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【アインシュタイン】人間が同時に二つの場所に存在することは不可能とは?【海辺のカフカ】
aminouchiの回答
- aminouchi
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ご質問に関してはいくつかの観点からお答えできますが、物理のカテゴリーですからその側面からまず答えましょう。 アインシュタインは量子論が勃興してきたときに、その考え方を理解できず、反対者の一人であったことをご存知でしょうか。その文脈の中で考えれば「いかなる人間も同時に二つのちがう場所には存在できない。」いうようなことを言いそうです(どの文献に出ているかまで特定できないですみません)。つまり、アインシュタインはその事を証明したのではなく自分の考えの表明をしただけと考えられます。 次に実際に分身が可能であるかどうかですが、実際にそんなことができる人間がいるかどうかは別として例えば1mほど離れた2地点間を1秒間に50回ほど素早く往復することが出来れば人間の目には二人の同じ人間がいるように見えることでしょう(ウィンドゥズなどのマルチタスクと同じ原理です)。 この他に、肉体としての自分と魂としての自分の分離ということは、想像世界でのことでしょうし、物理のカテゴリーにはふさわしくないと思います。 法律的にはいわゆる「不在証明(アリバイ)」の概念として認められています。ある人が犯罪の犯人として疑われていても、犯罪が行われていた同じ時刻にその犯罪が起こった所と離れた場所にいたことが証明されれば自動的に犯人ではありえない、とされます。推理小説のトリックとして、アリバイをどう崩すかというものがありますが、それにしたって同時に2ヶ所(あるいはそれ以上の地点)に存在することが物理的・現実的に可能であれば、最初から一番疑わしい人間を掴まえればよいことになります。
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お礼
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