品に関する売上計算書を受け取った。 _____________________________             売上計算書 売上高                      600,000 諸掛     引取運賃      3,000     保管料        5,000      手数料(5%)  30,000        38,000   差引手取金額                562,000 _____________________________ (借)積送売掛金 562,000  (貸)積送品売上600,000    積送諸掛 38,000 この問題の場合は委託者が負担してるんですよね? 受託者が負担することもあるのでしょうか?

  • 積送品販売、委託販売、受託販売 この3つの言葉に混乱しています。

    このまとめかたであっているでしょうか? 積送品販売の種類に ・委託販売 ・受託販売 があり、 委託販売のことを積送品販売とも言う。   ??? 積送品販売、委託販売、受託販売について混乱しています。

  • 受託販売 仕訳

    この仕訳の(3)がわからないので教えてください>< (1)佐和商店から商品¥1,500,000の販売を委託され、この商品の  引取費用¥3,000を小切手を振り出して支払った。 (2)東海店に対して上記の受託商品全部を¥1,700,000で売却し、  この代金を同店振り出しの小切手で受け取った。 (3)上記の受託販売に関し、販売代金から販売手数料¥30,000と  引取費用を差し引いた残額を送金した。  なお、この送金は、当店の当座預金から佐和商店への当座振り込みの方法によった。 回答お願いします。

専門家に質問してみよう