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ケインズ

ケインズの述べる流動性選好がどのような意味でセー法則批判と関わるのか? 投資の大きさはどのような要因によって、どのようなプロセスで決定されるか? ケインズが貨幣数量説をどのように批判したか? 何を書いたらいいかわかりません。 全部じゃなくてもいいのでわかる方教えてください;;

みんなの回答

回答No.2

・古典派とケインズ派の利子論の違いが分かればよいと思います。 (1)古典派 ・利子率は貯蓄と投資を均衡させる水準で決まる。投資は利潤最大化をする企業の生産活動で決まる。生産活動は主たる生産要素である労働の需給均衡できまる。労働需要は限界生産力できまる。労働供給は限界効用できまる(労働と余暇の選択)。このとき、労働と余暇を選択するということは、今働くか将来働くかの選択であり、これは今日消費するか将来消費するかを選択すること同じ。所得から消費を控除した残額が貯蓄。貯蓄は将来消費される。今消費することと将来消費すること(=今貯蓄すること)の交換比率を時間選好率といい、利子率と等しくなる。 ・すなわち、生産活動(供給)が決まれば、所得→消費・貯蓄→時間選好率が決まる。これがセー法則。セー法則の下では利子率は実物市場を均衡させるように決まる。このとき、貨幣は利子率決定に何の役割も負っていない。貨幣は中央銀行の貨幣供給に連動して物価水準を変えるだけ(貨幣数量説) (2)ケインズ派 ・利子率は実物市場ではなく金融市場を均衡させるように決まる。人々が貨幣を需要(保有)する動機はいくつかあるが、重要なのは流動性需要。これは不確かな将来に向けて手元にお金を置いておきたいという願望。利子率は中央銀行の貨幣供給を所与とした下で、貨幣の値段を表す。流動性選好が非常に大きいときは、貨幣がいくら供給されても人々に吸収されてしまい物価は上がらない(古典派では流動性需要を重視せずモノの取引のための手段としかみない)。 ・人々は今の消費は時間選好率で決めるのではなく直近の所得に応じて決めるとする。一方投資は企業の将来への見通しに大きく左右されるため貯蓄がそのまま使われるとは限らない(投資と貯蓄は不均衡)。大きな不確実性の下では投資は貯蓄より過少になる傾向が強いから、その不均衡は労働者の過剰にしわ寄せされて、失業となって現れる。 かなりはしょりましたが、あとはマクロの教科書をみてください。

  • 1tasu1ha5
  • ベストアンサー率51% (72/139)
回答No.1

どの程度の説明を書けばいいのか・・・指定が曖昧だから参考程度に分かる事だけ書いときますね。 1.セイの法則とは、「供給がそれ自身の需要を創造する理論」。 流動性選好説とは「貨幣需要量は利子率の減少関数であるとする理論」。 セイの法則とは需要を生み出すには供給を調整すれば良いという理論である。ケインズ経済学はこの視点を改め「利子」という概念から需要との相関性を述べた。世界恐慌頃に生まれた概念でしたね。有名な「雇用・利子および貨幣の一般理論」で述べられている事です。 2 えーと・・・曖昧すぎて答えに詰まる。出題者の意図が読めないけど、無難なところで、IS-LM曲線を説明すればいいのかな? http://ja.wikipedia.org/wiki/IS-LM分析 参考にならないかもしれませんが、以上で失礼。

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