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村上春樹の世界の終り・・や、海辺のカフカなどで・・

村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『海辺のカフカ』なので 使われてる、2人の主人公が絡むことなく別々に同時進行していく様子を描く方法を最初に 編み出したのは誰なのでしょうか?元祖・・と言うか。 見当違いかも知れませんが、指輪物語が途中から最後までそんな感じだったと思うんですけど、 (フロドの旅と、その他の様子を別々に同時進行させた)、あれが元祖ですか?

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  • toast5
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回答No.1

テキトーなことを言うと、まず「ふたつ以上の時間軸が交錯しつつ進行する小説」というのが発明されたんじゃないでしょうか。誰が発明したかは知りませんが、てきとーなイメージで言うと1900年前後のフランス人です。プルーストとかコクトーとか。その後フランスではシュールレアリズム運動というのが起こり、これは主に絵画の世界の話ですが、文学方面でも、例えばランダムな単語をくじ引きみたいにしてつなげて不条理な詩を作る、というような実験もシュールレアリズム界隈で多く行われました。そんなこともあって「よくわからん不可解な構成の小説の試み」というものがさらに深化を続け実験は繰り返され、その先に、「2人の主人公が絡むことなく別々に同時進行していく」ようなタイプも生まれたのでは。トールキンはいろんなものの元祖らしいので、たしかにその元祖もトールキンかも知れないですね。 それはそうと村上春樹が直接影響を受けたネタ元は何か、ということで言えば、案外映画かも、という気がします。「去年マリエンバードで」とか。テキトーな意見なので信用しないでください。

taku59000
質問者

お礼

ありがとうございます! 映画って発想はなかったです。確かに作品の構成が映画っぽい気もしますね。 僕は、全くの根拠なしに、何となくアメリカ文学にそういう構成を持った作品があるのかなぁ、なんて考えてました。 アメリカ人が思いつきそうな発明だなぁ~と何となく思ってたので。でも、映画から、ってのは案外そうなのかも。 シュールレアリズム作品は、ブルトンですか、読んだんですけど、ちょっと退屈で・・・。もう一回チャレンジして みようかな。 でも、考えると、村上春樹のあの2人の主人公が同時進行するってスタイルは結構画期的なんですかね。 変な例えだけど、一皿に二つの味のカレーがかかってるみたいで、好き嫌いは別として、読んでても普通に サクサク最後まで読めちゃうんですよねぇ・・・

その他の回答 (1)

  • toast5
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回答No.2

>もう一回チャレンジしてみようかな。 いやいや、別にすすめてはいませんよ。 もし、あえて読むなら『失われた時を求めて』をおすすめします。 理由は有名だから。僕は読んだことありませんが。 ちなみに「映画かもなあ」と思った理由のひとつは http://atelier-michaux.com/event/article/VM_01/vol3_talk.html このページ↑↑↑の「いくつもの時間の流れを同時進行的に表現する手法は、 その後、映画の世界で開発されていきますが」という記述です。

taku59000
質問者

お礼

ありがとうございました。 参考にします。

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