• ベストアンサー

ホワイトノイズのスペクトル分布

ホワイトノイズを1回実計測したとき、そのパワースペクトルはバラつきますが、 その確率分布はどのような分布になるのでしょうか? 一見するとポアソン分布やカイ自乗分布、対数分布のような形をしていますが、 いったい何の分布関数に従うと考えれば良いのでしょうか? ご教示いただけると幸いです、よろしくお願いします。

  • ides
  • お礼率81% (13/16)
  • 科学
  • 回答数6
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

ああそういうことですか。強度(振幅)のヒストグラムの形ですね。 レーレー(Rayleigh)分布になるのではないかと思って試してみると、良く合います。他は試していませんが。 なんでレーレー(Rayleigh)分布かは勘でして、正しくないかも知れません。勘というのは、なんとなく酔歩問題に似てるかな、と思っただけです。正しければ理論的裏付けもどこかで見つかるんじゃないかと思いますが。。。。

ides
質問者

お礼

回答番号:No.5でレスさせていただきました。

その他の回答 (5)

回答No.6

#1,3,5です。ではこれが最後と言うことで。 Raileigh分布は、もともとはレーレーが次の問題を分析したことに発しています。酔歩問題といいます。 酔っぱらいがいて、一歩一歩の歩幅も方向もランダムである。ある時間経過したとき、酔っぱらいはスタート地点からどの距離にいるか、その確率。 拡散現象の式なんかにも出てきます。 英語wikiの読み方は間違えていません。 実数の白色雑音があって、そのフーリエ変換の実部と虚部とではヒストグラムの幅が大きく違っていたということですか? そんなことが現実にあり得るのかなあ、理屈の上ではありえない、という気もするのですが、済みません、ちょっとわかりません。 そんな場合にどうしたらよいのかも、わかりません。概略としてはレーレー分布からほど遠くなり、極端に実部虚部がアンバランスだとガウシアンの右半分だけの形に近づきます。

ides
質問者

お礼

何度もありがとうございました。 レーレー分布、およびそれとカイ分布との関係を知れただけでも勉強になりました。 この度は私の日本語がとんでもないことになっており、 たくさんの方にスルーされてしまっている可能性もあるので、 また後日同じようなスレッドを立ててしまうかも知れません。 その際はこのスレにリンクさせていただきたいと思います。 またよろしくお願いいたします。

回答No.5

#1,#3です。 #4様コメントを見て、混乱を避けるために注釈します。あとちょっと#3が親切ではなかったかとも思って補足。 #3の図のヒストグラムは、白色雑音の数値列をフーリエ変換し、その絶対値のヒストグラム。横軸が絶対値つまりスペクトル面での強度。縦軸が頻度。 #3の曲線は、レーレー分布です。 レーレー分布は x Exp[-x^2/( 2σ^2)]の形をしています。 レーレー分布の平均値はSqrt[π/2]σとなります。 ヒストグラムの平均値μを数値的に算出し、σ=μ* Sqrt[2/π]としてレーレー分布の曲線を描いたわけです。 #4様コメントに関して言えば、白色雑音とはスペクトル面で白色ということであって、それを実空間で言えばデータ点同士の間に統計的相関がないということであって、実空間での確率密度関数の話ではありません。 実空間の雑音振幅の確率密度関数がガウシアンであっても矩形であっても、白色雑音である限り、上記のようなスペクトル強度分布とレーレー分布との一致は得られます(一応テストしました)。

ides
質問者

お礼

シミュレーションまでしていただいたようで、誠にありがとうございます。 レイリー分布なるものがあるのですか。レイリー・ジーンズの式とはまた違うようですね。 このレーレー分布とは、どのような現象に基づいた分布なのでしょうか。 英語版wikipediaを見たところ、ランダムな複素数の実部虚部がガウシアンに従うとき、 その複素数の絶対値がレーレー分布に従う、ということが書いてあるようなのですが、 前提条件として「ガウシアンの分散が等しいとき」というのも書いてあるようです。 (英語は苦手なので読み違えているかもしれません) 以前実際に、実部虚部がガウシアンなのか見てみたとき、 それぞれの分散の値は大きく違っていたように記憶しています。 分散が異なる場合はどうすれば良いのでしょうか。

回答No.4

理論上のホワイトノイズは、振幅のヒストグラムではガウシアンになります。

ides
質問者

お礼

レスありがとうございます。 私の質問しているのはパワースペクトル(または振幅スペクトル)の強度の頻度分布です。 時系列データの強度分布のことではないことを御承知いただければ幸いです。

回答No.2

強度分布とパワースペクトルがごっちゃになっていませんか?

ides
質問者

補足

すみません、日本語に不備がありました。 おっしゃる通り、スペクトルの「強度の分布」を考えているつもりです。 この日本語では「スペクトルの分布」と捉えられて当然ですね。申し訳ございません。 スペクトルの「強度の分布」はどんな形になるべきなのでしょうか?

回答No.1

ホワイトノイズのパワースペクトルが「一見するとポアソン分布やカイ自乗分布、対数分布のような形」をするとは理解不能ですが。 それらは全て横軸左端(つまり直流部)が0でそこから高周波になるにつれ一端ヒストグラムが上がり、さらに高周波でまた0へ近づくという形ですよね。白色雑音の定義からして、いくらばらつきがあるにせよ、そういう測定結果になるのは白色雑音とは言えないはずです。 定義からして、白色雑音のスペクトルはフラットな分布です。現実の雑音は白色とは言っても自ずから高周波域についてはなんらかの減衰メカニズムがあってフラットにはなりません。でも、低周波域ですらフラットからほど遠いというのは、ほんとに白色雑音を扱っているのか疑問です。

ides
質問者

お礼

申し訳ありません。 他の方の御指摘にある通り、私の言葉が悪く誤解を与えてしまいました。 にも関わらず、丁寧な御回答誠にありがとうございます。 私の意図していたことは、スペクトルの「強度の分布」のことです。 つまりスペクトル強度を横軸に取り、ある強度が出現する頻度を縦軸に取った頻度分布が、 理論的にどのような分布関数に従うのか、という意味で質問したつもりでした。 情けない日本語を書いてしまい申し訳ございません。 また御教示いただければ幸いです。よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • ホワイトガウシアンノイズのスペクトル強度の頻度分布

    ホワイトガウシアンノイズを一回計測すると、そのパワースペクトルはバラつきますが、 その「強度の分布」はどのような分布となるのでしょうか。 すなわちスペクトル強度を横軸に取り、ある強度が出現する頻度を縦軸に取った頻度分布は、 理論的にどのような分布関数に従うのでしょうか。 じつは以前同じ質問をしているのですが、その時は私の質問の日本語が拙すぎたため、再びスレッドをたて御教授いただきたい次第です。 以前のスレッド (http://okwave.jp/qa4643321.html) では、 振幅スペクトルの強度分布はレイリー分布に従うのではないか、と御助言賜りましたが、 理論的裏づけについてはご存知ないとのことでしたので、再び質問させていただきました。 御助言いただく中で私の予想としては、 パワースペクトル強度は自由度2のカイ2乗分布(振幅スペクトル強度はカイ分布≒レイリー分布)に従うのではないか、 と思っているのですが、知識不足のため見た目でしか判断ができない状態です。 理論的に従うべき分布は何なのでしょうか。 よろしくお願いします。

  • ホワイトノイズ

    今、大学の研究でホワイトノイズを扱うことになりました。データ数200で、プログラムでホワイトノイズを 作成したのですが、これが(この作成したホワイトノイズ)が本当にホワイトノイズ といえるかがわかりません。 よくパワースペクトルが例にありますが、 どのようにしたら、ホワイトノイズである ということがいえるでしょうか? ご教授願います。

  • 二項分布とポアソン分布、それぞれで求まる確率が2倍も異なるのですが

     こちらに計算ミスがあれば、誠に申し訳ありません。  二項分布とポアソン分布、それぞれで求まる確率が2倍も異なるので、困っています。  次のような問いがあるのです。 「くじが当たる確率は1%であり、5回くじを引くとする。当たりが3回出る確率を、ポアソン分布を用いて近似的に計算せよ。」  二項分布でも解けなくはない問いです。  5C3×1%×1%×1%×99%×99%=0.000009801  ところがこれを、ポアソン分布を用いて計算せよとのことですので、  ポアソン分布の確率関数p(x)は、λ(ラムダ)を用いれば、  自然対数の底eのマイナスλ乗と、λのx乗との積を、xの階乗で除した式で表されますので、  (あえて関数式を書けば p(x)=(λ^x)*exp(-λ)÷x! )  λ=0.05を代入し、p(3)を求めればよいわけですから、  p(3)= 0.05^3 × exp(-0.05) ÷ 3!    ≒ 0.000125 × 0.9512 × 6    ≒ 0.0000198  と求まります。  これでは、ポアソン分布を用いて近似的に計算せよと言いながら、求まる確率が2倍も違う点で、とても近似的に計算しているとは思えません。  ポアソン分布の関数式を覚えていないもしくは度忘れした解答者がとりあえず二項分布で解いてみても採点者は一発で間違いと分かるように数値を設定したと考えることもできますが、ポアソン分布の精度が疑わしくなります。  あるいは、こちらの計算ミスがあれば、気づかずにいるミスを直ちに改めたいと思いますので、どなたかお答えを願います。

  • パワースペクトルについて

    パワースペクトル(ある信号の強度の分布)は時間信号をフーリエ変換してその自乗で出てきますよね。 そのパワースペクトルが正規分布になることはあるのでしょうか? もともと正規分布に近いものを自乗すると負の成分がなくなり,正の分布で正規分布の右半分のみのような分布になりますよね? これも正規分布(ガウシアン)と判断していいのでしょうか? この右半分の様な形のものを正規分布と判断する方法はありますか? 宜しくお願いします。

  • パワースペクトルの見方について

    パワースペクトルの見方について wikiのホワイトノイズやピンクノイズなどのパワースペクトルを見ていて思ったのですが 例えば、ホワイトノイズでしたら、パワーが周波数によらず一定になるようですが 縦軸が直線ならば確かに一定だな、と思うのですが 下半分が青く塗りつぶされていますよね? これは例えば周波数f1のときは-20、f2のときは-80、f3のときは-50、f4のときは-20といったかんじで 実は周波数ごとで全くことなる値を示しているということにならないのですか?

  • 分布ってどう使い分ければ??

    特定の時間内に駅の券売機に訪れる人数の確率分布として正しいのは 一様分布 正規分布 ポアソン分布 カイ2乗分布 t分布 標準正規分布 一様分布なわけがないことはわかりますが、ほかはまったくわかりません 何を基準に選んだらよいのでしょうか? そもそも正規分布と標準正規分布は何が違うのでしょう?

  • 確率変数XがP(X=1)=P(X=2)なるポアソン分布を持つならばP(X=4)を

    もし確率変数XがP(X=1)=P(X=2)なるポアソン分布を持つならばP(X=4)を求めよ。 という類の問題なのですがどなたか解き方をご教示ください。 ポアソン分布とは 「ポアソン分布 特定の事象が起こる確率pはきわめて小さいが、試行回数nが非常に多いためにその 事象が何回かは起こるときその生起回数の分布として表れる。 パラメータλのポアソン分布の確率密度関数は p_λ(k)=(λ^k)e^-λ/k!である。ポアソン分布の平均、分散はともにλである」 といったものです。

  • ポアソン分布の標準偏差

    ポアソン分布の標準偏差についてわからない問題があります。 x=(x1,x2...xn)とし、ポアソン分布の同時確率関数をf(x,λ)、確率分布関数をFn(x)としたとき、期待値E(Fn)を求め、そこからFnの標準偏差σを求めなさい。 という問題です。どなたかよろしくお願いします。

  • 水中の微粒子分布はポアソン分布になるのでしょうか?

    「100mlの水に500個の微粒子を入れ、均一になるように良く撹拌してあります。ここから10mlすくい取ったとき、x個の微粒子が存在する確率を求めたい」という場合、ポアソン分布になっているのでしょうか。 100ml中に500個では微粒子数が多すぎてポアソン分布になっていないような気がするのですが、10^5μl中に500個あると考えるとポアソン分布でいいような気もします。 私は、ポアソン分布の確率関数 f(x)=e^(-λ)*λ^x/x! において、 n:サンプル量(μl) p:微粒子濃度(個/μl) λ=np とし、n=10^4、 p=5*10^(-3)、 λ=50 より f(x)=e^(-50)*50^x/x! と考えたのですが、合っているでしょうか? 容量の単位を変えると微粒子濃度が大きくなったり小さくなったり感じられ、ポアソン分布の適用基準がわかりません。 本などで調べたのですが類似の例がなく、良くわかりません。宜しくお願いいたします。

  • ポアソン分布の確率母関数

    こんにちは、とある大学生です。 表題のとおり、ポアソン分布の確率母関数の導出を教えてください。 よろしくお願いいたします。