なぜ見抜けなかったのか 世界金融不況の予兆

質問

今回のサブプライムローン問題のきっかけとなったアメリカの住宅価格の低下について、どうしてもっと大きな声で「これはやばいぞ」といった声が聞こえなかったのでしょうか。大問題の端緒となることを見抜けなかったのでしょうか。
（いや、私は見抜いていた、言っていたなんて声もあるかもしれませんが）

アメリカの住宅価格を見る「S&Pケース・シラー住宅価格指数」や住宅着工数を見ると2007年の年初あたりから明らかにそれまでとは違う動きをしています。
着工数は激減し、住宅価格指数もそれまでおよそ5年間急騰していたのが急降下しはじめています。金利も高いレベルまで上がっていましたし、株高も言われていました。ある意味、日本の1989年を連想させる要素は山ほどあったのに…。

証券化で予想以上に複雑に世界に広まってしまったというのもあるでしょうが、なぜ金融のプロという人が山ほどいて、こんな簡単なことを見抜けなかったのでしょうか。

回答No.5

noname#77472 · ベストアンサー

まあ、２００６年に言えば赤兎扱いされましたね。
回答出来無いなら回答するなと。
儲けているのにこんな話聞く馬鹿はいません。

５２週線が１万５千円を突破した時点で
既に日経平均はオーバーロード。パンクしているのです。
（２００６/６月）
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=998407.o&d=c&k=c3&a=v&p=s,m65,m130,m260&t=ay&l=off&z=m&q=c

見ればすぐに分かるでしょう。

＞すぐに相場が戻ったのでよくよく調べもせず流してしまいました。
それが４月以降の相場。
これですね。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3878754.html

実際には、今後の相場の流れはこちらに。＃１
現に、１３０００円から盛り返すのでで相当だまされています。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3744142.html

もうやばい状態と言うのはこの＃５
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3533654.html
５２週線が下がり始めた。これしか言っていません。＾＿＾；

言うだけ無駄なのです。
目先の相場と金額を順次言っていれば良いのです。

回答No.7

ishijima

分かっている人には、分かっていた。気づいていた。

そして、本を出版したり警鐘は多く鳴らされていました。

ですが、バブルっぽい時期にはそういう声は無視されてしまうんですね。

それに、サブプライムローンを考えた人たちの中にも、恐らく気づいてた人はいるはずです。

回答No.6

fvlu1l0

個人破産　アメリカ経済がおかしい　NHKドキュメント

今から思うとすごい消費社会で危ないと思いました。
きっと人も企業もそれでみなハッピーだったので多くの人が
止められなかったのかなかと思いました。

参考URL：

http://usa-rei.com/archives/nhk.html

お礼

皆さんご回答ありがとうございます。

なかなか難しいですね。
ただやはり、格付け会社とか経済評論家とかカリスマ経営者とか・・・
みんなうそ臭く感じる今日この頃です。

回答No.4

ryuken_dec

＞ちょっとした不況、景気後退を予想するんじゃなくて「百年に一度？の大金融不況」です。
＞それすら予想できないなら金融界にプロはいないですよね

それを予期しろ・・・というのはかなり酷です。

今回のような金融危機になるためには、それだけバブルを膨らませる必要があります。しかし、バブルというのは冷静でない熱狂が生み出すのですから、どこまで積み上がるかは分かりません。
ですから、「サブプライムローンが危ない」という警告は出せてもバブルがそこまで膨らむことまで予知できるかというとかなりの難易度です。

「サブプライムローンは大きな欠点がある。しかし、人はそれに気づかずにかつてなかったほどにバブルを膨らませるだろう。そして、それが２００７年中頃に破裂する」なんてのは超絶難易度です。

サブプライムローンが危なくても、それの証券化、各種金融機関のレバレッジ、原油相場、オイルマネー・・・これらの動きが複数からまってこそバブルがバブルになりました。何か条件が異なっていれば、バブルがここまで膨らまずにサブプライム問題が発生して、ちょっとした不況で終わっていたでしょう。

今回の金融危機、株価下落は大きく騒がれていますが、実は株価などは数年前に戻った程度に過ぎません。数年前に戻った程度では大したことではないはずなのですが、ここ数年間の世界が空前絶後の膨張をしたがために下げ幅が大きくなっているだけともいえます。

論理的には近い将来に破たんすることが予想されるものに皆が投資してバブルを作り出すことまで予期するのは難しいと思います。

回答No.3

masuling21

前ＦＲＢ議長グリ－ンスパンさんは言う「私は間違っていた。市場に任せておけば間違いはないと思っていた。」ということではないかと、、、。

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.2

ryuken_dec

同様の質問が以下にあります。

http://okwave.jp/qa4338924.html

警告をしている人や注目している人はたくさんいました。ただ、それが大きく取り上げられなかっただけです。２００６年までは警告する人がいるものの、儲かっているんだからそれに乗る人が多かったというだけの話です。

日本の株や不動産バブルも同じです。異常を警告する人はたくさんいまいたが、それを否定する人がたくさんいてバブルになりました。

お礼

ご回答ありがとうございます。

かき消されてしまいましたか・・・

でも今回のは
ちょっとした不況、景気後退を予想するんじゃなくて「百年に一度？の大金融不況」です。それすら予想できないなら
金融界にプロはいないですよね
個人に運用アドバイスしている人も全員反省すべきですよね
全員ただのその日暮らしの博徒って言われても仕方ないと思います。

回答No.1

kaori7774

人間、お金が儲かるときには気が付かないものです。

日本だって、猫の額みたいな土地に何億ものお金が投資されていたときに
これは異常だと言った人はいたかもしれませんが、誰も耳を貸さなかった。
人間なんてそんなものです。
結局お金を前にして冷静な判断は出来ません。
周りが皆それに投資しているときにはそれが当たり前になる。
アメリカの自動車メーカーの社長も、兆単位のお金を借りに行くのに
自家用ジェットで出かけて怒られてます。
今までそれが当たり前だったからです。

お礼

回答ありがとうございます。

リーマンやゴールドマンの社員だったら、将来がどうこうではなく、今期の収益のため、成績のために全神経を集中するので「仕方ない」でいいと思うのですが、、、
中央銀行の人や、経済評論家などは「予兆情報」を見向いていち早くメッセージを発信していくのが命綱のような気がします。
これだけわかりやすい数値が出ているのになぜ「見落とした」のか…。

謎です。