• ベストアンサー

インド洋の海自補給鑑の給油対象船舶は、アフガンでの対テロ戦の艦船だけなのでしょうか

こんにちは。 鹿児島市在住です。 昨年 12/17付の地元紙:南日本新聞社説(海上自衛隊のインド洋での給油活動延長に関するもの)に、以下のくだりがありました。 「また改正対テロ新法については、そのまま継続していいのか疑問がある。というのも給油量はピーク時の1割程度まで減少し、必要性は限られてきた。過去にイラク戦争への転用疑惑が浮上したように、現在はソマリア沖の海賊対策への転用が疑われる。そこらも論議したかった。」 当方 インド洋の海自補給艦は、・アフガンでの対テロ戦争 ・ソマリア沖の海賊対策で展開している米英等の軍艦 以上の両方に給油してると思っていたのですが、この社説のごとく アフガンでの対テロ戦の艦船だけが給油対象なのでしょうか。 お詳しい方 ご教示下さいませんか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ypan
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.2

給油対象はアフガン戦争に付随する海上阻止活動に従事する艦船のみです。 しかし、日本は他国の給油艦に補給を行っていますが、その給油艦が元々積んでいた燃料と自衛隊が給油した燃料を分けるのは事実上不可能です。 これを分けろというのは、水の入っているコップに水を足して、注ぐ前の水と足した分の水を正確に分けろと言うようなものです。 無理ですね。 よって帳簿による給油量・使用量の管理となる訳ですが、この帳簿上では、全て海上阻止活動に使用されているようです。 というか、自衛隊が給油する事によって阻止活動に使う燃料量は減る訳で、その浮いた燃料を他の活動に回すこともできるのですから、 帳簿以上の事に目くじらを立てても意味がないと思います。 ちなみに、アフガンでの戦争は、テロ組織による国家への挑戦への回答でもあります。 だからこそ、この行為自体を批判する国は殆ど居ません。 ここで失敗して世界各地に存在するテロ組織を勢い付かせるのは、どこの国にとっても拙いですから。 また、インド洋は世界最大の産油国であるサウジアラビアを含む中東の玄関口ですから、 ついこの間の原油高に不満を唱えていた人には、この海域の安定確保の重要性を理解していただけると思います。 そういう意味では、ソマリア沖の海賊対策も急務ですね。 あそこはカオスと化しているソマリア自体をどうにかしないと抜本的な解決にはならないと思いますが、 アメリカですら一度は匙を投げた国ですからねぇ。 話が逸れましたが、インド洋の海賊対策における日本の対応については、別に議論がされていると思います。

clemente
質問者

お礼

現状がよくわかりました。 ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.1

>この社説のごとくアフガンでの対テロ戦の艦船だけが給油対象なのでしょうか。 インド洋上での補給活動は「アフガンでのテロ対策」を目的とした法律を根拠に(各国艦船に無償提供で)行なっています。 原則は「アフガン・テロ目的以外の使用は、違法行為」となります。 ですが「各国の軍艦は、インド洋・アラビア海を移動」していますよね。 艦船に給油した燃料は「100%日本からの無償提供燃料だ」という艦船は存在しません。 燃料タンクでは、色々な地域で補給した燃料が混じっています。 燃料は液体ですから、これは日本から、これはシンガポールから・・・と区分する事が不可能です。 ソマリア沖に出動している各国艦船への無償燃料提供は、別途法律が必要です。 社説は、この部分を主張したいのでしようね。 余談ですが・・・。 時期オバマ政権首脳が来日しました。 その時に民主党首脳(小沢・鳩山など)に伝えた言葉が強烈でしたね。 「インド洋給油を止めれば、日本を反米国家と看做す」 日本は、未来永劫「アメリカのATM」となる義務がありそうです。

clemente
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

clemente
質問者

補足

日米同盟の必要性は認めますが、アメリカにとっては(現行憲法のままでは?)日本はアメリカにとっては「ATM」なんですね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 海自がインド洋で米艦船に供給した燃料がどう使われたかを開示するのはそれ程困難な事なのですか?

    いつも大変お世話になっています。 海自がインド洋で米艦船に供給した燃料がどう使われたかを開示するのはそれ程困難な事なのですか? 10月3日の代表質問で「米側に提供した燃料のイラク戦争転用疑惑を踏まえ」鳩山氏から次の様な質問が出、首相が答弁しました。海自の活動内容に関する情報開示を求めたのに対して「各国の理解を得ながら可能な限り開示できるよう努めている」と述べるにとどめました。 良く意味が分かりませんでした。海自が米のどの鑑にどれだけの燃料を供給したかなんて当然記録があるでしょう。そしてその艦がどこに向かったかも追跡可能。情報開示に事務的に難しいところは一つも有りません。なぜ各国の理解を得るなどという複雑な手続きが必要あるのですか?

  • ソマリア海賊対策

    こんにちは。 ソマリアの海賊対策で海自(自衛隊)と海保(保安庁)のどちらがベストでしょうか?

  • ソマリア沖 海賊狩り 海自貢献

    ソマリア沖に出没するという海賊の拿捕に、海自のヘリコプターが役立ったとの事でした。EU部隊との連携だったそうですが、中国は参加してないのでしょうか?懲りたのかな?今なら大丈夫かも知れませんが?

  • ソマリア海賊の根本的解決策

    こんにちは。ここ2,3年で急増しているソマリア海賊は2009年の上半期には140件まで増えてるらしいです。各国が会合を開いたり、艦船を派遣したり、上空からパトロールしたり、海賊対策のための情報センターを置いたりしてるみたいなんですが、根本からは解決できそうにないとおもいます。  ぜひ皆さんが思うソマリア海賊根本からの解決案を教えてください。 また、政府から作らなければいけないと聞いたことがあるのですが、政府とはどうすれば作れるのでしょうか?

  • 米大統領アフガンでのテロリスト制圧への日本の参加を要望

    「インド洋給油撤退に米反発 初訪米に懸案 鳩山氏に勝算は?」 民主、社民、国民新3党が、インド洋で給油活動を行う海上自衛隊を来年1月に撤収させる方針を固めたことを受け、米政府はさっそくイエローカードを突きつけた。 オバマ米大統領は3日未明、鳩山氏との電話会談で「アフガンでのテロリスト制圧」への日本の参加を要望した。テロ制圧は民生支援では不可能。鳩山氏は国際政治の現実を突きつけられた形となった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090911-00000506-san-pol インド洋給油撤退とアフガンでのテロリスト制圧に何の関係があるのでしょうか? また、どうしてアフガンのテロリスト制圧を日本が行わなければないないのでしょうか? アメリカだけではできないのですか?だとしたら、日本が参加してもできないと思います。

  • ソマリア沖の海賊対処の今後について

    ソマリア沖の海賊対処の今後について ソマリア沖の海賊への対策は現在陸海空三自衛隊が行っていますが、 海上保安庁の「改しきしま型?」2隻が完成したら自衛隊と任務を交代することになりますか? また、諸外国が軍隊に対処させているような事案を海上保安庁に行わせることは、 海保が軍隊の機能を営むことを認めていない海上保安庁法第二五条との整合性をとれるのでしょうか?

  • 海外に派遣されている自衛官は家族と連絡をとることはできるのですか?

    ソマリア沖の海賊対策のために海上自衛隊が派遣されていますが、海外に派遣されている自衛官は任務が終わるまで(日本に帰るまで)家族と連絡をとることはできるのでしょうか?。

  • リアルパイレーツ・オブ・カリビアン?

    最近、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策がどうのこうのというニュースをよく見るのですが、この21世紀、IT時代に海賊ってほんとにいるんですか? いまいちピンときません(?_?) いたとしたら映画のパイレーツ・オブ・カリビアンやワンピースみたいな感じですか? ひょっとしてあの映画は実際の海賊を参考にして作られたのでしょうか? 海賊に詳しい方は詳細を教えてください。<(_ _)>

  • ソマリア沖の海賊対策について

     質問タイトルにかかる別の人の疑問に対して、自分の意見を投稿したのですが、前から疑問に思っていたことなので改めて質問します。  ソマリア沖の海賊対策について連日報道されていますが、みんな複雑に考えすぎていませんか。要は海賊をしているほうが悪いわけですから、精密攻撃ではなく、殲滅することを主眼にしてソマリア海岸線を総攻撃して廃墟にすれば終わりなのでは?と単純に思ってしまうのですがだめなのでしょうか。ソマリアの海賊には遠洋の日本や米国を攻撃する能力はないのですから、徹底的に攻撃し、ソマリア海岸線を機雷封鎖するか、地雷で人が近寄れないくらい殲滅すれば海賊は防げるのではないでしょうか。

  • もし、給油活動を他国がしたら?

    テロ対策協力としての米国その他の艦船への給油活動が終了しましたが、給油艦の能力的には、中国やイギリスの給油艦でも可能と言われています。もし、そういった他国が給油活動をしたら、日本の国際的立場はどうなるのでしょうか?また、これは有り得ることでしょうか?