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肥育中の豚の事故率と淘汰率
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- fumi26
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前回の回答を再度参照ください。肥育豚の淘汰を定義すると、伝染性疾患のため殺処分した場合、淘汰と扱うことは理解していただいたと思います。しかし、それを「淘汰率」として示すことは、伝染性疾患が発生した異常な経営体を数値として表現することになり、経営分析には使えません。「事故率」を用いる経営診断は、標準的な経営指針との比較に利用できますが、わざわざ「淘汰率」を示すことに意味があるか、疑問です。防疫に遅れがある国での指標として使われるのであればそれなりの意味もあるでしょが、日本ではどうでしょうか? 肥育途中での「発育の悪い豚」を殺処分した場合も、経営の中で事故として良いと考えます。なお、養豚経営での「淘汰率」とは、母豚の高齢化、繁殖障害に伴う更新のための殺処分を示します。
- fumi26
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ご指摘の取り、肥育豚の事故率と淘汰率には近似した意味があります。推定ですが、養豚経営の変遷がこの混乱や近似に影響したものと考えます。疾病防止、経営の拡大から一貫経営(経営内で繁殖から肥育出荷まで)が標準の経営になったことから、経営と防疫の間に解釈のあいまいさが残されているのではないかと思います。 事故率:離乳から出荷までの死亡・淘汰豚の頭数/総離乳頭数 (別添資料) :1年間に死亡した肥育豚の総数÷1年間に離乳した子豚の総数×100 (youtonkeiei_gijyutushohyo 岐阜県畜産協会 経営分析表「豚 肥育 事故率」で検索できる、Excelファイルです。) では淘汰の定義は何か、それは家畜保健衛生所などの統計で、伝染性疾病のため殺処分した肥育豚の占める頭数・比率と解釈され、この言葉が使われております。養豚経営からすれば、事故の中に淘汰が含まれており、家畜防疫からすれば、事故と伝染病による殺処分は別格扱いにしたいわけです。 普通、伝染病のため多頭数が殺処分されるためにめ事故率が高いことは、異常な経営体を意味します。通常の経営分析では「事故率」と表示してその生産性の一端を示しても問題はありません。また家畜防疫での統計では「淘汰」頭数を示すことも必要と思いますが、「淘汰率」が別個に統計として意味があるか疑問です。
補足
回答いただきありがとうございます。 少し踏み込んだ話になるのですが、ひね豚になり農家が自衛殺を取った場合も淘汰率として計算してもいいのでしょうか。
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